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gonnaやwannaの意味は?ネイティブが使う短縮英語の意味と使い方

英単語はたくさん覚えたのに、いざ会話となると聞き取れない…そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

リスニングを、より困難にする原因のひとつに、英語の短縮表現があります。

学校の英語授業では取り上げられることのないフランクな表現だけに、日本人にとっては馴染みのないものですが、ネイティブの日常英会話には頻繁に登場します。

そこで、この短縮表現の使い方をマスターすれば、英語の苦手意識を克服できるはずです。

今回は英語の短縮表現と、使い方についてご紹介します。
生きた英語を身につけて、自然な英会話を楽しみましょう!

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gonnaって何?

映画やドラマなどを見ていると、英語のセリフの中に

gonna

という言葉が頻繁に使われていることに気づいた方も多いのではないでしょうか。

これは英語の短縮表現のひとつ。ネイティブ達が英語を話す際にもよく使われている言葉ですが、どのような意味があるのでしょうか。

元はbe going toその意味とは

gonnaとは、going toの短縮形です。

going tobe going to~の形で使われ、~するつもりだ、~する予定がある、まさに~しようとしているといった、未来の予定や計画を表す表現です。

未来形といえば助動詞willがありますが、willが未来全般を表すのに対して、be going toは、あらかじめ決まった未来のイメージがあるときに使います。

gonnaは使わないほうがいい?

ネイティブの会話に頻繁に登場するgonnaは、とてもくだけた言い方です。
ビジネスやオフィシャルなど、正式な場に適している表現ではありません。

友達や恋人、家族などの親しい相手と、フランクな会話やメールを楽しむ際に使える表現として覚えておきましょう。

SNSなどで使われる省略語についてならこちらの記事もおすすめ。

英語のリンキング表現いろいろ

going togonnaとなるように、2つの単語が繋がって違う発音になることを、linking(リンキング)といいます。

ここでは、英語のいろいろなリンキング表現について見てみましょう。

リンキング(リエゾン)とは

リンキングは、2つの単語が繋がって、音が変化する現象のことをいいます。
日本ではリエゾンという言葉が知られていると思いますが、リエゾンはフランス語です。

英語ではリンキングといい、連音と訳されます。

英語スピーチなどでネイティブスピーカーのように、流暢な英語を話せる人がいますが、これはリンキングがきちんとできているためです。

リンキングなしで単語をひとつひとつ発音しても、言葉の意味は通じますが、片言英語のように聞こえます。
だからといって英語が通じないわけではありません。

しかし、リスニングとなるとそうはいきません。
リンキングが重要な意味を持つのは、英会話のリスニングにおいてです。

相手がgonnaと言った時、それがbe going toとわからなければ、gonnaを知らない単語だと勘違いしてしまいますよね。

リスニングでは、リンキングを知らなければ、相手の言っていることがまったく聞き取れないことが起きてしまうのです。
どんなリンキングがあるかを知った上で、繰り返し音声を聞き、音と意味を一致させるようにしましょう。

wanna

日常英会話で頻繁に出てくるwannaは、want to~の短縮形で、〜がしたいという意味です。

ネイティブの人たちとの会話でワナと聞こえたら、「何かしたいのかな?」と解釈するといいでしょう。

gotta

gottaも非常によく使われる表現で、got to~の短縮形です。got tohave got toの形で使われ、~する必要がある~、しなければならないを、意味します。

日常会話ではhaveが省略されることが多く、got toの代わりに、省略形のgottaが使われるため、

(行かなくてはいけない)
I gotta go.

といった表現になります。
会話の中でゴッタと聞こえたら、「しなければならないことがあるのかな?」と解釈するといいでしょう。

alright

alrightall rightの短縮形です。意味は大丈夫問題ない。日本人にも馴染みのある言葉ですね。

車のバックの際にオーライ、オーライと言いながら誘導する方も多いのではないでしょうか。

実はこのalrightは、もっと幅広い意味で使うことができます。
例えば、お礼を言われた際に、どういたしまして!という意味でも使えます。

例文:
ごめんなさい!
I’m sorry!

大丈夫ですよ。
that’s alright.

といった感じです。

さてよしといった用法もあります。

例文:
さて、行こうか!
Alright,let’s go!

よし、やるよ!
Alright,I do it!

といった具合に使えます。

便利な単語なので、日常会話にぜひ取り入れてみてくださいね。

won’t

won’twill notの短縮形です。
willには、未来形の〜する予定であるという意味の他にも、〜するつもりであるという意志の意味がありますよね。

won’tは、willの否定形なので、否定形で未来のできごとを表現する場合や、〜するつもりはないという、強い意志を表したい時に使われます。

例文:
彼は今日は仕事が終わらないと思うよ。
I think his work won’t finish today.Won’t you.

彼女のことは絶対に許さない。
I won’t forgive her.

また、won’t you〜?は、will you〜?の否定疑問文です。

例文:
水を取ってくれませんか?
Won’t you get me some water? 

否定疑問文ではない、
Will you get me some water?

でも、依頼しているのは同じですが、won’tの場合は、否定形となっている分、(取ってくれなくてもいいけど)取ってくれませんか?という控えめなニュアンスとなります。

gonna/wanna/gottaを使った英語例文

短縮形の中でも、比較的使用頻度が高いのは、gonna、wanna、gottaです。

ここではこの3つの単語を使った、英語例文を集めてみました。
実際に使ってみることで、言葉は定着しやすくなります。声に出して発音しながら、自分の英語表現として取り込んでいきましょう。

今すぐ部屋を片付けるつもり。
I am gonna clean my room right now.

going toの省略形で、未来の予定を表現するgonnaを使った例文です。
be動詞+gonna+動詞の原形の形になっているのがわかりますね。right now今すぐです。

今日は来る?
You gonna come today?

※be動詞を抜いた非常にくだけた表現

同じgonnaを使った例文を、もうひとつご紹介します。
こちらはさらにカジュアルな表現で、be動詞が省略されているのがわかります。

非常にカジュアルな言い方なので、プライベート限定で使ってくださいね。

次の日曜は何をしたい?
What do you wanna do next Sunday?

日常会話の中で非常によく使われるwannaですが、こちらも便利な言い回しなので覚えておきましょう。

want toの省略形ですから、動詞の原形であるdoが続きます。

水いる?
Wanna water?

want toの短縮形、wannaを使った例文をもうひとつご紹介します。

疑問文ですから、正しくはDo you want to~?です。
この場合、wantの後はto+動詞ではなく、名詞のwaterが来ています。

疑問形に必要なdoyouも省略されていますが、これでもちゃんと意味は通じます。
日本語でもそうですが、カジュアルな日常会話では、文法通りの文章が使われることはあまりありません。

意味がわからないと思ったら、何かが省略されていないかと考えてみると、意味を理解しやすくなることがあります。

待ち合わせ場所に行く時間だよ!
You’ve gotta go to meeting point now!

got toの省略形gottaを使った例文です。
ガタゴッタと発音されることが多いgottaも、日常会話での使用頻度は非常に高く、音をキャッチできれば、意味を理解しやすくなります。

ライター持ってる?
Gotta cigarette lighter?

※have you got a~?の省略形としての表現

最後にgottaが使用されている例文で、ちょっと違った用法をご紹介しましょう。

こちらの疑問文はhave you got ~?の省略形です。さらにhaveyouが省略されているのがわかります。

しかし、このgottaはこれまで解説してきた用法とは異なり、~しなければならないという意味ではありません。

単純に持っているという意味になります。have=持つとは中学の英語学習で習いましたよね。

こうした使い方もありますので、gottaが出てきたら、義務の~しなければならないか、所有の~を持っているかの、いずれかになると覚えておきましょう。

英語の名前の省略のしかたならこちらの記事もおすすめ。

まとめ

ネイティブ達の日常会話に頻繁に登場する、wanna、gonnaといった省略形ですが、学校や辞書ではなかなか学ぶことができません。

これを理解していないと、会話が成り立たないこともあるため、この機会にマスターしてしまいましょう。

be going toの意味を知っていても、gonnaがその短縮形だという知識がなければ、リスニング力は上達しないのです。

音声に慣れるには、繰り返し聞くことが大切です。オンライン英会話の無料体験を予約したり、英会話アプリや英語教材のCD付き商品を購入したり、できるだけ音に親しむ機会をもうけてください。

ネイティブが集まるイベントなどに参加するのもおすすめ。
ライブな英会話に触れることで、リスニング力を鍛えることができます。音声を聞く際は、短縮形のリンキングを意識することで、音をキャッチしやすくなりますよ。

リスニング力の上達には、繰り返し音に触れることが大切です。

頭だけではなく、全身の五感をフルに使って、英語に反応できるボディを作り上げましょう!







1件のコメントがあります

  1. 柴原知幸

    参考になりました。ありがとうございました。
    ところで、この短縮形で、won’t [you]をどこかで解説いただけたらと思っています。よろしくお願いします。

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