友達に発表しよう「来年の6月に結婚する予定なんだ」を英語で
今回は、日本人が言えそうで言えない英語の表現を紹介します。
「来年の6月に結婚する予定なんだ」英語ではどのように表現するのでしょうか。
日常会話でよく使う表現ですので、ぜひ覚えて使ってみましょう。
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日本語は主語が抜ける
「来年の6月に結婚する予定なんだ」という日本語表現ですが、この文章を英語に訳す、という視点で改めて読んでみてください。
実はこの文章には、誰が、という行為の主体を示す主語がありません。
通常英語のフレーズには、必ず主語(=誰が、何が)がありますが、日本語では、特に会話の場合、主語が省略される傾向にあります。
日本語の会話では、主語を言わなくても、誰が・何がという主語がそれまでの文脈から分かる場合には、わざわざ主語をつけないことが多いのです。
あえて主語をつけると、逆に不自然な会話になったりすることがよくあります。
例えば、誰かと約束をしている場合、
田中さんと約束してます。
I have an appointment with Mr.Tanaka
と言いますよね。
英語のフレーズだと必ず I(私)がつきますが、日本語では「私は田中さんと約束してます。」とはあまり言いません。
つまり、日本語表現を、そのまま英語のフレーズに置き換えようとすると途端に難しくなることがあります。
その原因として、このような日本語と英語の特性の違いが挙げられます。
日本語の文章をもとに英語のフレーズを組み立てる時は、まずは文脈を遡り、主語を定めましょう。
英語は英語の特性に従い、文章を組み立てていくことが大切です。
「来年の6月に結婚する予定なんだ」の主語は何?
では、「来年の6月に結婚する予定なんだ」と英語で言いたい時の主語は何になるのでしょうか。
例えば、もしも自分一人で誰かに話をしているときに、「僕来年の6月に結婚する予定なんだ」と言いたい場合。
主語は僕、すなわちIになります。
ですが、もしも相手の方と一緒にいて「あ、私たち来年の6月に結婚する予定なんだ」という場合、主語は私たち、すなわちWeとなります。
場面に合わせて正確な主語を選びましょう。
結婚を祝福するときに使える英語はこちら
「結婚する」の一般的な表現
ほとんどの日本人の方は「結婚する」は、英語でmarryと習っていると思います。
確かにmarryは「結婚する」という意味の動詞ですが、一般的に「結婚する」の意味で使われる表現は、get married(発音:ゲッメリードゥ)です。
結婚する=get married
このフレーズ、何度も繰り返し発音して、覚えてしまいましょう。
実際、「〇〇は結婚する、結婚した」を英語で表現する場合、marryよりもget marriedの方がよく使われます。
marryとget marriedの違い
marryとget married 、どちらも「結婚する」という意味ですが、使い方が違います。
違いをしっかり理解し、正しく使い分けましょう。
get married=妻/夫を持っていない状態→持っている状態になる
つまり「結婚していない状態→している状態」への変化を表します。
marry ~=~と結婚する、〜の夫/妻になる
つまり、「誰と」結婚するか、相手も伝える場合は、marryの後ろに相手の名前が入ります。
私と結婚してくれますか?
Will you marry me?
多くの人が知っている有名なフレーズです。
marryの後ろには「誰」という目的語が直接入る形になっています。
また、「~と結婚する」の英語表現は以下の2パターンあることを覚えておきましょう。
marry 〜
(過去形は married 〜)
get married to 〜
(過去形は got married to 〜)
先ほど出てきたget married は、「誰と」を後ろに付ける場合、前置詞のtoを付けることで、「誰と」結婚するのか、表すことができます。
次の6月
これまでの説明から、結婚するんだ、結婚する予定です、と伝えたい時は、
I’m getting married.
We’re getting married.
次の6月はnext Juneですので、
I’m getting married next June.
We’re getting married next June.
これで「次の6月に結婚します」という表現になります。
これから結婚する予定がある方は、ネイティヴの友達にぜひこの表現を使って、幸せな報告をしてみてください。
実は、来年結婚するんだ。
Actually, I’m getting married next year,
などというように使ってみてください。
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まとめ
今回は「来年の6月に結婚する予定なんだ」を英語でどのように表現するかを説明しました。
日本語特有の主語がない表現で主語を的確に見極め、いかに英語で文章を組み立てていくのかが重要でしたね。
また、get marriedのような、ネイティブの会話ではよく使われるけれど、授業ではあまり習わないフレーズも覚えておくと役立ちます。
言い回しを覚えておき、タイミングが来たらしっかりと自分の言葉として伝えられるようにしましょう。
例文を何度も読んで発音してみるなど、音で覚えておくと、忘れにくく、口から自然にフレーズが出てくるようになるのでとてもオススメです。
大切なことは、しっかりと知人や友人に心をこめて、できれば正しい文章で伝えたいですよね。
実際にこの文章を使うシーンを想像しながら、日常生活で使える便利なフレーズのひとつとしてマスターしてみてくださいね。
動画でおさらい
友達に発表しよう「来年の6月に結婚する予定なんだ」を英語でを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。