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これでしっかり伝わる!英語で「性格」を表す方法

日常会話の中で「人」について話すことは多く、特に性格の話題で盛り上がったりするのではないでしょうか?

また普段の会話だけではなく、仕事の面接やオーディションなどの自己紹介の場面で「自分について」聞かれたとき、「性格」について話す機会も多いですよね。

もちろんそれは英語圏でも同じです。では実際に英語で「性格」について話すときは、

どのようなフレーズが使われるのでしょうか?
あなたはどんなフレーズがまず思い浮かびますか?

今回は「性格」を表す英語表現について細かく説明します。会話の中で多く出てくるフレーズだからこそ、しっかりマスターして一歩ステップアップした英会話を楽しみましょう。

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そもそも「性格」とは?

そもそも「性格」とは、行動するときに現れる、その人の固有の感情や意志の傾向のことを表します。
人間の特徴的な行動の仕方や考え方を生み出す元になるもので、その行動にみられる多様な個体差を説明するためにうまれた言葉なのです。

確かに今まで出会ってきた人で「私と全く考えも行動も一緒、顔も一緒!」という人はいないですよね。

十人十色とも言いますが、人は一人一人違うものです。だからこそ言葉に出して自分の「性格」を説明することは自分を知ってもらうためにもとても大切なことです。

「英語」で「性格」を伝える基本的な表現方法

英語 性格 例文 フレーズ

それでは、実際に英語で「性格」について伝えるときは、どのような表現をすると良いのでしょうか?

自分自身の性格の説明、知人や家族など他人の「性格」を誰かに説明したいときは、「主語+be動詞+(性格を表す形容詞)」を基本として表現すると良いでしょう。

(私は真面目です。)
・I’m serious.

(私はフレンドリーです。)
・I’m friendly.

(彼女は礼儀正しいです。)
・She is polite.

(彼は面白いです。)
・He is funny.

このように「性格」の部分をまずは伝えてあげると分りやすいですね。

プラスイメージの「性格」を表す単語

性格」を表現する単語は膨大で数えきれないくらいあります。基本的な単語は、

(優しい)
・kind

(人懐っこい)
・friendly

(礼儀正しい)
・respectful

(面白い)
・funny

(楽観的)
・optimistic

(熱心)
・enthusiastic

(勇敢)
・brave

(責任感がある)
・responsible

(正直な、嘘をつかない)
・honest

(誠実な、忠実な)
・faithful

(頭がいい、賢明な)
・Smart

(頭がいい、頭の回転がはやい)
・clever

(おもしろい、(人を)楽しませる)
・entertaining

(我慢強い)
・patient

(思慮深い、思いやりがある)
・thoughtful


など、ポジティブな印象を与える単語があります。

マイナスイメージな「性格」を表す単語

一方、ネガティブなイメージを与える基本的な単語として、

(いじわる)
・mean

(変わっている)
・odd

(乱暴)
・violent

(子供っぽい)
・childish

(ずる賢い)
・cunning

(だらしがない)
・sloppy

(神経質な、臆病な)
・nervous

(わがままな)
・selfish

(馬鹿な)
・stupid

(怠惰な)
・lazy

(だらしない)
・loose

(悪意がある)
・evil

などがあります。このようなマイナスのイメージを持つ単語は会話の内容によっては、話題の人物に対して悪い印象を与えてしまいます。

そのため、このような単語を使う場合は、注意をしながら言葉を選定して使ってくださいね。
そして、「性格」には「どの程度○○なのか」というように程度がありますよね。

例えば「彼女は(少し)照れ屋さん」「彼は(非常)に真面目」というように程度を表していくときは文章の中に、

「very(とても)」、

「a bit(ちょっと)」、

「a little(少し)」、

「quite(かなり)」、

「so(非常に)」や

「too~(~すぎる)」

を入れてみましょう。

例えば、

(彼女はとても恥ずかしがり屋です。)
・She is very shy.

(私は少しだけ子供っぽいです。)
・I’m childish a little.

(彼はとても熱心です。)
・He is very enthusiastic.

このように「性格」に対して「どの程度」なのかを付け加えてあげることで、微妙なニュアンスを表現することができます。

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「英語」で「性格」を伝える一歩レベルアップした表現方法

一番初めに説明した「性格」の単語や「程度」を使った表現ももちろん伝わりやすく、理解もしやすいです。

しかし、「性格」に対する説明がざっくりしすぎていて、相手がいまいちイメージできない場合があります。英会話となると、文化の背景や人種が違うものどおしが話すのが普通です。

「性格」を説明するエピソードをつけよう

英語 性格 例文 フレーズ

英会話となると、文化の背景や人種が違う人同士が話す機会が多くあります。

そのため、さらに分りやすく相手に使わりやすい表現方法として少しニュアンスを付け加えてあげると良いでしょう。例えば、

彼女はとても人懐っこい人です。授業が始まるまでにクラスメイト全員に挨拶して回るタイプです。
・She is a really friendly girl. She is the kind of person who would say Hi to everyone before class begins.

彼はとても礼儀正しい若者です。人と話す時はちゃんと名前で呼んで、一度聞いた名前を忘れるようなことはしない人です。
・He is a respectful young man. He is the kind of person who would address people by their names and he would never forget the person’s name once he hears it.

彼女は、いじわるなおばさんでした。生徒が一人でも遅れたらクラス全員に居残りさせるようなタイプの先生でした。
・She was a mean old lady. She was the kind of teacher who would give the whole class detention when one student came in late.

このように基本の性格を表すフレーズのあとに、
(~するようなタイプのひと)」
「He is the kind of person who would ~

She is the kind of person who would ~

と文章に付け加えると、さらにどんな「性格」なのか具体的に伝えることができます。

また、「普段は○○だけど(場面)になると」というように特定の場面において見られる性格を表現したいときは、「He/She is usually ~but when it comes to ~」を表現の中に入れてあげると良いでしょう。

彼は普段は静かですが、車の話になるとおしゃべりです。
・He’s usually a quiet person but when it comes to discussing cars, he becomes very talkative.

彼女はのんびりした人に見えるかもしれませんが、テニスになるととても熱心です。
・She may seem like an easygoing person but when it comes to tennis, she is really enthusiastic.

ビルは外食する時は気前がいいですが、スマホアプリを買うことになるとケチなことがあります。
・Bill is a generous guy when he goes out to eat with people but when it comes to buying apps on his smart phone, he can be really stingy.

このように特定の場面で何か変わることがある場合は、ぜひ活用してみてください。単純に性格のみを説明するよりさらにイメージしやすくなります。

中級、上級者向け、英語で「性格」を表す単語

前で紹介した「性格」を表す単語のほかにもたくさんの単語があります。

少し、英語レベルが中級、上級者向けのものも紹介します。中級者向けでは、

(外交的な)
・Outgoing

(父親のような信頼すべき人)
・a father figure

(めげない)
・strong-spirited

(意志の強い)
・bull-spirited

(世話好きな人)
・busybody

(オタク(がり勉))
・nerd

(男らしい)
・masculine

(女らしい)
・feminine

(勤勉な人)
・a busy bee

などのような表現もあります。上級者向けでは、

(現実的な)
・down-to-earth

(すぐカッとなる性格)
・have volatile temper

(辛口の人)
・outspoken person

(些細なことにこだわる)
・split hairs

(気取っている)
・put on airs

(家族思いの男性)
・family-man

(おてんば娘)
・Tomboy

(マイペース)
・do things at one’s own pace

このようなフレーズも使えます。

英語で「性格」を表現する練習をしよう

「性格」を表す単語を覚えても使わないとすぐに忘れてしまいます。

自分や、家族に当てはまるものは覚えやすいと思いますが、ほかのものはどうでしょうか?

自分の周りにはいない「性格」の人をどのような人か説明をつけて、英文で言う練習をすると単語も覚えられ、英語の練習にもなりますよ。

例えば、映画の登場人物や、ドラマの登場人物、小説・アニメの登場人物についてどんな人か友達に聞かれた場合を想定して、その登場人物の「性格」を英語で説明してみましょう。

そうすると、普段はあまり使わない単語なども使うし、英文を作る練習にもなり一石二鳥です。

例えば、映画ハリー・ポッター登場人物の説明です。

ハリー・ポッター

ハリー・ポッターは勇敢で思いやりのある若き魔法使いです。困っている人がいたら放っておけないタイプです。
Harry Potter is a brave, good-hearted young wizard. He is the kind of person who would try to help anyone in trouble.

普段は謙虚ですが、悪い魔法使いから親友を守るためなら絶対にあきらめません。
He is usually very modest about his talent but he is really persistent when it comes to saving his friends from evil wizards.

ロン・ウィーズリー

ロンは臆病で悲観的な若き魔法使いです。いつも誰よりも先に危険を察知して恐怖におののくタイプの映画キャラクターです。普段はハリーの後ろに隠れています。
Ron is a timid, pessimistic young wizard. He is the kind of movie character who is the first to notice trouble and express fear. He usually hides behind Harry’s back.

ハーマイオニー・グレインジャー

ハーマイオニーは勤勉なホグワーツの学生です。友達の周りでは女性らしさよりも男らしさが目立ちます。クラスに一人はいる、いつも正しいことを言うようなタイプです。
Hermione is a diligent student of Hogwarts. She is often more masculine than feminine around her friends. She is the kind of student who would always have the right answers.

このように、「性格」を説明し、そのあとにどのようなタイプなのか付け加える練習を色々な登場人物でしてみてください。英語での表現の幅が広がりますよ。

まとめ

英語 性格 例文 フレーズ

いかがでしたでしょうか?

自分自身のことでも相手のことでも「性格」について話すときには少しの基本的な文章と、「性格」にあてはまる単語を覚える必要がありますね。

そして日本語も同様ですが、一口に性格といっても、さまざまな表現方法がある事が、今回分かったのではないでしょうか?

「性格」の表現については、単語を覚えて表現するだけではなく、一歩ステップアップして微妙なニュアンスや特定の場面で使えるニュアンスの違いを使いわけながら会話を楽しんでみてください。

日常会話に「人」に関する話題は必ずと言っていいほど出てきますし、たあいのない会話の中で自然と多く話している事です。

ぜひ伝えたい事が少しでも相手に分りやすく伝わるように、活用してみてください。