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「弁護士」英語でなんて言う?lawyerだけじゃない!弁護士を意味する表現

弁護士 英語 lawyer

弁護士は英語でlawyerと表現することを知っている人は多いでしょう。
実は、他にも弁護士を表す英語表現はいくつかあり、業務内容によってさまざまな呼び方があります。
今回は弁護士の英語表現を英語発音とともに紹介します。

弁護士に関連する法律分野の英語表現や、弁護士に英語力が必要かどうかについてもあわせてにチェックしてみましょう。

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弁護士は英語で何?

弁護士 英語 lawyer

弁護士は、アメリカとイギリスで呼び方が異なります。
それぞれ確認してみましょう。

lawyerは弁護士を指すとは限らない

弁護士の一般的な表現はlawyerです。

lawyer

カタカナ読み:ロイヤー

しかし、lawyerは弁護士を示すとは限らず、法律専門家や研究家、裁判官、検事など法律に関わる人全般を指す場合もあります。
広い意味で使われるので、弁護士のみを指す場合は他の表現を使うこともあります。

アメリカではattorney

アメリカでは弁護士をattorney、厳密にはattorney-at-lawといいます。
attorneyには法定代理人という意味もあります。

attorney

カタカナ読み:アターニー

法廷弁護士をcounselorと呼ぶこともある

アメリカでは法廷弁護士をcounselorと呼ぶこともあります。
counselorは相談相手、顧問などの意味も持ちます。カタカナ英語のカウンセラーは日本でもよく聞きますよね。

counselor

カタカナ読み:カウンセラー

イギリスは2つに分かれる

アメリカでは基本的に区別されていませんが、イギリスの弁護士は分業制です。
職務によって法廷弁護士・事務弁護士の2つに分かれ、以下のように表現します。

・事務弁護士
事務弁護士は英語でsolicitorといいます。
依頼者と直接会い、法的なアドバイスや契約書作成など法律事務に関する業務を主に行います。

solicitor

カタカナ読み:ソリシター

・法廷弁護士
法廷弁護士はbarristerです。スコットランドではadvocate(アドボケート)と呼ぶこともあります。
法廷弁護士は事務弁護士から依頼を受け、法廷に立って弁論を行うのが主な仕事です。
ちなみに、カフェなどでコーヒーを提供する仕事をバリスタと呼びますが、こちらはイタリア語でbaristaと表記します。

barrister

カタカナ読み:バリスター

advocate

カタカナ読み:アドボケイト

・勅選法廷弁護士
barristerは、一般的な法廷弁護士と勅選法廷弁護士(勅選弁護士・王立弁護士)に分類されます。
勅選法廷弁護士は経験や知識があり、国王の任命を受けて難しい法廷事件を扱う人のことです。

一般的な法廷弁護士はjunior barrister(ジュニア・バリスター)と呼び、勅選弁護士は国王が男性であるときはKing’s Counsel、女性のときはQueen’s Counselと表現します。

King’s Counsel

略称:K.C.
カタカナ読み:キングズ・カウンセル

Queen’s Counsel

略称:Q.C.
カタカナ読み:クィーンズ・カウンセル

ちなみにcounselは専門的な助言・相談などの意味も持ちます。
 
 
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いろいろな弁護士を英語で言うと?

弁護士は働き方や業務内容によって呼び方が変わります。
いろいろな弁護士の英語表現をチェックしてみましょう。

顧問弁護士

顧問弁護士は企業や個人と顧問契約を結び、法的な問題が起きたときに相談やアドバイスを行う弁護士のことです。
英語表現ではconsulting=相談役、 lawyer=弁護士という意味からconsulting lawyer、またはlegal=法的、advisor= 相談相手という意味からlegal advisorと呼ばれています。

企業と顧問契約をしている場合は、corporation=会社、lawyer=弁護士という意味からcorporation lawyerと呼ぶこともあります。

consulting lawyer

カタカナ読み:コンサルティングロイヤー

legal advisor

カタカナ読み:リーガルアドバイザー

corporation lawyer

カタカナ読み:コーポレーションロイヤー

企業内弁護士

企業内弁護士とは企業や役所などに社員として勤務し、組織内で法的なアドバイスや契約書・社内規定の作成などの法務業務を行う弁護士のことです。
企業内弁護士はIn-house=内勤の、lawyer=弁護士という意味から、In-house lawyerと呼ばれています。

In-house lawyer

カタカナ読み:インハウスロイヤー

渉外弁護士

渉外弁護士は、外国相手のビジネス法務に関わる案件をメインに扱う弁護士のことです。
英語では、public relations=渉外、attorney=弁護士からpublic relations attorneyと呼びます。

public relations attorney

カタカナ読み:パブリックリレーションアターニー

弁護士に関連する英語表現

ここでは、弁護士に関連する英語表現を紹介します。

依頼人・依頼者

弁護士に仕事を依頼する依頼人・依頼者はclientです。
他業界でもクライアントは使いますね。

client

カタカナ読み:クライアント

裁判

裁判はtrialです。
trialには試験・試練・苦難・厄介者といった意味もあります。
お試しの意味でトライアルが使われていることはよくありますよね。

trial

カタカナ読み:トライアル

審問

口頭弁論を行わず、書面や口頭で事情を詳しく問いただす審問はhearingといいます。

hearing

カタカナ読み:ヒヤリング

検事

検事・検察官は刑事事件などの捜査を行い、裁判所に起訴するのが仕事です。
そのため、prosecute=起訴するという意味から、検事や検察官はprosecutorといいます。

prosecutor

カタカナ読み:プロセキュター

法律

lawが法律を表すことをご存じの方は多いでしょう。
lawはカタカナ読みでローですが、low=低い、row=列、raw=生のといった英単語との発音の違いはわかりますか?

実際に聞き比べてみましょう。

law

low

row

raw

スペルや発音が似ているので、間違えないように注意しましょう。

契約書

契約書はcontractもしくはagreementです。

contract

カタカナ読み:コントラクト

agreement

カタカナ読み:アグリーメント

私たちの顧問弁護士が雇用契約書を作成した。
Our corporation lawyer drew an employment agreement up.

依頼人は恐らくこの契約書にサインするだろう。
The client will probably sign this contract.

法廷

法廷はcourtです。
courtには裁判官・判事といった意味もあり、ほかにも宮廷や王室、テニスなどのコート、中庭など囲われた土地を指す言葉としても使われます。動詞では交際するという意味も持ちます。
また、お酒を提供するカウンターのお店や棒状のものなどを英語でbarといいますが、barには法廷という意味もあります。
弁護士という意味もあり、弁護士会はbar associationです。

court

カタカナ読み:コート

bar

カタカナ読み:バー

被疑者

逮捕されたけれどもまだ起訴はされていないという被疑者(容疑者)はsuspectです。

suspect

カタカナ読み:サスペクト

被疑者の可能性がある人として、あえてpossibleを付ける場合もあります。

possible suspect

カタカナ読み:ポッシブルサスペクト

よく聞くリーガルとは?

法律事務所や弁護士事務所の名称や弁護士を題材としたドラマ名などでよく聞くリーガルはlegalと表記します。
法律上の、法的といった意味があり、legal matters=法律問題などといいます。
頭のlをrにしてregalとすると、王の、威厳があるといったまったく違う意味になるので、つづり、発音には注意しましょう。

legal

カタカナ読み:リーガル

regal

カタカナ読み:リーガル

ほかにも法律にまつわる英語表現を知りたい方は、法律英語用語辞典のような専門用語の辞書を活用しましょう。
 
 
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弁護士に英語力は必要?

弁護士 英語 lawyer

ところで、弁護士として働く場合は英語力は必要なのでしょうか。
弁護士という職業に興味がある方はチェックしてみましょう。

英語力は必須ではない

弁護士の資格を得るためには司法試験に合格した後、司法修習を受けて司法修習生考試に合格する必要があります。司法試験の試験科目に英語はなく、司法修習でも英語力は求められません。

弁護士には法律事務所に所属したり企業の社員として勤務したりと、さまざまな働き方があります。
依頼人が日本人であったり、国際的な取引を行っていない企業であったりする場合は、英語を使用することは少ないでしょう。

また、裁判では日本語を用いるように決められているので、弁護士は英語力が必須ではありません。外国人が関係する裁判では、通訳人が通訳にあたります。

業務で英語が必要になるケース

基本的に弁護士に英語力は必須ではありませんが、以下のような場合は業務で英語が必要になります。

・外国人から依頼を受ける
・外資系法律事務所で働く
・渉外弁護士になる
・国際的な取引をしている企業の企業内弁護士になる

英語を身につけると得すること

英語を身につけるとさまざまな業務に対応できるようになり、幅広く活躍できます。
たとえば、外国人の債務者に対し、債権回収のための交渉を行うことも可能です。
相続人が海外に居住していて日本語ができない場合の遺産分割の手続きといったことにも関われます。
募集要項でビジネスレベルの英語力を条件としているケースもあるため、高い英語力があると就職・転職の際に選択肢が増えます。

英文契約書の作成など文書作成に関わる場合はTOEIC600点以上(英検2級以上)、交渉業務ならTOEIC800点以上(英検準1級以上)が目安です。

収入アップ・キャリアアップにつながるケースもあり、英語力を身につけると得することが多いでしょう。

まとめ

弁護士 英語 lawyer

今回は弁護士や弁護士に関する英語表現・発音について紹介しました。
弁護士はlawyer以外にも呼び方があるため、使用する国や業務内容などによって英語表現を変えると伝わりやすくなります。

専門的な英語の意味や使い方を学ぶなら、無料で利用できるオンラインサービスやアプリの英語辞書を活用するのがおすすめです。

例えば、オンライン英和・和英辞書データベースの英辞郎on the WEBは、一般的な英語表現以外に法律用語・医学用語・コンピューター用語・科学技術用語など専門的な用語を調べることができます。

有料サービスの英辞郎 on the WEB Proは単語帳のメモ機能や復習機能などが使えるので、英語学習に役立てられるでしょう。

日常生活ではあまり使わない言葉も、英語学習ツールで上手に学んで身につけてくださいね。







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