とっても「まぁいいや」感が出る英語での「まぁいいや」
「まあ、いいや」を英語で表現したいとき、実は候補がたくさんあります。
もっともポピュラーなのはOh, well.
日常会話でよく登場する言い回しですので、覚えておくと便利ですよ。
ではこれから、このOh, well.とその仲間達、そしてそれぞれの使い分けのポイントについて紹介します。
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忘れ物をした、財布を落とした、起きたら出勤時間をとっくに過ぎていたなど、「ああもう…。まあ、いいや。」って思うこと、よくありますよね。
諦めて言ったり、案外あっさりと切り替えて「ま、いっか。」と言ってみたり、短いフレーズですが結構ニュアンスに幅があります。
これらは、英語でも非常に簡単な単語を使った短いフレーズで表現します。
だからこそ、英語をよく知らない人にとっては、その単語を使うかどうかの判断に迷いが生じやすいものだと言えるでしょう。
でも一度覚えれば大丈夫!
辞書を使うまでもない、初心者レベルでも発音しやすく覚えやすい、とても簡単・便利な表現です。
次の章を参考にぜひ覚えてくださいね。
Oh, well.とその仲間達
「まあ、いいや。」という表現、日本語では使う言葉はほぼ同じで、言い方によってさまざまなニュアンスを表します。
一方英語では、言い方だけでなく単語自体をニュアンスによって変える(使い分ける)ことが多くあります。
ではこれから、どのような単語がどのようなシチュエーション・ニュアンスで使われるのか、例文とともにチェックしていきましょう。
Oh, well.
「まあ、いいや。」のポピュラーな表現です。
wellと聞くと副詞的表現の中でも特に、良く・上手にといった意味を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
でももう1つ、英会話において大切な役割を果たす意味を持っています。
質問者からの問いかけに回答者が「えぇと…。」と思案するときや、「さて。」と自分が話題を切り替えたりするような、センテンスとセンテンスの間をつなぐ意味合いを持つのです。
また、井戸を意味する名詞のwellというのも存在しますが、今回は気にしないで進みましょう。
wellは、単独でも「良いや。」という意味で使えるものの、「さて。」とか「おや。」など別の意味を示すことがあるので注意が必要です。
簡単だけれど使い方に迷いが生じやすいというのは、このためです。
「まあ、いいや。」という意味を確実に示したい場合には、wellの前にohをしっかり付けるようにしましょう。
エアコン消すの、忘れちゃった!…まあ、いいや。
I forgot to turn off the AC!…Oh, well.
しょうがないというニュアンスで使うと覚えておいてください。
Whatever.
直訳すると、何でもいいよになります。
日本語の「まあ、いいや。」が持つ意味合いの中でも、少し呆れたりガッカリしてもう何でもいいよと言いたいときに使います。
他にも、やっちゃった!と思った後で、「ま、いっか。」と思い直すときや、相手の話に興味がなくて「はいはい。」と返事をするときにも使います。
学校や職場、家族や友人たちなど、使う相手やシチュエーションによっては微妙に違うニュアンスで受け止められることがありますので、少し気を付けた方が良いかもしれません。
お昼ごはん、何食べたい?
What do you want to eat for lunch?
ピザ、寿司、カレー、ハンバーガー、シチュー・・・。
Pizza, sushi, curry, hamburger, stew ….
まあいいや、とにかくレストランに行こうよ。
Whatever, let’s go to the restaurant.
Anyway.
この単語も「まあ、いいや。」という意味を表し、話を打ち切ったり、まとめたりするときに良く使います。
ケンはまた休んでるの?
Is Ken absent again?
まあ、いいわ。仕事にとりかかりましょう。
Anyway. Let’s get down to business.
any=どの、way=道がセットになって、どのみち(どちらにせよ)というニュアンスになっている、という覚え方がおすすめです。
まとめ
「まあ、いいや」を英語で表現した場合の、Oh,well.とその仲間について紹介しました。
海外旅行、大学生や大人のホームステイ先・ビジネスシーンなど、英語圏の国や人たちの間では、日常会話で数多く使う表現なので、ぜひ覚えてみてください。
こういったものをうまく使いこなせれば、小慣れた英会話ができる、という印象を持たれることでしょう。
ネイティブに違和感なく伝えられると、きっと日常の会話がさらに楽しくなるはずです。
動画でおさらい
「まぁいいや」感が出る英語での「まぁいいや」を動画で確認してみましょう。