英語で自己紹介!コツをつかんで楽しくネイティブと会話しよう!
英語を話したいと考え、まず初めに英会話スクールに行く方も多いでしょう。
無料体験レッスンなどもありますが、英会話スクールに行くと最初にやることが自己紹介です。
ただ、何を言えばいいのか、話せばいいのか分からなくなってしまうことってありますよね。
ここでは、自己紹介のコツとは何なのか、何を言えばいいのかという点から解説していきたいと思います。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
日本語と英語の自己紹介に違いはない!
学校の授業や英会話教室において、自己紹介として学ぶ言葉は多いと思います。
たとえば、
あなたの名前は何ですか?
What’s your name?
と聞かれて
私の名前は英語太郎です。
My name is Taro Eigo.
と答える。
あなたはどこに住んでいますか?
Where do you live?
と聞かれて
私は世田谷区に住んでいます。
I live in Setagaya-ku.
と答える。
あなたは何をしていますか?
What do you do?
私は英語を教えています。
I teach English.
あなたの趣味はなんですか?
What is your hobby?
私の趣味はヨガです。
My hobby is YOGA.
このように、仕事を聞かれて趣味を聞かれて、その質問に対して1センテンスずつ答えていくということが多いのではないでしょうか。
しかし、この内容をよくよく考えてみると少しおかしいですよね。
なぜなら、日本語で話す際、実際にこんな自己紹介をすることはまずありません。
日本語で流れを見てみると、以下のようになります。
先生:お名前はなんですか?
あなた:英語太郎です。
先生:どこに住んでいますか?
あなた:世田谷に住んでます。
先生:お仕事はなんですか?
あなた:英語を教えています。
先生:趣味はなんですか?
あなた:ヨガです。
こちらを見て分かるとおり、1つの質問に対して1つの返答だけで会話が終わっています。
日本語でありえないということは、英語でもネイティブ同士が自己紹介をする際はこのような自己紹介をすることはないと考えましょう。
情報+感情を伝える
英語で自己紹介をする際には、何を言うと良いでしょうか?詳しく解説していきましょう。
ここでは、
世田谷に住んでいる。
I live in Setagaya.
という点を例にして話を進めていきましょう。
実際に自己紹介をした際に、世田谷に住んでいます。この一言で終わることはほとんどないと思います。
なぜかというと、会話をする時には、情報+感情になるからです。
それでは情報は何かというと、非常に簡単です。それは、5W1Hと言われるものです。
こちらも聞き覚えがあるワードだと思います。
つまり、
when(いつ)
where(どこで)
who(だれが)
what(何を)
why(なぜ)
そして、how(どのように)
です。
情報は日本語でも英語でもおそらくその他の何語でも、この程度です。
たとえば、I live in Setagaya.と言ったとき、さらにI live in Setagaya.に対して情報を足してあげると良いということです。
世田谷区に住んでいるは情報なので、そこからさらにプラスαを付け加えてあげましょう。
情報ちょい足しで激変!
それでは、どんな情報を足すと良いのでしょうか?
たとえばHow long
を足してみましょう。どのぐらいの期間住んでいるのかというのを足してあげるだけで、回答が2センテンスになります。
5年間世田谷に住んでいます。
I’ve been living in Setagaya for 5 years.
I’ve beenですが、ここが動詞となります。そして、for で、この動詞に情報を付け足せます。
I’ve been playing baseball for 2 years.
とすると私は2年間野球をやっています。という風になります。
動詞と期間の2つを変えてあげると、私は〇〇を、どのぐらいの期間しています。というのを全て言うことができます。
このように、とても便利な文型なので覚えておきましょう。
たとえば、I’ve been living in Setagaya.は、自分がどれぐらいの期間世田谷に住んでいるのかと言った後に、自分が世田谷を好きなのか嫌いなのかという説明も出来るはずです。
好き、嫌いを表す英語は、like
もしくはdislike
です。この感情を付け加えるだけで会話の幅がぐっと広がります。
それでは、
私はそこが好きです。
I like it there.
と言った後にどう続ければいいのでしょうか。
ここで使われるのが、because、but、I like it there soという3つの接続詞で
す。
because
と言えば、自分が世田谷が好きな理由を付け足します。
but
と言ったなら、世田谷が好きなんだけど、こんな嫌なことがあるんだよね。という風になります。
I like it there so
の場合には、それを通して自分がどうしたいのかという希望を言えばいいでしょう。
たとえば、世田谷が好きだから、これからも住み続けたいなどです。接続詞を使ったりあるいは自分の感情を入れたり世田谷に住んでるということに関する情報をもうちょっと足してあげたりすることで、より深い話ができます。
会話の波に乗る
自己紹介というと、
どこに住んでいますか?
Where do you live?
と聞かれて、
世田谷区です。
I live in Setagaya.
という状態で終わっている方も多かったかと思います。
が、実際に自己紹介する際は、5W1Hの情報を足して自分が好きなのか嫌いなのかを教えてあげると良いでしょう。
さらに、それに対する理由などを、でもやだからといった接続詞を使って話をしましょう。
こういった流れを作ることで、会話の波に乗れます。会話の波に乗ると、その後まで話が続いていきやすくなります。
何度も書いているように、I live in Setagaya.だけで終わってしまうと、会話の波はここで止まってしまってしまいます。
すると、ここから先進めていくのは結構難しくなってしまうケースが多くなります。
自分が話すときはなるべく相手に情報をあげることそして自分がどういう気持ちなのか、自分の感情も入れてあげるように意識しましょう。
こういった意識をもって自己紹介をすることでネイティブとネイティブのような自己紹介、あなたが普段日本語でしているような自己紹介ができるようになるはずです。
ここで紹介したことを、ぜひ覚えておいてください。
質問して会話を広げる!
ほかにも、自己紹介をした事柄を相手に質問するという広げ方もあります。
どういうことかというと、たとえば世田谷区に住んでいたとして、相手が世田谷区に行ったことがあるか、あるいは知っているかという質問をします。
具体的には
あなたは世田谷区に行ったことがありますか?
Have you ever been Setagaya?
と聞けば、相手からYesかNoで返答がありますよね。
もしYes
であれば、いつ行ったのかとか、どういうきっかけで行ったのかなどと聞けて会話が広がります。
また、No
であっても、どういう場所にあるか、ということで会話を広げられます。もしかすると、相手からまた別の質問が飛んでくる可能性もあるので、それも会話のきっかけになりますよね。
これなら、自分が一方的に相手に喋り続けて話題がなくなるという心配もありませんし、知らなかった相手の情報を得られる可能性もあります。
自己紹介は、文字通り自己を紹介するものですが、自分で喋ってばかりでは対話の練習にはなりません。
ポイントは何を言うか、また相手がどんな情報を知りたいかというのを、会話の中で意識することです。
そうすれば、自然な会話の練習にもなりますし、自分が知らなかった情報や単語を知るきっかけにもなります。
まとめ
自然で会話のつながりやすい自己紹介にするためには、答えの情報にもう一つプラスの情報を加えてあげるのが大切です。
普通の自己紹介に自分の感情や気持ちを入れることで、ネイティブのような自己紹介に近づけます。
さらに、相手に自分が言った自己紹介の内容について質問をすることで相手と会話を繋げられます。ぜひ、実践してみてください。
動画でおさらい
英語での自己紹介のコツ!会話に情報を足していこうを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。