英語で「上品なマダム・下品なマダム」は何と表現する?
上品なマダムと下品なマダムは英語で何と言えばいいのでしょうか。
その表現のしかたを考えてみましょう。
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元々はフランス語
実は「上品なマダムと下品なマダムは英語で何と言えばいいのでしょうか」という質問を受けたときに悩んでしまいました。
なぜ悩んだかと言いますと、マダムはもともとフランス語です。
そしてマダムとは本来上品なものであって下品なマダムはいないはずだからです。
マダムはもともとフランス語なのですけれども、英語だと、
マーム
Ma’am
という呼び方があります。
これは
Sir
の女性版です。
Sirとは尊敬の念を表している表現です。
例えば、大学時代の教授から「Hiroこうこうこうで、こういう風にしたほうがいいよ」というようなアドバイスをもらったときに、イェスサーと答えます。
もし教授の奥様に何か言われたときには、女性なので、イエスマームと答えます。
その他にもある、マダムに関する会話はこちら
下品なマダムはあり得ない
例えば、昔アメリカのテレビドラマで、テュウェンティーフォっていうのをやっていました。
このテュウェンティーフォの中で、大統領が男性の時はミスタープレジデントという言い方をします。
ミスタープレジデント。
女性の時はどう言うかというと、マームプレジデントと言うのです。
マームですので、マダム自体が非常に上品なのです。
下品なマダムというのはあまりあり得ないと思うのです。ですから訳すのにちょっと困ってしまうのです。
「上品なマダム」と直訳することはなかなかできませんが、例えば、イグザンプル テイキング マイ サムシング マイン といったように
She’s very elegant
彼女はとてもエレガント イコール マダムな雰囲気を持っているよね、
という表現なら上品なマダムというイメージを伝えられるかもしれません。
どちらも形容詞を使ってうまく表現
結局、上品なマダムでも、下品なマダムでも、言い表すときや訳すときに何をしなければいけないかと言うと、形容詞をうまく使うことです。
形容詞を使ってうまくこういうことをする人だと形容したり、動詞を使ってこういうことをする人だと説明したりするといいのではないかと思います。
下品なマダムの場合、下品といってもいろんな種類があります。
例えば、She has a dirty mouth
直訳をすると、「彼女汚い口を持っている」となりますが、「口が悪い」という意味になります。
このように言うと、下品なマダム、日本語でいう下品なマダムというニュアンスが出せるのようになるのではないかと思います。
この形容詞を使ったり、実際どういう物を持っているのか、どういう行動をするのか、ということを具体的に説明したりすることによって、上品なマダムと下品なマダムというのを言い表してみてください。
形容詞のポイントはこちらの記事も参考になります
まとめ
マダムと言えば本来は上品なもので、下品なマダムはいないはずです。
それでもあえて上品なマダムや下品なマダムを英語で表現するときには、形容詞や行動を表す言葉を使って具体的に説明することで、
上品や下品というニュアンスを伝えるようにしてみましょう。
動画でおさらい
英語で「上品なマダム・下品なマダム」は何と表現する?を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。