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「このバス○○に行きますか?」と英語で聞こう!「Can you」と「Could you」の違い

旅行先や出張先での移動手段はいろいろありますが、鉄道網が発達していない地域での移動にはレンタカーやバスを使うことになります。
日本国内でもバスを使う場合、行き先間違えてしまうと冷や汗ものですが、それが海外となるとさらにハードルが上がってしまいますよね。

しかしバスに乗る時に確認しなければいけないことは限られていますので、しっかり覚えて乗りこなせれば非常に便利な移動手段です。
また、ローカルなバスでの移動は、現地の人の雰囲気を味わえたり、コミュニケーションをとるきっかけになったりもします。

今回はバスに乗車する際に覚えておきたい、バスの目的地の聞き方や、運賃の聞き方、目的地に着いた時に教えてもらう方法などについて詳しく紹介します。

バスが目的地に行くか聞く

行き先が決まっている場合、バスへ乗車する際に、はじめに確認しておきたいことはなんでしょうか?
まずは、本当にそのバスが自分の目的地に向かってるのかどうか確認をしたいところです。

「このバスどこに行きますか?」と言いたい時は、“Does this go to”+「自分が行きたい場所」?というように、聞いてみてください。

“Does this bus”

というように“bus”をくっつけてもいいです。

“Does this bus go to”で、自分の目的地をここ最後に入れるようにしてみてください。

すると、“Yes”か“No”で答えが返ってくるはずなので、“Yes”と言われたら、そのバスに乗って大丈夫ですし、“No”と言われたらそのバスではないので、違うバスに乗ってください。

行き先までの運賃を聞く

ここまで会話ができれば、目的地にバスが向かっているのは分かりますので、ここで聞いておきたいのが、目的地までの運賃です。

運転手さんに、「自分の目的地にまで行くのにはいくらですか?」というように聞きたいところでしょう。

運賃を聞く時には、“How much is it to”で、

“to”の後に場所を入れましょう。

How much is it to 場所?(どこどこまで)、How much is it(いくらなんですか?)という質問になります。
これは、そのまま覚えてしまうのがいいのではないでしょうか。

目的地に着いたら知らせてもらう

その次に覚えておきたいのが、目的地に着いた時、運転手さんに知らせてもらう方法です。

日本のようにバス停ごとに必ずアナウンスがあるわけではないので、バスに乗ったはいいけれども、降りそこなってしまわないように、気を付けなければいけません。

また、目的地のアナウンスがあったとしても、ちゃんと聞き取れるのか不安ということもあるでしょう。

そういう時のために最初に運転手さんに、「目的地に着いたら、教えてもらえますか?」というように言っておくのは賢い選択です。これを英語でどう言うかというと、

“Can you let me know”

“let me know”
「教えてもらえますか?」という表現になります。

“let me know when we get to”で、

“to”の後に「目的地の場所?」を入れましょう。

ちなみに、“get to”という表現ですが、“get to 場所?”と場所を後に付けることで、感覚的には「着く」という意味合いになります。

“arrive”という単語を使う方も多いのですが、“arrive”というのは「到着する」という意味合いです。

「着く」と言いたい時は“get to”と言い、「到着する」と言いたい時は“arrive”を使うと良いでしょう。微妙なニュアンスの違いではありますが、上手に使い分けてみてください。

アメリカ英語で頼むとき

バスの運転手さんに対して、目的地の到着を知らせてくれるようお願いするのに“Can you”という表現を紹介しました。

“Can you”ってあまり丁寧な表現ではないのでは?」

「丁寧に表現したい時は“Could you”にした方がいいのでは?」というように言われることがあります。

実はアメリカ英語に限っての話ですが、“Could you”を使うと「大変申し訳ございませんが」というようなニュアンスになってしまいます。

たとえばバスの運転手さんに対して、「大変申し訳ないのですが、到着したらお知らせいただけないでしょうか?」というようなニュアンスになります。

このように、「大変申し訳ございませんが」というニュアンスで言ってしまうと、バスの運転手さんが普段しないことを無理に運転手さんに頼んでいる、という感じになってしまいます。

運転手さんからすれば、目的地に着いた時に「ここで降りますよ」と伝えるのは当たり前の仕事です。

つまり運転手さんに自分が降りることを伝えたいという場合には、“Can you”と頼んでも問題ありません。

アメリカ英語の場合、ものを頼む際に“Could you”という表現を使う時は、「相手の仕事でないことをしてください」と頼む時に言う傾向があります。

この“Can you”“Could you”どちらを使えばいいのか迷ったという時には、日本語で例えた場合に、どういったニュアンスになるのかを考えてみると良いでしょう。

その他にもある、旅行の時に使える英語はこちら。

イギリス英語で頼む場合

アメリカ英語の場合を紹介しましたが、イギリス英語の場合はどうでしょうか?

“Can you“や“Could you”の使い分けというのは、日本語でいう普通の話し言葉か、敬語で伝えるかくらいの違いです。
そのため、“Could you”というように言った方が丁寧、“Can you”と言った方がちょっと話し言葉、という感じに聞こえます。

したがって、アメリカでバスに乗る時はおそらく、“Can you”という風に聞いた方が良く、イギリスの場合では“Could you”と言った方が良いでしょう。

このように、アメリカ英語とイギリス英語では微妙にニュアンスが異なります。アメリカへ行った場合とイギリスへ行った場合とで使い分けてみると良いでしょう。

場所に着いた時の尋ね方

最後に、場所にづいた着いた際の尋ね方です。

「到着したのかな?」と思ってそれを確認したい時には、“Is this”の後に場所名を入れて、“Is this”+“目的地の場所の名前?”というように聞くと、運転手さんが“Yes”か“No”で答えを教えてくれるはずです。

タクシーの乗り方についてはこちらの記事が参考になります。

行き先が決まっていない時に使える英語表現

バスの路線図をもらえませんか?
・Could you give me a bus route map?

バスに乗るにはどうすればいいでしょうか?
・How do I catch the bus?

時刻表はありますか?
・Do you have a schedule?

バス停はどこですか?
・Where is the bus stop?

チケットはどこで買えますか?
・Where can I buy a ticket?

まとめ

英語圏の国でバスを利用する際には、ここで紹介したような、バスの目的地や運賃の聞き方、目的地に着いた時にお知らせしてもらう方法などを知っておくと便利です。

また、運転手さんに声を掛ける時には、“Could you”と尋ねることで、少し謙虚になり過ぎて伝わってしまうことがあるため、“Can you”で伝える方が無難です。

ただし、“Can you”と“Could you”のニュアンスはアメリカ英語とイギリス英語でも少し変わってくるため、それも合わせて覚えておくと良いでしょう。
せっかくの海外旅行を少しでも有意義で楽しいものにするためにも、今回紹介したフレーズをぜひ活用してみてくださいね!

旅行中のトラブル時に使える英語はこちらの記事が参考になります。

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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