「Purpose」の意味を知っていますか?空港での英語【入国審査編】
海外旅行に行く時、最初の難関は入国審査ではないでしょうか。
入国審査官は、時に無表情でぶっきらぼうに、そしてこちらが英語が分かるか確認することなく、早い英語で問いかけてきます。
少しでもオドオドするようだと怪しまれることもあり、一番緊張する場面でしょう。
そこで、今回は入国審査の時に使う英語を説明していきたいと思います。
まずは、入国審査の時にどのような英語を話すのか、ということについて説明します。今回紹介する3つの質問が、入国審査の時に良く聞かれる質問です。
あらかじめ、どのようなことを質問されて、どのように答えるべきかが分かれば、入国審査の時に困る事はほとんど無くなるでしょう。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
パスポートの提示
まず、質問の前にパスポートの提示を求められます。
May I see your passport?
や
Passport please.
と言われるので、ご自身のパスポートを提示してください。
たまに、怖い入国審査官の場合
Passport!
と叫ばれますが、物おじせずに、パスポートを渡して下さい。
その際は、
Here you are.
と一言添えて渡すと、より丁寧です。
滞在目的は?
そして最初に聞かれる質問は、
What’s the purpose of your visit?
What’s the purpose of~?というフレーズがポイントですが、そもそもpurposeはどのような意味でしょうか。
purposeは目的という意味です。
したがって、What’s the purpose of~?は~の目的はなんですか?という意味となります。
your visitは、あなたの訪問という意味になりますので、直訳すると訪れる事の目的は何ですか?、つまり、滞在目的はなんですか?という意味が、日本語では1番近い表現です。
また、
What’s the purpose of your visit?
と聞かれた際の受け答えとしては、仕事なのか、観光なのかを答えます。
観光の場合、シンプルに
Sightseeing.
Tourism.
と答えれば問題ありません。
What’s the purpose of your visit?
以外にも、
例えば
仕事目的?遊びに来たの?
Are you here for business or pleasure?
と聞かれることもありますが、観光が目的であれば、とりあえずSightseeing.やTourism.などと答えておけば、すんなり次の質問にいくことが出来ます。
ほかにも
休暇です。
On vacation.
遊びに来ました。
Pleasure.
などの回答も可能です。
どのくらい滞在する?
そして、次に必ず聞かれる質問というのは、
How long are you staying?
どのぐらいの期間あなたは滞在しますか?という質問なので、自分が滞在する期間を言ってください。
単純に、
I will stay 2 weeks.
For 5 days.
など、滞在する期間をそのまま答えれば大丈夫です。
滞在先の地名やホテル名
そして最後が
Where are you staying in 〇〇?
〇〇には場所が入ります。
例えば、〇〇がCaliforniaの場合、LAと答えると、ロスのどこに滞在するんですか?とさらに深堀されます。
もしアリゾナ州のフェニックスに滞在の場合は、
フェニックスのどこに滞在するのですか?
Where are you staying in Phoenix?
と聞かれますので、ホテルの名前や、友達の家の名前・住所を、入国審査官に伝えます。
住所を事前にメモしておくと、スムーズにことを進めることができますよ。
以上のやり取りをテキパキとこなさなければならないため、初めて入国審査をするときはとても緊張する方が多いです。
緊張しないで♪
入国審査官の中には陽気な方もいますが、大体は結構怖い顔をしていることが多く、緊張感が伝わってくるので、こちらも緊張してしまいます。
しかし、聞かれる質問と言うのはほんとにシンプルです。
なぜ来たのか、滞在目的はなにか、その国への滞在期間はどれくらいなのかそして滞在先はどこなのかの4つの質問ぐらいです。
答え方の表現を覚えてさえいれば、恐れなくて大丈夫です。
指紋認証と顔写真撮影
テロ対策のため、指紋認証と顔写真撮影をする国が増えています。
その際の言われる英語フレーズも一緒に確認しましょう。
スクリーンの上に右の4本の指を置いてください。
Place your right 4 fingers on the screen.
スクリーンの上に左の4本の指を置いてください。
Place your left 4 fingers on the screen.
右の親指を置いてください。
Your right thumb.
左の親指を置いてください。
Your left thumb.
カメラを見てください。
Look at the camera.
指紋と顔写真撮影もとても緊張することですが、焦らずに対応しましょう。
アメリカの場合ESTAの事前登録が必要
ビザ免除プログラムの一環で、日本国籍の人が観光や商用でビザなしで米国に90日以下の渡航をする場合、渡航認証(ESTA)を取得することが義務づけられています。
在日米大使館・領事館のホームページによれば、ESTA申請は旅行前ならいつでも可能ですが、旅行計画が立てられ次第または航空券を購入する前に申請することをすすめています。
まとめ
今回は入国審査の時に使う英語をご紹介しました。主に聞かれることは滞在目的、滞在期間、滞在場所です。
purpose of your visitというフレーズが聞こえたら、それは滞在目的のことです。
Sightseeing.やTourism.などとシンプルに答えましょう。
あとに続く質問も決まり切った表現ですので、事前に準備をしておけば、答えるのは難しくないはずです。
心配な場合は、手元にメモを用意しておいてもいいですね。会話が通じないとわかると、紙に書くように指示されることも多いので、そのような場面で役に立ちます。
緊張ぜずに入国審査を受けて、海外旅行を楽しんでください!
動画でおさらい
「Purpose」の意味を知っていますか?空港での英語【入国審査編】を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。