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「Declare」ってなんでしょう?税関で必ず使う英語

海外旅行は楽しいものですが、いつも緊張してしまうのが、入出国時の空港でのやり取りではないでしょうか?特に入国審査は、失敗すると旅の始まりが台無しになってしますので、もっとも緊張するところです。

飛行機を降り、入国の目的や期間など無事説明が終わり、ほっとしたところで、最後の難関、
税関(customs)です。

実は、税関で使う英語はそれほど多くありません。申告するものがなければ、極端に言ってしまうと「ない」とも言えるほどです。

そんなわけで、今回は「空港での税関で使う英語」を紹介します。

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税関で聞かれるかもしれない質問

税関で「絶対聞かれる」という言葉はおそらくありません。したがって「聞かれるかもしれない」という言葉を紹介します。

もしも税関で何か聞かれるとしたら、シンプルに“Anything to declare?”と聞かれるはずです。

“declare”は聞きなれない難しい単語だと思いますが、直訳をすると「宣言する」という意味です。

「何か宣言するものありますか?」
“Anything to declare?”

という意味になります。

税関で「宣言するもの」という意味でさらに分かりやすく訳すと、「何か申告するものはありますか?」という表現になります。

空港で役に立つ英語についてはこちらの記事も参考になります

答え方も覚えよう!

次は答え方を紹介します。

もし“Anything to declare?”と税関で聞かれた場合、税関で申告するものがある場合は“Yes”と答えましょう。それから自分の申告すべきものを税関のスタッフにきちんと報告してください。

もし申告するものがないのであれば、
“Anything to declare?”に対して、

“No. Nothing to declare.”

「申告するものは無いです」と言えばそれで済みます。

ここでもし、あなたの見た目がちょっとあやしかったりすると「ちょっとスーツケースの中を」と言われる可能性もあります。

その表現というのは大体が、
“Can I check your suitcase?”です。

もしくはこれに似たことを言われるので、逆らわずにしっかり開けた方がいいでしょう。ここで断ってしまうと大変怪しまれます。
ですので、もし“Can I check your suitcase?”と言われたら無駄にさ逆らったりせず、チェックさせてあげて下さい。このときは自分からスーツケースを開けるくらいがちょうどいいかと思います。

その他にもある、海外旅行で役立つ英語はこちら

申告するものがあるかどうか確認される場合の表現

ほとんどの空港では、declare(申告する)

nothing to declare(申告するものなし)

のカウンターが分かれていて申告するものがない場合は、そのまま通過できる場合も多いです。

また、国によって申告しなければいけないものが違いますので、必ず事前に確認していきましょう。

申告するものがない場合は、“No”と答えればいいのですが、確認され、説明が必要な場合、どのように答えたらよいでしょうか?

中身は何ですか?
Q) What’s in it?

友人へのお土産です
A) Presents for my friends.

植物、果物、肉類を持っていますか?
Q) Do you have any plants, fruit or meat?

いいえ。でも日本酒を2本持っています
A) No, but I have two bottles Japanese liquor.

最終的に申告が必要なものだった場合は、以下のように言われます。

・これは課税扱いになります
You need to pay duty on this.

・申告書を係官に渡してください
Give the customs declaration form to the officer.

アメリカにはカップラーメンを持ち込めない!?

渡航する方の多いアメリカ入国時の申告については、意外なものの持ち込みが禁止されていたり、課税対象となっている品目があります。

例えば、以下のものなどが申告(課税)品目となります。

・1リットルを超えるアルコール
・100ドルを超える贈り物

また、持ち込みが禁止され申告対象となっているものの例としては、肉製品、果物、植物、種子、土などがあります。特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子などはNGです。

税関の担当者は、「肉」「肉エキス」「鳥」「牛」といった文字を見極めて検査しているそうです。肉エキスが含まれた、スープ全般ダメなんですね。また、小分けにして原材料名が書かれたラベルがなく、中身が何か分からないものは、没収されてしまいます。

なお、日本から持込可能ですが、許可が必要な食べ物もあります。長期の旅行でないとあまりないとは思いますが、それは、精米したお米です。

アメリカへ持ち込むという行為が日本からの輸出にあたりますが、事前の届出を行うことで、アメリカ国内へ持ち込めるようになります。

詳しくは下記、在日米国大使館・領事館サイトでご確認ください。https://jp.usembassy.gov/ja/

申告するものがある場合の単語一覧

税関に申告するものがある場合、それを英語で説明する必要がありますので、あらかじめ分かっている場合は何と表現したらいいのか調べておきましょう。

知らないで持ち込もうとしてしまうと、罰金を徴収されてしまいますよ!

・customs:税関

・customs declaration form:税関申告書

・cigarette:タバコ

・perfume:香水

・liquor:酒

・miso soup:味噌汁

・japanese tea:日本茶

・Headache medicine:頭痛薬

・Stomach medicine:胃薬

・Cold medicine:風邪薬

ちなみに、日本から出国する時にも、手続きが必要なものがあります。
届け出ておかないと、帰国時に税金を取られてしまう可能性があります。

・腕時計や宝飾品等の外国製品
・100万円相当超える現金等

詳しくは下記、財務省関税局サイトでご確認ください。
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/syukkoku.htm

近年トラブルにより多くなった質問

近年、「日本にいる知人に荷物を届けて欲しい」などと巧妙に依頼され、高額の報酬に目がくらみ、知らないうちに薬物の運び屋として利用され、トラブルになるケースが多々あるようです。

そんなときに税関に聞かれる質問が下記のような表現です。

・自分で荷造りをしましたか?
Did you pack your bags yourself?

・誰かに機内に持ち込むよう何か渡されませんでしたか?
Has anyone given you anything to take on the flight?

・荷物のそばを離れたことはありませんか?
Have you left your baggage unattended at any time?

音楽レコーディングエンジニアをしている人が、ハワイにあるレコーディングスタジオの工事で急遽20メートルもあるケーブルが必要になり、それだけをとぐろ巻きにしてスーツケースに入れて渡航したところ、現地の税関で、6時間も個室に缶詰めにされたこともあるようです。荷物の中身が20メートルのケーブルだけというのはどうみても怪しいですよね…説明が難しいものは持ち込まない方が良さそうです!

「Declare」ってなんでしょう?税関で必ず使う英語まとめ

税関で使う表現としては、今回紹介した
“Anything to declare?”と、

この問いに対する答えである
“No. Nothing to declare.”

を覚えておけば問題はないでしょう。またもし万全を期したいのであれば、
“Can I check your suitcase?”

も覚えておくと完璧です。

税関では、今回紹介した表現以外に、特別なことを聞かれることは少ないため、日常生活で使われる表現を覚えていれば困ることはないでしょう。また、日本の税関をイメージすることも一つの方法です。税関で聞かれることは、国が変わってもそれほど大きく変わることはありません。そのため、頭の中で普段の税関をイメージして、聞かれることを予想していれば冷静に対応することは可能です。

今回紹介した内容を覚えて不安な要素が少しでも取り除けたならば幸いです!

それでは、楽しい旅を!

動画でおさらい

「「Declare」ってなんでしょう?税関で必ず使う英語」を、

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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