注意を英語で?状況別で使い分ける5つの表現と相手に的確に伝わるフレーズ

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日本語で注意(注意する)という表現は、使う状況によってニュアンスが違ってきます。例えば、生徒に静かにするよう注意したと、雨が降っているからスリップしないよう注意してね、の2つを比べてみると、込められる意味が異なることが分かりますね。

英語の注意に関する表現は、大きく5種類に分類されます。この記事ではこの5つの表現と使い分けのポイントを解説し、さらに気をつけて!などとっさの場面で相手に注意を促せるお役立ちフレーズも学習していきます。

注意を表す5つの表現

複数の意味を持つ注意という言葉。英語ではどんな単語を使うのでしょうか。早速見ていきましょう!あなたも知っている意外な言葉があるかもしれません。

care

気がかり/配慮/注意
care

日本語にもケアするという用語がありますが、このcare何かに注意を向けるというニュアンスです。不注意なという意味を持つcarelesscare(注意)+less(乏しい)が合わさったものです。実例を見てみましょう。

割れ物注意
Fragile; Handle With Care

日本でも宅配便の箱などにこのようなステッカーを見かけますね。Handle With Careのみの場合、取り扱い注意という和訳になります。

notice

通知/予告/注意
notice

名詞では大切なこと、重要な内容についての注意お知らせを指します。日本語では注意書き告知といった言葉が当てはまります。ちなみに動詞のnoticeは、気付くという意味で知られていますね。

ケンは掲示板にこのお知らせを投稿した。
Ken posted this notice on the bulletin board.

注意点(注意事項)
important notice

attention

気配り/注目/注意
attention

attentionは英会話の中でとてもよく使われます。最も有名なものは、機内アナウンスなどで流れるAttention, please!でしょう。この正式な英語表現は

May I have your attention, please?

となり、耳をお貸しください、こちらに注意を向けてくださいといった意味になります。上記ではhave attentionが使われていますが、より頻繁に使われる熟語にpay attention to〜(〜に注意を払う)があるので、覚えておくと便利です。
またこのattentionは、危ないものに向ける注意だけでなく、気配り配慮といったニュアンスも持ちます。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
Thank you for your attention.

上記は英文メールの締めくくりに添えるフレーズの1つで、あなたの注意(配慮)をありがとうつまり最後まで注意深く読んでくれて感謝します、という気持ちを伝えられる表現です。

ビジネス英語の結びの文例、あなたは何気なく使っていませんか?各表現のニュアンスを学んで、適切に使い分けられるようにしましょう。

caution

注意/警告/用心
caution

怪我を招いたり、ダメージを受けるような危険に対する注意です。辞書の意味では警告とありますが、それほどの強制力はなく、相手に指導を与える程度です。

その警察官は彼女にスピード超過の注意をした。
The policeman gave her a caution for speeding.

またこのcautionは、イギリスのことわざにも使われています。

注意は害を及ぼさない。
Caution does no harm.

これは、何事においても日頃から注意や用心をすることがいかに大切かを説いている内容で、日本のことわざでは注意一秒、怪我一生がこの意味に当たります。

warning

警告/注意/訓戒
warning

警告レベルの高い注意です。従わないと命を脅かしたり、場合によっては逮捕される可能性がある状況で多く使われます。またwarningは、禁止事項に対する注意だけでなく、防犯カメラ作動中つまり適切な行動をとるよう注意してくださいといった、すべきことに対しても使える用語です。

番犬注意
WARNING! PROTECTED BY GUARD DOGS

防犯カメラ作動中
WARNING! CCTV IN OPERATION

このエリアのすべての学校は、豪雪警報のため休みになった。
All schools of this area closed because of a heavy snow warning.

以上、注意についての表現5つを見てきましたが、記事の冒頭で挙げた静かにするよう注意したのような例は、警告や忠告とはややニュアンスが違い、どちらかといえば伝える言うという意味に近いですね。そんな時、英語ではおなじみの動詞tellを使いましょう。

私は生徒に静かにするよう注意した(言った)。
I told the students to be quiet.

相手に注意を喚起するフレーズ

例えば、足場が悪い所を歩いている誰かに向けて、足元に気をつけて!と伝えたい時がありますよね。ここでは、そんな時にそのまま使えるお役立ち表現を紹介します。

Watch out!

滑るから気をつけて!
Watch out, it’s slippery!

Watch out!目をそらさずに見てを意訳した注意して(気をつけて)という意味で、相手の身に危険が及びそうな時などに警告として使います。このwatchは、相手に注意を促したい時に便利な言葉です。

足元にお気をつけ下さい。
Please watch your step.

というアナウンスを電車の中で聞いたことがありませんか?お客さんが電車の乗降時に怪我をしないよう、注意を呼びかけるものです。

Be careful.

Watch out!は、相手が危険にさらされそうになった時、反射的に口から出てくる言い回しですが、このBe careful.は、直接の危険ではないこと、例えば健康に気をつけてねのような場面などにも広く用いられます。

高速道路を運転するときは注意してね。
Be careful in driving on the highway.

風邪をひかないように気をつけてね。
Be careful not to catch a cold.

どうかお体に気をつけてください。
Please be careful of yourself.

Please be careful of yourself.はビジネスシーンで用いたり、目上の人へも使える形式ばった表現です。

Keep one’s eyes on〜

Watch out!Be careful.と比べるとなじみが薄い表現かもしれません。Keep one’s eyes on〜は、〜から目を離さないでください〜をしっかり見張っていてくださいという熟語です。少しの間誰かに子供を見ていてほしい時や、料理中に火事にならないよう、火加減のチェックをお願いしたい時などにも使えます。

沸騰しないように、キッチンのスープを見ていてね。
Please keep your eyes on the soup in the kitchen, so it does not boil.

キッチンに関係する英語をどのくらい知っていますか?この記事では実用的な例文もあわせて学べます。

まとめ

誰かを注意したい時、注意を向けて欲しい時など、私達の日常には様々な注意に関するシーンがあります。今回紹介した、主な5つの表現を場面に応じて使い分けできることが目標ですが、まずは覚えやすいWatch out!Be careful.などのフレーズから入って、徐々に慣れていくことをおすすめします。

今は日本でも外国人居住者が増え、NO PHOTOGRAPHY(撮影禁止)NO PARKING(駐車禁止)など、注意事項の書かれた英語看板を見かけますね。


中にはUnauthorized parking is strictly prohibited(関係者以外の駐車禁止)など、

少し複雑なものもあります。目に留まったらちょっと気にかけて、何が書いてあるかぜひ読んでみてください。こういった日々の些細なタイミングも、英語上達の助けになりますよ。

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