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良く使う便利な英語「ここからどのくらいかかりますか?」と聞かれた時の応え方

「ここからどの位の距離ですか?」

これは英語でどのように言えば良いのでしょうか?

たとえば、ネイティブの人に行きたい場所までの距離を、あるいは所要時間を聞きたいとき、あるいはネイティブの人に尋ねられたとき、なんて言えばいいか困った経験はありませんか?

まず、言葉通りここからの距離を素直に聞きたい場合、以下のような表現になります。

そこはここからどのくらいの距離ですか?
How far is it from here?

How far〇〇?というのは「〇〇はどのくらい離れていますか?」という質問の際に使える表現です。

しかしながら、実際の会話の中で、距離が聞きたいケースはそれほど多くありません。

実際には、どのくらいの時間がかかるかが知りたいケースがほとんどではないでしょうか?

そこで、今回は「どのくらいの時間かかるのですか?」という表現、加えて、それに対する答え方も紹介していきます。

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距離よりも時間が気になる

上述の通り、「どのくらいの距離ですか?」という質問を聞く際に、本当に正確な距離を知りたい場合はほとんどありません。

この質問には、実は「どのくらいの時間がかかるのですか?」というニュアンスも含まれており、所要時間に関する回答が求められています。

日本語で尋ねるときも、そういうニュアンスが含まれることってありますよね。

実際に英語でどのくらいの時間がかかるか聞く場合には以下の表現になります。

どのくらい時間がかかりますか?
How long does it take?

そして、どこからどこまでの時間かを伝える必要があるので、スタートとゴールを設定することが必要です。

結果として、以下のような表現になります。

AからBまでどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take from A to B?

試しに例文をあげてみましょう。

駅からグランドホテルまで、どのくらいの時間がかかりますか?
How long does it take from this station to the Grand hotel?

また、「車でどのくらいかかるのか?」「徒歩でどのくらいかかるのか?」など、より具体的に聞きたい場合は、交通手段を入れることもできます。

たとえば、

その駅まで歩いてどのくらいかかりますか?
How long does it take to walk to that station?

などといった表現となります。(出発点を示すfromを、行き先を示すtoに置き換えましょう)

このように、一度構文で覚えてしまえばいくらでも応用がきくので、

(AからBまでどのくらいの時間がかかりますか?)
How long does it take from A to B?

という形で覚えてしまいましょう。

学校で教わる答え方は使える?

そして答えるときですが、まずちょっとこちらを見て下さい。

It takes 〇〇.

これはおそらく、英会話スクール、中学校、高校などでも習っている表現だと思います。

例えば、

5分かかります。
It takes 5 minutes.

この文章の後に前置詞 by を使って移動手段である by bus をつけ加える事により
バスで5分かかります。
It takes 5 minutes by bus.

というように表すことができます。

ただポイントとして、徒歩で5分かかる、と表したい場合、

徒歩で5分かかります。
It takes 5 minutes on foot.

となり、前置詞 by on に変えて表現してください。

時間を表す英語はこちらの記事も参考になります

「walk」と「on foot」の違い!どんなニュアンスがある?

先ほど、徒歩で5分かかる、と表したい場合
(徒歩で5分かかります。)
It takes 5 minutes on foot.と書きました。

なぜ by walk

ではなく on foot なのだろう?と疑問に思った方も多いかもしれません。

ここで、 walk on foot を辞書でひいてみましょう。

walk は、動詞としては「歩く」「散歩する」「うろつく」と出てきます。また、名詞としては「歩行」「徒歩」「散歩」と出てきます。

一方 on foot は、単純に「徒歩」を表します。

同じ「徒歩」という意味を含んでいるなら walk もしくは by walk でもいいんじゃない?と思いますよね。

なぜ walk ではなく on foot なのかというと、 walk は「散歩」や「歩き回る」「のんびり歩く」など、ゆっくり歩くというニュアンスが含まれるからです。

そのため、急いでいる方に対して walk と使うのは違和感があり、場合によっては失礼になってしまいます。

一方 on foot の場合、「徒歩」という言葉に特化しているため、「乗り物を使わず(自分の)足を使って行く」というニュアンスです。

ネイティブの中には by walk と使う方もいるので、あながち間違いではありませんが、
I went to the station by walk.

などと使うと文法的に間違いとなってしまいます。(動詞を二回使っているため)

ですので、
I went to the station on foot.

と言った方が無難です。

ちなみに、「徒歩でどのくらいかかりますか?」と尋ねる場合は、最初の方に取り上げた
How long does it take to walk there?

となりますので、こちらも合わせて覚えておきましょう。

実はこれ以外にもネイティブがよく使う表現というのがあるので、それも併せてご紹介していきたいと思います。

セットで覚えよう!ネイティブが使う表現

よく使う表現なので、先ほどご紹介した It takes 〇〇. はおそらく問題ないのではないでしょうか。

It takes 〇〇.と併せて
It’s a 〇〇.

という表現もネイティブがよく使う表現なので、覚えるようにしてください。

また、 How long does it take? It’s a 〇〇. 何々をセットで覚えて、道を聞きたい時、人から尋ねられた時にサッと言葉がでるようにしておきましょう。

使い方としては、
Aに行くまでどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take to go to A?

徒歩で10分かかります。
It’s a 10 minutes on foot.

となります。

英文としてはかなりシンプルなので一度センテンスを覚えてしまうと楽かもしれません。

距離が知りたいときの答え方は?

先ほどまで紹介していたのは、主に時間や移動手段についてのことですが、他に、その場所までの距離を尋ねたいときは、冒頭で紹介した表現が使えます。

どのくらいの距離ですか?
How far is it?

という意味です。たとえば、

Aまでどのくらいの距離ですか?
How far is it to A?

これに対する答え方は、
It’s about ~.

となります。

about のあとに具体的な距離を入れてください。

ここからだいたい1キロです
It’s about 1 kilometer.

という意味になります。

距離がアバウトな場合でも、文末に
or so.

という表現を補えば、大体、というニュアンスが表現できるので大丈夫です。

例文でさらっていきましょう。

駅までどのくらいの距離ですか?
How far is it to station?

ここからだいたい1キロです。
It’s about 1 kilometer.

「How long」

を使った、その他の英語表現はこちら

まとめ

いかがでしたか?「ここからどれくらいの距離ですか?」や「どのくらいの時間がかかりますか?」といった表現は、日常生活のなかでも良く使うことが多い表現です。

たとえばネイティブの方に道を聞かれたときや、逆に道を尋ねたりするときに、早速役に立つかと思います。

こうした文章は、一文を頭に入れておくと会話の中でもすぐに使うことが可能です。

また、かかる時間を聞かれたときには、どんな移動手段で何分(あるいは何時間)かかるということまで答えるようにしましょう。

ここから5分です、と答えただけでは、徒歩の場合なのか車の場合なのか、ということが分からず、結局肝心な情報が伝わりません。

例えば、 It’s a 5 minutes on foot. などと答えてあげると親切です。

このように、質問を学ぶときは答え方まで学んでおくとよいでしょう。

英語を思い浮かべる際に今回のような変換をする力はとても重要になってきます。

質問する時に「自分が本当に聞きたいこと」を一度よく考えてみましょう。

距離が知りたいのか、かかる時間が知りたいのか、まずはそこをポイントとして考えて、表現してみてくださいね。

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。