新型コロナウイルスは英語で3種類|ニュースなどでよく聞くCOVID-19は何の略?

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2019年末に中国武漢市で発生した新型コロナウイルスは、いまだに世界中で感染拡大が続いています。最近ではニュースはもちろん、SNS上もこの話題でもちきりで、海外の友人と新型コロナウイルスについて話す機会も多いのではないでしょうか。

この記事では、新型コロナウイルスに関する英単語や表現を網羅し、何を言ったら良いか困った時に参照できるよう、わかりやすく説明しています。

医学的な内容だし、何だか難しそうだな、という人も大丈夫です!少し専門的な用語もありますが、忘れてしまった場合は該当部分を見返して覚えていってくださいね。

発音に注意が必要!新型コロナウイルスを英語で言ってみよう

新型と頭に付いていることから分かるように、コロナウイルスというのは特定のウイルスの総称で、英語ではcoronavirusです。

気をつけたいのはcorona virusと分割しない点とvirusの発音です。日本語の感覚でウイルスと言ってしまうと相手に伝わりません。カタカナ発音の目安としてはヴァイラスになります。

coronavirus

ちなみにコロナウイルスという名前は、ウイルスの形状が太陽のコロナに似ていることから付けられました。かつて今回のように話題になったSARS(重症急性呼吸器症候群)MERS(中東呼吸器症候群)もコロナウイルスの1つなんですよ。

では、新型コロナウイルスは英語で何でしょうか?実際には3種類あります。

a new coronavirus

こちらは直訳ですね。ウイルスは基本的に可算名詞なのでaをつけます。

Wuhan coronavirus

中国の武漢市は英語でWuhan(発音記号:wùːhɑ’ːn)です。武漢を拠点に感染者が増えたことから地名を取ってこのように呼ばれています。

a novel coronavirus

長編小説を表す単語としてお馴染みのnovel(短編小説はshort story)ですが、それとは別に新しい、斬新な、奇抜なという意味も持ちます。この場合のnovelは主に良い意味で用いられるので、ウイルスという人に害を与えるものと組み合わせているのは例外と言えます。

基本フレーズ
新型コロナウイルスにかかる(感染する)
を英語で言ってみましょう。下の答えを見る前にまずは何の単語を使うか、1回想像してみてください。主語をmany people in the countryにし、感染したという過去形で表現してみます。

その国では沢山の人が新型コロナウイルスに感染した。
Many people in the country got infected with the novel coronavirus.

〜に感染するを表す英語は、be infected with〜もしくはget infected with〜になります。infectは他動詞で感染させるinfectionは名詞で感染infectiousは形容詞で伝染性の(infectious disease:感染症)という意味にそれぞれなります。また、virusの複数形はvirusesです。

英語のウイルスについて、関連フレーズなど詳しく知りたい人にはこちらの記事がおすすめです。

COVID-19は何の略?新型コロナウイルスはどう違うの?

ニュースでもよく見かけるCOVID-19という言葉。読み方はコヴィッド nineteenです。

これは新型コロナウイルスが体の中で悪さをしたことによる疾患の名称、つまり病名なので、ウイルスそのものを指す新型コロナウイルスとは別物になります。

COVID-19新型コロナウイルス肺炎、もしくは新型コロナウイルス感染症を指し、病名が確定するまでは新型肺炎と呼ばれていました。肺炎は英語でpneumoniaです。

pneumonia

発音のコツは最初のpを声に出さないことです。ニューモゥニアのようなイメージで言ってみてくださいね。物理を意味するphysicspを発音しない単語の例です。

COVID-19は略語ですが、正式名称はCoronavirus Disease 2019です。英語の一部を組み合わせたもの、という事になりますね。新型コロナウイルスによる感染症は、2020年に入ってから流行し出したように思われがちですが、武漢で最初の患者が確認されたのは2019年12月頭と言われています。そのためCOVID-20ではなくCOVID-19なのですね。

ちなみに、略を表す英語を知っていますか?これを機に一緒に覚えましょう。

abbreviation

日本人にはやや発音しにくい単語なので、音声を聞きながら何回か繰り返し声に出してみましょう。

COVID-19はCoronavirus Disease 2019の略語です。
COVID-19 is the abbreviation of Coronavirus Disease 2019.

キムタクは日本で有名な芸能人木村拓哉の省略形です。
KIMUTAKU is an Japanese abbreviation for a famous TV star, Takuya Kimura.

もう1つ、略を表す英語は動詞standを使った熟語、stand for〜

UKはUnited Kingdom(英国)の略語です。
UK stands for United Kingdom.

この頭文字が何を意味するのか教えてくれませんか?
Can you please tell me what this initials stand for?

マスク不足が深刻な状況を英語で説明できますか?

新型コロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界中でマスクが飛ぶように売れ、欠品や品薄状態が長く続いています。

外国人の知り合いにマスクを買って来てもらうよう頼むこともあるでしょう。感染拡大が早く収束することを願うばかりですが、ある意味旬のこの話題について、英語で相手に伝えてみましょう。

口にあてるマスクは英語でa face maskもしくはa surgical maskです。

日本中の薬局やスーパーでマスクが売り切れています。
Face masks have sold out in pharmacies and supermarkets across Japan.

売り切れの状態を表すにはsell outの他にbe outも使えますよ。

当店ではマスクは品切れです。
We are out of surgical masks.

他にも、在庫がもうないという事を強調したい時は、We are out of stock.と言いましょう。

在庫を表す英単語でもう1つinventoryがありますが、これはどちらかと言うと資材や材料、仕掛品などを全て含む在庫です。何か売りものの在庫が切れていると言いたい時は、We are out of inventory.とは言わないので気をつけましょう。

飛ぶように売れるって英語で?

日本語特有の言い回しですが、英語でもなかなかユニークな表現をします。

マスクが世界のあちこちで飛ぶように売れている。
Face masks are selling like hotcakes all over the world.

Surgical masks are flying off the shelves all over the world.

前者のsell like hotcakesホットケーキのようにたくさん売れるという意味合いになります。日本だとホットケーキがたくさん売れるというイメージは湧きにくいですが、パン食が好きな英語圏ならではの発想が面白いですね!

後者のfly off the shelvesも比喩に近いですが、棚から飛んでいくという直訳→飛ぶように売れるという発想ですね。このイディオムの場合、off〜からという意味を既に持つのでfly off from the shelvesとならないので注意してくださいね。 1語ずつ分解するというよりは、ワンセットで覚えるつもりで大丈夫です。なお、棚を意味するshelvesは複数形で、単数形はshelfとなります。

外国人との会話でも使える関連表現とフレーズ集

最後に新型コロナウイルスに関わる症状や、感染が分かった時の英語表現などのお役立ち情報をまとめました。

咳が出る:have a cough

ひどい咳が出ている。新型コロナウイルスに感染したかもしれない。
I have a bad cough. I might be infected with the new coronavirus.

日本語で咳をする音はゴホゴホですが、英語ではそのままcough coughと表します。

(咳をするときなどに)口を手でおさえる:cover one’s mouth

熱がある:I have a fever.

I’ve got a fever.もOKです。

呼吸が苦しい:It’s hard to breathe.

日本人はいまだに多少体調が悪くても無理して出社、登校する風潮が残っていますが、COVID-19が流行している今の時期は、周りの人へうつさないためにも、咳、熱、息苦しさなどの症状があれば迷わず休んだ方が良さそうですね。

(感染が)確認される:be confirmed

長野県では1件の新型コロナウイルス感染が確認された。
1 case of Wuhan coronavirus has been confirmed in Nagano prefecture.

ここでのconfirmが持つ意味合いは、正式に新型コロナウイルスに感染したことが確認された(裏付けられた)という内容です。

感染予防のために:for infection prevention

to prevent infectionもOKです。

感染を防ぐため、手を頻繁に洗うこと。
Wash your hands frequently to prevent infection.

感染経路:route of infectionもしくはroute of transmission

飛沫感染:droplet transmission

接触感染:contact infection

空気感染:airborne transmission

上記は専門用語ですが、通常の英会話で使う場合は下記のように言うと良いでしょう。

新型コロナウイルスは接触感染のみで広がるかどうか、まだ正式発表されていない。
It has not been officially announced whether the new coronavirus spread by direct contact only.

この病気は感染者が咳かくしゃみをした時にうつる。
This disease transmits when an infected person coughs or sneezes.

検査結果は陽性でした:The test results were positive.

検査結果は陰性でした:The test results were negative.

日本語ではポジティブやネガティブというと、人の性格を表す時によく使われますが、英語では他にも陽性や陰性を意味します。positiveは良いイメージが強い単語ですが、病院での検査結果が陽性と言われると、あまり好ましくない場合が多いですね。

厚生労働省:Ministry of Health, Labour and Welfare


※正式名称は上記ですが、省略してthe health ministrythe labour ministryと呼んでも通じますよ。日本の厚生労働省は、労働を意味するlabourはイギリス英語を採用しています。アメリカ英語でのスペルはlaborです。

隔離する:quarantine

聞き慣れない単語ですが、発音のイメージはクォランティーンという感じです。一般的には隔離される、と受け身になるので、be quarantinedもしくはget quarantinedという使い方が多いでしょう。

また、空港で目にする検疫所の看板にもQuarantineと書かれています。隔離と検疫は日本語のニュアンスでは意味が違いますが、海外などから入ってくる様々な病気の感染を阻止するため、人間や動物を他から一定期間離しておく、という点では共通します。

防護服:protective suits

一般的には上記ですが、何か危険物などを取り扱う時に着る防護服は、hazmat suitsとして区別されます。新型コロナウイルスは危険なウイルスですから、ニュースなど一部の報道ではprotective suitsの代わりにhazmat suitsを使用するケースが見られます。

新型コロナウイルス感染以外でも万が一海外で病院にかかることになったら…意外に簡単な表現が使えます。こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

まとめ

終わりが見えない新型コロナウイルスによる感染症拡大問題。
SNS上で不確かな情報なども拡散され、何を信じたら良いか分からなくなってしまうかもしれません。信頼できるリソースを自身で見つけることも大切ですね。

また、今回学んできた新型コロナウイルスに関連する英語を使って海外の人とコミュニケーションを取ることで、意外な情報を得ることができるかもしれません。

対面での会話は感染の恐れもあるので、アプリのビデオ通話機能なども活用しながら、ぜひ積極的に英語を使ってみてください。生のコミュニケーションを積み重ねることで、あなたの英語力は格段にアップしていきますよ!

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