家は英語で?houseとhomeの違いと使い分けや家の種類の英語表現を覚えよう
家は安心感を与えるだけでなく、日用品や食べ物を保管する大切な場所。日常会話の中でも頻繁に登場する言葉です。
しかし、家を英語で言う場合、houseとhomeのどちらを使えばいいの?と悩むことはないでしょうか。また、一言で家と言ってもアパートやマンション、一戸建て、移動住宅など、さまざまな種類がありますね。
そこで今回は、家を表す英語houseとhomeの使い分け、家の種類の英語表現を例文とともに紹介します!
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家は英語で?houseとhomeの使い分け
houseとhomeは、どちらも家という意味の単語です。ただ、明確なニュアンスの違いがあり、houseは建物を指して家、homeは人の住む空間を指して家のように使い分けます。
英語での発音も確認しておきましょう。
家
house
家
home
houseは建物としての家
houseは建物としての家を表す単語です。人が住んでいることは意識せず、所有する家、主に一戸建てを意味します。また、建物自体を指すことから、家を建てるときや売るときにもhouseを使うと覚えましょう。
私は一軒家に住んでいます。
I live in a house.
新しい家を建てます。
I built a new house.
家族で祖父母の家に行きました。
I went to my grandparent’s house with my family.
さらに、houseは会社、旅館、レストランなどの広い意味で使われることもあります。
出版社
a publishing house
証券会社
a stock and bond house
レストラン
a public house
劇場
an opera house
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homeは空間としての家
homeは空間としての家を表す単語です。人が住んでいることを前提に、家族のよりどころ、大切な場所といったニュアンスを含んでいます。
homeには名詞と副詞の役割があります。可算名詞(数えられる名詞)として住宅、家、家族、不可算名詞(数えられない名詞)として、わが家、故郷、発祥地なども意味します。
私はたいてい、家で仕事しています。
I usually work at home.
私は夜に帰宅します。
I go to my home every night.
自宅でゴロゴロするのが好きです。
I like sitting around at home.
一方、副詞としてのhomeは動詞や形容詞を修飾して「家の」や「家に」と表現できます。同時に動きを表しているため、to、in、atといった前置詞は不要。コロナ禍でよく耳にするstay home(家に居る)も副詞です。
家に帰る。
I’m going home.
明日は家にいる。
I’ll be home tomorrow.
私は彼女を家まで送るつもりだ。
I’ll take her home.
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「私の家」をカジュアルに伝えよう
実は、家を表す英語はhouseやhomeだけではありません。基礎英語で習う文法を用いての会話も間違いではありませんが、ネイティブの自然な会話の中では、次のような表現も使われます。
私の家に来る?
Are you coming to my place?
家に来て。
Come to my place.
※my place(私の場所)は、日本語での「うち」や「わたしのところ」に似たニュアンスを持つフレーズです。houseの代わりに使うと居場所をカジュアルに表現できます。逆に、場所をはっきりと示すなら、my room(私の部屋)、work place(職場)などの言い回しで対応できます。
山田家
The Yamada’s place
佐藤家
The Sato’s place
※〇〇家(け)と言うときに、place(場所)を用いることがあります。houseを用いても間違いではありませんが、一戸建てに限定されてしまうため、さまざまな家に対応するplaceを使う方が一般的です。
家の種類の英語表現
家には一戸建て住宅のほか、マンションやアパートメントの共同住宅、テント式の移動住宅など、たくさんの種類がありますね。家を英語で表現するにあたって、これらの表現も覚えておくと便利です。
アパートメント
apartment
マンション
mansion
ワンルームマンション
studio flat
コンドミニアム
condominium
公営住宅
public housing
平家
one-story
ロッジ
lodge
丸太小屋
log cabin
テント
tent house
車で引く移動住宅
trailer house(あるいはmobile home)
貸別荘
villa
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まとめ
家の英語表現を紹介しました。
家は英語でhouse、home、placeと表します。houseとhomeは混同しがちですが、空間を指す場合(家に帰る)、建物を指す場合(家を建てる)など、形状や状況によって使い分けられると覚えましょう。
また、自分の居場所をカジュアルに伝えるときは、houseの代わりにplaceを用いることで自然な会話が成立します。家の英語の使い分けや、家の種類の英語表現をマスターして友人を自宅に招いてみましょう!