気軽に誘ってみよう!省略された英語表現「Wanna come?」
英語の短縮形と聞いた時、I’mやIt’s、I’veなどが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?
実は主語+助動詞以外の短縮形以外にも短縮形があり、カジュアルな日常会話によく使われます。
その中でも特によく使われる短縮形を使った表現が、Wanna come?
とても気軽な表現なのでフォーマルな場面では使えませんが、外国人がよく使う表現でもあります。
この記事ではwannaの使い方、および他にもよく使われる2つの短縮形を紹介します。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
ネイティブは気軽なお誘いにWanna come?を使う
日本語でもそうですが、英語でもカジュアルな日常会話では文法上必要なものが省略されるケースが多いです。
そんなフレーズの中でも特によく使われるのが
Wanna come?
ちょっとしたイベントや予定などに友達を誘う時によく使います。
例えば、自分はこれから仲間と映画を見に行こうとしている最中に偶然、暇を持て余していそうな友達にばったり出会ったとします。
そんな時、大抵は「これから映画観に行くんだ。一緒に来る?」って誘いますよね。
これから映画見に行くんだ。
(一緒に)来る?
We’re gonna go to see a movie.
Wanna come?
こんな風に軽く誘う時に、Wanna come?は便利な表現です。
Wanna come?の正しい表記はDo you want to come?
ところでこのWanna come?ですが、先述のとおり色々なものが省略されています。
では正しい文がどんな形かわかりますか?
答えは以下のとおり。
一緒に来たいですか?
⇒一緒に来ますか?
Do you want to come with us?
wannaはwant toの短縮形です。
発音はワナで、意味はそのまま「〇〇したい」です。
今回の使い方Wanna come?の場合、(一緒に)来たい?というニュアンスになります。
このwannaはとても便利なので、ぜひ覚えましょう。
Wanna以外のよく使われる短縮形
wanna以外の便利な短縮形を2つ紹介します。
1つ目は例文でも使ったgonna
です。
gonnaはgoing toの短縮形で「~するつもりだ」という意味を持ちます。
発音はゴナやガナで、未来形be going toの省略形としてよく使われます。
映画を見にいくんだ。
We’re gonna go to see a movie.
=We are going to go to see a movie.
2つ目はgotta
イギリス英語
アメリカ英語
で、got toの短縮形です。
意味は~しなければならないで、have got toの短縮形として使われます。
発音はイギリス英語だとガッタ、アメリカ英語だとガラになります。
もう行かなきゃ。
I’ve gotta go now.
イギリス英語
アメリカ英語
=I have got to go now.
イギリス英語
アメリカ英語
短縮形を使った文での疑問文や否定文ですが、これは普通にdoなどの助動詞を活用すればいいので、特に難しいことはありません。
例えば先ほどのWanna Come?を、
Do you wanna come?
と言っても大丈夫です。
カジュアルな日常英会話では省略形がよく使われる
日本語は行間を読む言語と言われているように、主語や目的語を省略しても通じる言語です。
対する英語は、きちんと主語や目的語を言わなければいけないとされています。
ですが実際には疑問詞や主語、目的語を省略しても、前提がしっかりしていれば問題なく通じます。
では改めて今回使った例文を見てみましょう。
We’re gonna go see a movie.
Wanna come?
映画館に行くと伝えていて、その上で「来る?」と聞いています。
この状況であれば、相手からわざわざ「どこに行くの?」とか「誰に聞いてるの?」と尋ねられることはないですよね。
こういった状況や状態のはっきりした場面であれば、主語や目的語を省略することは可能です。
とはいえ、こういった話し方はあくまで友達や家族とカジュアルに話す場合にのみ認められるものです。
ビジネスシーンや目上の人との会話にはふさわしくありませんので、使う場面には気をつけましょう。
まとめ
日常英会話の中では、学校の授業で学ぶ以外の表現がよく使われます。
特にカジュアルな場面で外国人が使うイディオムやスラング、短縮表現はテキストには載っていないものがとても多いです。
その中でも、Wanna come?(一緒に来ない?一緒にどう?)という言い方を覚えておくととても便利です。
今回の記事で紹介したwanna(~したい)、gonna(~するつもり)、gotta(~しなきゃ)はとても使える表現なので、ぜひこの機会に覚えて活用してみましょう!
動画でおさらい
気軽に誘ってみよう!省略された英語表現「Wanna come?」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。