こどもは英語覚えるのも速いけど・・・。バイリンガルに育てるには
グローバル化が進む世界で、共通語として使用されている英語。
そのため、自分の子供に日本語と英語を話せる「バイリンガル」になってほしいと願うに親御さんは多いと思います。
しかし、大人向けの英語教材や、英語学習にいくつか種類があるように、子供向け英会話の情報が多様にあり、どの英語教育が効果的か分からないと悩む親御さんが多いのが現状です。
そこで、今回は子供をバイリンガルに育てるために有効な方法について紹介します。
それでは、見ていきましょう!
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子供向け英会話スクールは効果的?
子供が英語を学ぶ方法は様々ありますが、一番に思いつくのは英会話スクールに子供を通わせることではないでしょうか。
結論から言うと、子供の英会話スクールに通うだけでは、あまり効果が期待できません。
その理由は、英語に触れる頻度(時間)が少ないからです。
英会話スクールは大体週1~2回程度のレッスンの場合が多いですよね。
1回のレッスンが1時間程度と考えると、週に1時間~2時間しか、英語を話す機会がないことになります。
子供は大人と違い、覚える能力は確かに高いですが、英語に触れる機会が少なければ英語は身につきません。
子供が英語を身につける上で必要になのは、普段から英語に触れる「英語環境」です。
これは大人が英語圏などの、海外に行った場合も同様で、いかに英語に触れる時間を増やすかによってその人の英語力の伸び率は大きく異なってきます。
子供たちをバイリンガルにするには、私たち大人がいかに「英語環境」を作るかが、分岐点になるのです。
週〇回レッスンの注意点
上述した通り、子供がバイリンガルになるには、環境作りが重要です。
ここで覚えておきたい点は、子供は覚えるのも早いのですが、忘れるのも早いということ。
例えば、英会話のレッスンを1時間受け、帰宅後に英語の復習をしない場合、翌週に英会話スクールに行ったとしても、前週の学習内容を忘れてしまうことは珍しくありません。
これが繰り返されがちなのが、子供の英会話教室です。
ある子は、3歳の時から英語のプライベートレッスンを受けていたのに、言えるようになったのは、
Hello Mr. French. How are you?
の1フレーズのみだったようです。
厳しいですが、復習をしなければいくらスクールに通ってもあまり効果は期待できない可能性があると思っておきましょう。
逆に言えば、同じレッスンを受けていても、復習によって英語力の伸び率は飛躍的に上がるのです。
親が子供と一緒に英会話スクールの学習内容を復習したり、日常生活の中で英語を使い合う努力をすると、子供の英語力アップが期待できます。
英語環境を作るメリット
英語は、毎日少しずつ話すことで、その力を伸ばすことが出来ます。
ある少女は、英語学習番組セサミストリートが大好きになり、毎日のように見ていたそうです。
そこから英語を話すため、ミッション系の小学校に行き、毎週日曜日に教会に行くようになりました。
行っていた教会に宣教師がおり、その宣教師やそこに来ているアメリカ人、英語を話す子供たちとも話をするようになりました。
この環境を通して彼女は、高校生になった時、日常会話英語を話せるようになっていたのです。
彼女には、恵まれた英語環境があり、英語に触れる機会が多かったので、英語力がついたのでしょう。
英会話スクールに通わせること悪い訳ではありません。
しかし、バイリンガルに育てるには親自身が英語環境を作り、英語に触れさせる機会を設けると、より効果的です。
お父さん、お母さんにとっても、英語を勉強する良い機会になります。
きっかけは、どんなことでも構いません。
お子さんが幼い場合は、育児のサイクルの中にネイティブ発音の音声付き英語絵本の読み聞かせを取り入れるのも良いですし、英検対策でもなんでも大丈夫です。
1日15分でも良いので、英語に触れる時間を持てる環境作りしてみてください。
まとめ
今回は、子供をバイリンガルに育てるためのポイントを紹介しました。
ポイントは親子で一緒に英語に触れることです。
子どもは吸収力が高いため、大人になってから勉強するよりもメリットが多いです。
今回紹介したように、英会話スクールに通っても復習をしないのであれば、英語上達は困難と考えましょう。
英語を上達させたいのであれば、英会話のレッスン後に復習をする時間や、スクール以外で英語を話す機会を増やしてあげましょう。
英語のテレビを見せる、ネイティブスピーカーと話す機会を設けるなど、英語に触れる時間を長くすることで、お子さんの英語は上達するでしょう。
お父さん、お母さんにとっても、英語を勉強し直せる良い機会です。
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動画でおさらい
こどもは英語覚えるのも速いけど・・・。バイリンガルに育てるにはを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。