provideの意味は「提供する」だけじゃない!使い方や違いも理解しよう

provide 意味 使い方 提供する 英語
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提供する、与える、といった意味を持つprovide
似たような意味を持つgiveやofferとの使い分けや、ニュアンスの違いがよく分からないと感じる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、provideの意味や使い方、似た意味の単語とのニュアンスの違いや熟語、フレーズを紹介します。

英文でよく見かけるprovideの発音と読み方は?

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はじめに、provideの発音と読み方をチェックしていきましょう。

発音記号:prəváid
読み方:プラァヴァィドゥ
provide

provideを音節に分けると pro・videとなり、アクセントは後半の音節にあるヴァに置いて発音します。
苦手な方が多いR音は、舌が歯に触れないように注意しながら発音してみてください。

発音のコツをおさえるためにも、声に出して練習してみましょう。

provideの語源と意味

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冒頭でも触れたように、provideには、供給する、与えるといった意味がありますが、品詞によって意味が変わります。
語源と併せて確認してみましょう。

provideの語源はラテン語

provideの語源は、ラテン語のpro(前を)+video(見る)とされています。
直訳すると前を見るですが、先を見据えて、必要になりそうなものを予め準備しておく、という意味で使われていました。
現在も、このラテン語での意味はprovideのニュアンスとして残っています。

他動詞での意味は提供する

他動詞として使われるprovideには、提供する、与える、供給するなどの意味があります。
人に対して、物や情報などを提供するときに使われる単語です。
例文を見てみましょう。

その雑誌はスポーツに関する情報を提供しています。
This magazine provides information about sports.

語源の意味のように、必要になりそうなものを前もって準備して提供する、というニュアンスもあるので覚えておきましょう。

自動詞での意味は備える

自動詞のprovideは、備える、養うなどの意味があります。
provide for ~、provide against~という形で表現されるのが一般的。
たとえば、悪天候に備える、老後に備える、といった場面では自動詞のprovideが使われます。

猛暑に備える。
I provide against severe heat.

このように、他動詞では相手に提供する、自動詞では備えるという意味合いになるので覚えておきましょう。

provideと似た意味の単語とのニュアンスはどう違う?

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provideのように、提供する、与えるという意味やニュアンスを持つ英単語には、以下のようなものがあります。

・give
・supply
・offer
・present

ここからはprovideの意味に含まれるニュアンスを踏まえつつ、他の単語との違いをみていきましょう。

give

giveは、与えるという意味の単語で、provideよりもカジュアルな表現です。
ギブアンドテイクという言葉で知っている人も多いでしょう。
provideとgiveのニュアンスには2つの違いがあります。

1つ目は、provideには事前に準備していたものを提供するニュアンスがありますが、giveにはそれがないという点です。
giveは、与えたものをいつ準備したのかは関係ありません。

2つ目は、provideは提供したものを相手が受け取ったか不明ですが、giveには相手が受け取るという行為そのものがニュアンスとして含まれているという点です。
そのため、相手の手に渡った段階で与えたという意味になり、過去形gaveが使われるようになります。

provideは、ただ相手に提供する(差し出す)ということを表しています。
例えば、旅行情報を提供しているということをprovideで表現すると、どんなニュアンスになるのでしょうか。

この場合、提供している旅行情報を相手が受け取ったかは分かりませんが、情報は提供していることを意味しています。
このように、相手が受け取ったかどうか分からない場合はprovideを使うようにしましょう。

一方、提供したものを相手が受け取ったことが分かっている場合はgiveを使います。

私は娘に誕生日プレゼントをあげた。
I gave a birthday present to my daughter.

相手に手渡しで提供したり、受け取りの連絡がきたりした場合は、確実に提供したものが相手の手に渡っているので、giveを使います。

provideとgiveを使い分ける際は、このようなニュアンスの違いに注意するようにしましょう。

supply

supplyには、相手が求めていることに対して供給する、与えるという意味があり、要求に応じて、長期間にわたり供給し続けているようなときに使われます。
このようなニュアンスがあるので、supplyはprovideよりも非主体的な表現となっています。

電力会社から電力が供給されている。
Power company supplies us with electricity.

電力は、常に需要があり供給され続けているものなのでsupplyが使われます。

offer

offerには、提供する、差し出すという意味があり、自発的な行動であるというニュアンスが含まれています。
supplyは相手が求めていることに対しての供給ですが、offerは自分の意志で進んで提供する、ということですね。
例文を見てみましょう。

このお菓子は割引価格で提供されています。
This snack is offered a discount.

このように、物を売りに出すときにも使われる英語表現です。
提案する、というときにもofferが使われるので、併せて覚えておきましょう。

present

presentにも、提供するという意味があります。贈呈する、というニュアンスが強く、主にビジネスシーンのようなフォーマルな場で使われることが多いです。
そのため、日常会話で使われることはあまりありません。

社長から営業成績優秀賞を授与された。
The president presented me with the best sales award.

 
 
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provideを使った熟語やフレーズとその意味

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ここからは、provideを使った熟語やフレーズをご紹介します。
どのようなものがあるのか、意味も確認しながら覚えていきましょう。

provide A with B

provide A with B で、AにBを提供する、という意味になります。
Aには人が、Bには物や情報が入ります。
Aに物を入れた場合、AにBを備え付けるという意味になることもあるので注意しましょう。

同じ意味の言い換えで provide B for A という英語表現もあります。

withの場合は、with+提供するもの、という形をとりますが、forの場合は提供するもの+forという形になります。

つまり、同じ意味を表したいときには、provide A with B=provide B for Aとなり、AとBの位置が逆になるのです。
言い換えるときには、この点に注意するようにしましょう。

provide for~

provide for〜には、〜を養う、~に備えるという意味があります。
provide for a familyで、家族を養う、provide for disasterで、災害に備える、といった表現ができます。

では、provide for a rainy dayはどのような意味になるのでしょうか。
単語だけをみると、雨の日に備えるという意味を思い浮かべますよね。ですが、違う意味があるのです。
実はこのフレーズ、まさかの時に備える、不時に備える、という意味があります。

まさかの雨に備えるイメージで覚えておきましょう。

provided that

provided that は、ある場合に限って、という意味があります。
条件として、という意味で、英文契約書用語としても使われます。

同じようなフレーズでproviding thatがありますが、provided thatの方がカジュアルなイメージであることを除けば、使い方や意味は同じです
フォーマルな場で使いたいときには、providing thatを使うようにしましょう。
 
 
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まとめ

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provideの意味は提供する、ですが、 自動詞と他動詞のどちらを使うかによって意味合いに違いがあります。

今回provideと似た意味の単語として紹介したgiveも、provideとはニュアンスに明確な違いがあることをご理解いただけたのではないでしょうか。
このようなことからも、似たような意味の単語であっても、伝わる意味合いには違いがあることも分かりましたね。

では、同じような意味があるけれど、ニュアンスに違いがある単語はどのようにして身につければよいのでしょうか。
おすすめの方法は、気になった単語を英語学習辞書などで調べる習慣をつけることです。
単語を調べていくと、provideとgiveのように同じ意味を持っていてもニュアンスが違う単語を見つけることがあります。

辞書を読み込むことでニュアンスの違いを理解しやすくなり、英語の表現パターンも身につきやすくなるでしょう。
provideの使い方には、今回の記事でも紹介したprovide物for人や、provide人with物などがあります。
ほかにも、provide物to人という表現もありますが、これを覚えれば、派生してsupply物to人やoffer物to人などを使った文章も、意図に合せて作成できますよね。

このような英文に慣れるためには、EDR日英対訳辞書やプログレッシブ英和中辞典の例文一覧を参考にするとよいでしょう。
provide例文と検索すれば、今回の記事では紹介していない例文も見つかるかもしれません。
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英文に多く触れることで、英語力は少しずつでも上がっていきます。
今回紹介したprovideはさまざまなシーンで使われているため、例文をチェックして使い方を覚えていきましょう。

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