洋楽でのディクテーションはどうか?日本語訳を見た方が良いか?
自分の好きな曲で英語の学習ができたら楽しいだろうなあと思ったことはありませんか?
そこで今回は、洋楽を教材とした効果的な英語学習法「ディクテーション」について、3つのポイントを説明します。
自分の好きな洋楽が英語の勉強の動機付けになれば、楽しく英語力アップできるのではないでしょうか?
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1.自分の好きな曲を選ぶ
ディクテーションとは、英語などの外国語の音声を、聞き取りながら書き取る学習法です。
聞く音声が自分の好きな洋楽の曲であれば楽しく、やる気や集中力もアップしますよね。
自分の好きな洋楽の曲を使用するのは、とてもいい勉強方法です。
初心者の場合は、スローテンポの曲、特にバラードなどがおすすめ。
ディクテーションは慣れていない人だと、かなり時間がかかります。最初はスローペースで、歌詞や単語、フレーズが丁寧に発音されている曲を選びましょう。
2.聞く前に歌詞の日本語訳を見ておく
実際にディクテーションを行うのに、2つの方法があります。
- 歌詞の日本語訳を見ずに、楽曲をちゃんと歌えるようになるまで繰り返し聞いて、英語を書き取る方法
- 最初に歌詞の日本語訳を見て、内容を理解したうえで聞き取りや書き取りを行う方法
おすすめするのは②、最初に歌詞の日本語訳を見て、意味を理解したうえでディクテーションを行う方法です。
他の英語勉強法のひとつにリスニング学習があります。
英文を日本語に訳し、意味がわかった上でリスニングをした方がリスニング力アップにつながると言われており、その点はディクテーションも同様です。
ではなぜ、日本語訳を見た方が英語力はアップするのでしょうか?
その他にもある、ディクテーションに関するポイントはこちら。
英語力のアップに欠かせない「音と意味の一致」
実際、日本語訳を見ずにディクテーションを行った場合でも、英語を聞き取ることはできるようになります。
しかし、聞き取りができるようになったとしても、意味がわからないままだと、その言葉が話せるようにはなりません。
言語が話せるようになるには、音と意味を一致させる必要があるのです。
意味がわからない=言葉を理解してない、ということ。
意味を理解していなければ、言葉がわからず、話すことはできませんよね。
ですので、意味を知らずに聞き取りをするよりも、歌詞の内容を理解した上で聞き取りを行った方がいいのです。
リスニング力だけでなく、話す力を向上させることができ、英語力の底上げにもつながります。
洋楽を使った学習についてはこちらの記事もお役立ちです。
3.感情を込めて歌う
ディクテーションの際、書き取った歌詞をしっかりと声に出して歌うようにしましょう。
最初に日本語訳を見ることで内容が理解できていますので、感情を込めて歌うことができるはずです。
まず日本語の意味を理解した上で、自分の声でしっかりと感情を込めて、発音する練習をしてください。
ディクテーションしながら、感情を込めて発音ができるようになれば、発音に抑揚を付ける練習にもなり、リスニング力だけでなく、話す力も確実にアップしていきます。
英会話の場面でも、スラスラと言葉が出てくるようになる可能性大です。
まとめ
自分の好きな音楽をディクテーション教材として活用することは、とても良い英語学習方法です。
日本語訳を理解したうえでディクテーションを行い、書き取った歌詞に感情を込めて発音することを実践してみてください。
このディクテーションの方法を継続することで、聞き取りだけでなく、話す力もアップさせることができます。
お気に入りの洋楽を見つけて、ぜひディクテーション教材として活用してみてくださいね。
動画でおさらい
洋楽でのディクテーションはどうか?日本語訳を見た方が良いか?を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。