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英熟語の効率的な覚え方!イメージとセット&グループ化して覚える頻出英熟語35選

英語の熟語は英熟語とも言われ、簡単に説明すると2つ以上の単語が連立した言葉のことです。
英語学習をしている人には非常に馴染み深い英熟語という言葉ですが、その定義を知っていますか?

一言で英熟語と言っても、come backのように意味がわかりやすいものもあれば、get over withbreak the iceのように簡単な単語が並んだ言葉でも、その単語の意味とは異なる意味になるものもあります。

またlook forlook afterのように同じ動詞に色々な前置詞が付いて違う意味を為したりと、なかなか複雑で覚えることが難しい英熟語。
今回はそんな英熟語の種類と覚え方について学んでいきましょう。

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英熟語の種類と例

英語学習では英熟語をたくさん覚えよう!ということをよく聞きますが、英熟語と一言で言っても具体的にどんなものを指すのか少し想像しづらいですよね。

まずは英熟語の種類と例を見てみましょう。

句動詞/群動詞

句動詞は動詞に前置詞や副詞がついているもので、群動詞とも呼ばれます。英語ではphrasal verbsと言います。

探す
look for

世話をする
look after

見渡す
look over

中止する
call off

延期する
put off

逃げ去る
make off

このように単語は簡単ですが、ひとつの単語に様々な前置詞や副詞がつき、その単語からは想像できない意味になったりもします。

似ている言葉があったり1つの言い回しが複数の意味を持ったりと紛らわしいですが、言い換えるなら、習得してしまえば簡単な単語だけで会話をすることも可能ということ。難しい単語を使わずとも様々な意味を表現できるので、英語学習や大学受験では句動詞を習得することが非常に重要です。

副詞の違いで意味が大きく変わる言葉を具体例とともに学びたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

慣用句/イディオム

慣用句は英語ではidiomと言います。日本語でも英語の慣用句を表すときはカタカナでイディオムと言うことが多いですね。

慣用句とはひとまとまりの言葉や言い回しのことで、その意味は使われている単語そのものとは違ったものです。つまりこれは、日本語の頭を冷やすという表現が本当に頭を冷やすことではないことと同じです。

これまでのところは順調
so far so good

緊張をほぐす、和やかに話を切り出す
break the ice

風邪をひく
catch a cold

突然に
out of the blue

手術を受ける
go under the knife

仕事などを切り上げる
call it a day

慣用句は面白い言い回しの表現がたくさんあって覚えるのも大変ですが、こちらも日常会話ではよく使う表現なので深く考えずに覚えてしまいましょう。例えば、日常英会話の中でBreak a leg!と言われたとき、そのままの意味で捉えてしまうとびっくりしてしますよね。ちなみにこれは幸運を祈る、成功を祈るという意味です。

ことわざ

ことわざも英熟語のうちのひとつです。ことわざは英語ではproverbと言い、主に教訓や知識を含んだ簡潔なフレーズのことです。

誰にでもチャンスはある
Every dog has his day.

知識は力なり
Knowledge is power.

全ての良いことには終わりがある
All good things must come to an end.

これらは決まった言い回しなので、TOEICやテストでは冠詞の間違いなどに気をつけてくださいね。英語のことわざについてはこちらの記事にもまとめています!

英熟語の覚え方

ここからは上記で紹介した複雑な英熟語を覚えるための方法を学んでいきます。たくさんある英熟語ですが、少しの工夫で覚えやすくなりますよ。

英熟語をいつも意識する

例えばテストや英検でこのような問題が出てきたとします。

次のうちsubmitと同じ意味を持つ言葉はどれか
Which of the following words has the same meaning as submit?

  1. bring back
  2. bring over
  3. bring up
  4. bring in

次の慣用句のうち、この状況下で適切なものはどれか
Choose the appropriate idiomatic expression in this case.

  1. Get out of hand
  2. A dime a dozen
  3. Miss the boat
  4. Speak of the devil

その熟語を一度も意識して聞いたことが無ければ、意味を推察できませんよね。でも、あ、聞いたことがある!と思い出せれば、使い所が想像できるはずです。

使い所を迷わないために重要なのは、できるだけたくさんの言葉に触れて意識の中にインプットしておくこと。映画やドラマ、お気に入りのYouTubeチャンネルなどでよく聞く言い回しを復唱したり、日常生活の中でWe have to carry out…と聞こえてきたときは、意味はわからなくてもこの状況ではcarry outという言い回しが使えるんだな、と意識することが大切です。

せっかくなので、例に出てきた熟語の意味を覚えておきましょう。

連れ帰る、戻す
bring back

遠くから持ってくる、向きを変える
bring over

育てる、しつける
bring up

提出する、取り入れる
bring in

手に負えなくなる、収集がつかない事態になる
get out of hand

ありふれた、ありきたりの
a dime a dozen

チャンスを逃す
miss the boat

噂をした人が現れる
speak of the devil

成し遂げる、実行する
carry out

英熟語をグループ化して覚える

例えばI ran into Chris yesterday.という言葉を聞いてrun intoの意味を調べたら、一緒に他のrunを使った句動詞や慣用句を辞書や参考書で探してみましょう。

偶然に出会う、刺さる、ぶつかる
run into

偶然に出会う、走って渡る
run across

尽きる、終わる、切れる、満期になる、繰り出される
run out

走り寄る、急いで行く
run up

走り回る、慌ただしい
on the run

廃棄になる、無駄になる
run to waste

しゃべり続ける
run my mouth

このように一度にまとまったグループで覚えておくと、次にグループ化した中のひとつを思い出したときに他の英熟語も浮かんでくるようになります。run intoとrun acrossは同じ意味で使われるんだな、と共通点や違いを押さえながらグループ化した英熟語を一度に覚えてしまいましょう。

英熟語をイメージと一緒に覚える

映画やドラマから知った言葉を忘れにくいのはストーリーの印象と一緒に思い出せるからです。そこでおすすめの方法が、ストーリーを思い浮かべられるような短い文章を作ってイメージとともに覚える方法です。

効率的に覚えるために、2つ以上の熟語を使って文章を作ってみましょう。

医者は私に、甘いものを食べるのを断つか、せめて普段食べる量を減らすように言った。
My doctor told me to cut out something sweet or at least cut down on the amount I usually eat.

cut outcut downはそれぞれ、健康に良くないものを食べるのを止める健康に良くないものを減らすという意味の句動詞です。

男はついに負けを認めて涙をぬぐった。
The man finally threw in the towel and brushed away his tears.

throw in the towel諦める、敗北を認めるなどを表すイディオム。brush away+(目的語)(目的語)を払うという句動詞で、brush away tears涙を拭うという意味になります。

これら例文のように色々な場面と一緒にイメージとして覚えると、フラッシュカードに熟語だけを書いて覚えるよりも格段に記憶に残りやすいのでおすすめですよ!

まとめ

英語の熟語は3万個以上あると言われています。たくさんの表現があって難しいと感じるかもしれませんが、意識して文章を読んだり耳を傾けるだけでも語彙力は向上していきます。

日本語でも息を殺す美味しいものに目がないなど、面白い言い回しをする言葉がありますよね。英語の場合も聞こえてきた言葉を楽しみながら、苦手意識を持たずに色々な英熟語を覚えていきましょう。







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1件のコメントがあります

  1. 近藤弘子

    熟語を覚えるのは大変です。何度も目に触れるのは覚えられますが、久しぶりに聴いたり、見たりするのはとても大変です。
    時々そんなサイトを見れるようにしてほしいです。覚えると楽しいです。