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英語の発音記号一覧表|発音のコツで読み方バッチリ!リスニング力もアップ

英語 発音記号 一覧表 コツ 読み方 アクセント フォニックス アプリ 覚え方

発音記号を覚えることは、スピーキング力だけでなくリスニング力のアップにも効果的です。そこで今回は英語の発音記号について取り上げます。

発音記号とは何か、それぞれの記号の読み方はどういったものか、使われている単語とともに発音を確認していきます。また、どうすれば発音記号を習得できるのか?発音記号の覚え方も紹介します。

スピーキング力やリスニング力に伸び悩んでいる方は、発音記号の見直しで英語力アップを図りましょう!

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英語の発音記号とは

英語 発音記号 一覧表 コツ 読み方 アクセント フォニックス アプリ 覚え方

日本語と違い英語には、ひとつのアルファベットで複数の読み方をするものがあります。たとえばAは、appleの単語の中ではと発音するのに、ageの中ではエイと発音しますよね。

生まれた時から英語を話しているネイティブスピーカーにとっては何ら問題のないことですが、非ネイティブスピーカーにとっては、Aと読むのかエイと読むのか判断できないことがあります。

そこで、英単語の正しい発音を示すためのツールとして利用されているのが発音記号

英語辞書などで単語を調べると、[æ]や[ə]などの記号が一緒に書かれていますよね。このアルファベットのようでアルファベットとは異なる記号が、発音記号。

発音記号をマスターすれば、正しい発音でのスピーキングや適切なリスニングができるようになります。

英語の発音記号一覧表

英語の発音記号とは何か、またその必要性がわかったところで、実際に発音記号を見ていきましょう。

カタカナでの読み方のコツと使われている英単語での音声を、一覧表で紹介します。

母音の発音記号一覧と英単語例

まずは、母音の発音記号と読み方を確認していきましょう。

発音記号単語例&音声カタカナの読み方/発音のコツ
[ɑ]暑い:hot[hάt]
「ア」よりも舌をやや後ろ気味に
[ʌ]上:up[ˈʌp]
「ア」と「オ」の中間
口をあまり開けないで短く「ア」
[æ]~と:and[ænd]
「ア」と「エ」の中間で「ェア」というイメージ
[ə]だいたい:about[əbάʊt]
曖昧な感じの「ア」
口は軽くあける
[i]打つ:hit[hít]
「イ」と「エ」の中間
「エ」の口の形のまま「イ」
[i:]話す:speak[spíːk]
口を左右に強く引いて「イー」
[u]本:book[búk]
「オ」と「ウ」の中間
唇を軽く丸めながら突き出し「ウ」と短く
[u:]プール:pool[púːl]
口をすぼめて突き出して「ウー」
[e]卵:egg[[ég]
「エ」に近い
「エ」よりも大きく口をあけて発音
[ʊ]木:wood[wˈʊd]
「ウ」と「オ」の中間
唇を丸くして「ウ」
[ɔ]オファー:offer[ɔ́fər]
「オ」と「ア」の中間
口の中と喉を広げゆっくり「オー」
[ɔ:]歩く:walk[wˈɔːk]
大きく「ア」の口で「オー」
[ɑi]氷:ice[άɪlənd]
強く「ア」弱く「ィ」
[ɑu]外:out[άʊt]
強く「ア」弱く「ゥ」
[ei]ケーキ:cake[kéɪk]
強く「エ」弱く「ィ」
[ɔi]油:oil[ˈɔɪl]
強く「オ」弱く「ィ」
[ou]行く:go[góʊ]
強く「オ」弱く「ゥ」

 
 
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子音の発音記号一覧と英単語例

次に子音の発音記号を見ていきましょう。

発音記号単語例&音声カタカナの読み方/発音のコツ
[b]本:book[bˈʊk]
「バ行」にあたる子音
しっかり口を閉じて破裂させるように
[d]犬:dog[dˈɔːg]
舌先を歯茎につけて「ドゥッ」
[f]食べ物:food[fúːd]
下唇を噛んで空気を漏らすように「フッ」
[g]ゲーム:game[géɪm]
「ガ行」にあたる子音
小さな「ツ」がつくようなイメージ「グッ」
[h]幸せ:happy[hˈæpi]
喉の奥から「ハー」
[dʒ]ジュース:juice[dʒúːs]
「ザ行」に近い
唇を丸く突き出し「ジッ」と破裂させる
[k]キッチン:kitchen[kítʃən]
「カ行」にあたる子音
小さな「ツ」がつくようなイメージで「カッ」
[l]ライト:light[lάɪt]
舌先を上の歯の付け根にべったりと付けた状態で「ラ」行
[m]月:moon[múːn]
唇を内側に巻き込んで鼻の奥から「ンムッ」
[n]ナイス:nice[nάɪs]
舌先を歯茎につけて鼻から抜けるようにして「ンナ」
[p]パーティ:party[pάɚṭi]
「パ行」の子音
唇をしっかり閉じて破裂させるように
[r]右:right[rάɪt]
口をすぼめ、舌先がどこにも付いていない状態で「ウ」
[s]空:sky[skάɪ]
「ス」に近い
歯の間から空気を「スー」と出すイメージ
[t]町:town[tάʊn]
舌を歯茎につけてはじくように「トゥッ」
[v]声:voice[vˈɔɪs]
下唇を噛んで声帯を震わせるように「ヴ」
[w]歩く:walk[wˈɔːk]
唇を丸く突き出してから一気に開いて「ゥワ」
[z]シマウマ:zebra[zíːbrə]
[s]に音をのせて息を漏らしながら「ザ」「ジ」「ズ」
[ʃ]くつ:shoes[ʃu:z]
「シャ」「シュ」「ショ」に近い
歯の間から「シュー」と空気を出しながら
[tʃ]チョコレート:chocolate[tʃάk(ə)lət]
唇をまるく出して「チ」
[ŋ]王様:king[kíŋ]
舌の奥を口の奥に閉じるようにつけて「ング」
[θ]劇場:theater[θíːəṭɚ]
舌先を上下の歯で軽く挟み、舌先と歯の間から空気を漏らすように「ス」
[ð]集める:gather[gˈæðɚ]
[θ]に音を乗せて「ズ」
[j]ヨーグルト:yogurt[jóʊgɚːt]
舌を上あごにつけた状態で「イェ」
[ʒ]カジュアル:casual[kˈæʒuəl]
「ジャ」「ジュ」「ジョ」に近い
[ʃ]に音をのせて「ジュー」

 
 
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発音記号の変換方法

アルファベットに似ているけどアルファベットとは異なる発音記号。

特殊な記号が多く、パソコンのキーボード上にはありません。しかしながら学校の課題で必要だったり、英会話レッスンの教材として必要だったりという方もいるでしょう。

そんな方々のために、英語の発音記号を出力する方法を2つ紹介します!

日本語キーボードで入力する方法

文字の変換機能で発音記号を出力します。
やり方は簡単。全角モードでユニコードを指定して、F5ボタンを押すだけです。
たとえば、ユニコード「025B」を入力してF5を押すと、[ə]に変換できます。

他にも、挿入→記号→ユニコード指定だったり、挿入→特殊文字で発音記号を探したりといろいろな方法があります。

肝心のユニコード表は、タスクバーにある「IMEパッド」をクリックすればOKですが、発音記号以外の特殊文字が全てでてきます。そのため、お目当ての記号を探すのに手間がかかってしまうという難点はありますが…、そこは、対応一覧表などを作っておくことで回避できそうですね!

オンライン辞典でコピペ

Weblio辞書やMerriam-Websterといったオンライン英語辞書からコピペをしましょう。知りたい英単語をオンライン辞書で調べて、記載されている発音記号をコピー&ペーストすればできあがり!

一つ一つの記号を入力する必要がないので時間と手間も省けますね!

英語の発音記号の覚え方

発音記号を覚えるには、正しい発音とともに身に付ける必要があります。

では、どういった覚え方が効果的なのでしょうか?ここで英語の発音記号の覚え方を2つご紹介します。

英語学習アプリを活用する

一つ目の方法は、発音に特化した英語学習アプリの活用です。
たとえば、Sounds Right(Android / iPhone)というイギリスの公的機関British Councilが開発した発音記号が学習できるアプリがあります。

Sounds Rightには、発音記号単体の発音だけでなく、それぞれの発音記号を使った英単語の音声も収録されています。アプリの活用は、独学での習得を避けたい人におすすめ。

フォニックスを活用する

フォニックスという学習メソッドを活用して、発音記号と英単語を組み合わせて覚える方法もあります。

たとえば、[ʌ]という発音記号を習得するときに、sun、cup、love、bus、cup、luckなど[ʌ]の発音を含む単語をセットで覚えます。こうすることで、発音記号と音が紐付くようになります。
 
 
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正しい発音にはアクセント記号の習得も大事!

発音記号と同じく、正確な英語の発音を習得する上で欠かせないものに、アクセント記号があります。

アクセント記号は、強調する発音記号の上に付いている[´]や[`]で、英語の音の聞き分けにおいて重要なポイントになります

[´]は最も強く発音される第一アクセント
[`]は次に強く発音される第二アクセント

英語のアクセントは強く発音する音節の母音につきます。

アクセントの位置を間違うだけで、上手く通じなかったり、違った意味の言葉になったりすることがあります。英語の発音記号を覚える際には、アクセントの位置もあわせて覚えましょう!
 
 
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まとめ

英語 発音記号 一覧表 コツ 読み方 アクセント フォニックス アプリ 覚え方

英語の発音記号をしっかりとマスターできれば、スピーキング力はもちろんリスニング力まで向上します。

アルファベットの数よりも多くて大変そう…と思う方もいるかもしれませんが、発音は英語学習の基本。英語の土台をなすものでこれをスキップしては英語力アップは望めません。

ぜひ、これを機に発音記号と正しい発音をマスターしてみてください!