worldの発音の仕方!ネイティブのように上手く発音する方法
日本語のワールドと英語の
World。
ネイティブな人の発音を聞いてみると、違いは一目瞭然です。
しかし、どうしても英語をはじめたての方は、そのままカタカナの読み方でワールドと発音しがちですよね。
これを改善するためには、特にWとRの発音について練習するのが近道です。以下で、詳しく解説してみましょう。
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発音する時の舌の位置は?Worldを正しく発音!
Worldを正しく発音する際、難しいのが前半にあるworの部分です。
これを正しく発音するには、口の中の舌の位置がとても重要となってきます。
以下では、分かりやすいようステップ順に掲載しましたので、はじめはゆっくりと練習してみてください。
STEP1.ウの舌の形
まずはW を発音するための舌の形について。
これは、日本語の発音だとウに近い音です。そのため、少し舌をとがらせるような形になります。
STEP2.あの音
Wの次に登場するのがOです。
この音は日本語の発音だとあに近いので、続けるとゥワといった音になります。
STEP3.Rの発音時の舌の位置
最後にRの発音に向かいます。
これを発音するには、アーチ状になっている上顎の両端の部分に、舌の両端をくっつけるようなイメージを持ってください。
すると最終的にゥオァといった音になります。
一個ずつではなく同時に発音する!
前項では、3つのステップに分けてworの発音を説明してきましたが、実はこの順番通りにゆっくりと発音してはいけません。
ポイントはこの3つを同時に発音することです。つまり、発音としてはworとlとdの3つで構成されるようなイメージです。
はじめにworをゥオァと一息に発音し、その後lとdのルドを言い切るといった感じですね。
ちなみに、これがちゃんと発音できるようになるとRの発音が上手になります。日本人が特に苦手な音なので、ぜひ練習してみてください。
発音することはリスニングへの近道?
正しくWorldと発音できるようになれば、その後ネイティブな人が発音したWorldも日本語のワールドのようなカタカナ英語には聞こえなくなります。
これは、自分が音として特にworの部分を理解できたからです。
このように、英語というのは自分が正しく発音できるようになると、相手の発音もしっかりと認識できるようになるものです。
リスニングが苦手、という方は、はじめにご自身の発音について練習してみるのが近道です。
また、自分の発音した声を録音してネイティブに聞いてもらって指摘してもらうのも良いかもしれません。
似た単語と間違いやすい!?Lの落とし穴
worldのほかにも、Wを伸ばす発音の単語は複数存在します。
たとえば、
wordや
work
もそうです。特にwordはworldと似た発音になりやすいので、注意が必要です。
また、worldの場合のLは、通称
Dark L
と呼ばれています。こちらにも注目していきましょう。
どういったものかというと、綴りにはLと書いてありますが、通常のLの発音はそれほど意識しません。つまり
littleや
listen
などの音とは異なった発音なのです。
ではどうやるかと言うと、Lの発音は通常でしたら前歯の裏に舌をつけるように発音します。
Dark Lの場合は少しだけ舌を上にあげますが、前歯の裏にはつかないようにします。すると、ルというよりウに近いような音になります。
ほんの少しの違いですが、worldを発音する上で大事なポイントになりますので、練習してみましょう。
まとめ
今回はworldを例に取り、発音の仕方について解説してきました。
自分で正しい発音ができるようになると、ネイティブな人の発音も聞き取れるようになります。リスニングがうまくなるためにも、ぜひ練習に励みましょう。
動画でおさらい
worldの発音の仕方!ネイティブのように上手く発音する方法を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。