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「環境」を英語に訳すとどういう表現になる?英会話での使い方と例文

ビジネスシーンやプライベートで普段よく使う言葉は日本語で慣れ親しんでいるだけに、いざ英会話となると、とっさに英語表現が思い浮かばないこともあるでしょう。

環境もそんな言葉のひとつですよね。英語で環境はどのように表現すればよいのか、今回は、環境の英語表現について詳しくご説明します。

日本語で使う機会が多い言葉は、英会話でも当然、話題になることが多いでので、基本の言い回しは抑えておきたいものです。
それぞれの状況に合った表現をマスターして、自然な英語を身につけましょう。

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環境を表す英単語の発音記号カタカナ表現、意味の違いは?

環境を表す英単語は多くあり、まずは、それぞれの単語のニュアンスや発音について学びましょう。

environment

環境といえばenvironmentを思い浮かべる方が多いかもしれません。

自然環境をはじめ、生活環境など、広い意味で環境を表す際に使われる単語です。

environmentの発音記号はɪnvάɪ(ə)rə(n)məntです。
カタカナ表記ではインヴァイラメントが実際の発音に近いでしょう。2番目のnは発音しないことがわかりますね。

ほかにも、エンバイロメントやインバイロメントといったカタカナ表記で書かれることもあります。

しかし、実際の発音とはやや異なるため、この表記を読み上げても英語では伝わりにくいことが多いのです。この機会に発音記号を参考に正しい発音を覚えましょう。

類語:circumstances

environmentの類語にはcircumstancesがあります。

事情を意味する言葉で、複数形で使うのが一般的です。経済的な状況や境遇などを表す際に使われます。

circumstancesの発音記号はsɝ́kəmstæ̀nsəzで、カタカナ表記にするとサーコムスタンシィーズとなります。

under no circumstancesという否定形のフレーズがありますが、これは、どのような環境でも~ない、という意味でよく用いられます。

類語:surroundings

surroundingsは、身の回りの環境を表す単語です。

環境という意味で使う場合は複数形で、単数形では包囲を意味します。周囲を取り囲む複数のものが環境というわけですね。

surroundingsの場合、environmentよりも具体的なイメージがあり、周辺を取り巻くより身近な環境といったニュアンスになります。

surroundingsの発音記号はsɚáʊndɪŋsで、カタカナ表記ではサラウンディングスとなります。

まだある!環境を意味する英語表現


環境を意味する3つの英単語をご紹介しましたが、環境を意味する英語表現はこの他にもいろいろあります。他の英語表現についてもいくつか見てみましょう。

situation(求人の意味でも使う)

situationは立場・状態・状況などを意味する英単語で、特定の時間や場所に限定された状況や環境を表す際に使われます。

日本語でもシチュエーションとしてよく見聞きする言葉ですね。

また、situationという言葉は、組織内における仕事を意味することがあります。
offer of situationといえば求人を表します。

offer提供という意味です。

situation vacantといえば求人広告欄です。

vacant空席の、空いているという意味があり、欠員がある状態を表す言葉です。海外のホテルでも空室がある場合、vacantと表示されていることがありますよね。

日本語の場合、求人情報や転職情報を示す際に、シチュエーションを使うことはありません。英語ならではの使われ方なので、ぜひ覚えておきましょう。

scenery

sceneryは、風景・景色・景観を表す単語です。

change of sceneryというフレーズで使用する場合、風景を変えるという意味から比喩表現として、環境を変える、気分転換するという意味合いで使われることもあります。

イギリスでよく使われる表現で、アメリカではあまり使用されません。

I was taking a walk for a change of scenery.といえば、
気分転換に散歩してきた、ということになります。

この場合のchangeは名詞なので、冠詞のaがついていますね。

milieu

milieuはフランス語起源の言葉で、社会的な環境や境遇を表します。

やや硬い表現で、通常、単数形で使われます。

日本語でもミリューとして使われることがあり、環境の他に、本来のフランス語の意味から、真ん中、中間を表す際にも使用されます。

英会話で使える環境を含む例文

環境を表す英語表現は英会話の中では具体的にどう使われるのでしょうか。
例文を参考に具体的な英語表現を見てみましょう。

彼女は新しい環境に慣れるのが早い。
She adapts quickly to new surroundings.

new surroundings新しい環境という意味です。

adapt順応するという意味を持ちます。

年度替わりに使う機会があるかもしれない例文なので、丸暗記しておくと便利です。

私の会社は女性が働きやすい職場を目指している。
My company is aiming at a women-friendly work environment.

work environment労働環境を表します。

friendlyは、友好的といった意味を思い浮かべる単語ですが、~に優しい、~に親切な、~に使いやすいという意味でも使われます。

environment-friendlyとすると、環境にやさしい、となります。

彼の故郷は豊かな自然環境に囲まれている。
His hometown is surrounded by a rich natural environment.

環境としてenvironmentを使用した例文です。
surround囲むという意味です。surroundingの動詞形ですね。

~な環境に囲まれているの場合は~be surrounded by ~environment.となります。

時と場合で事態は変わることを心に留めておく必要がある。
It is necessary to keep in mind that “Circumstances alter cases”.

keep in mindで、心に留めておく、念頭に置くという意味です。mindに留めるという意味ですから、わかりやすいフレーズですね。

Circumstances alter casesは、ことわざで「時と場合で事態は変わる」という意味になります。

都会での生活に疲れたから静かな環境に住みたい。
I want to live in quiet surroundings. Because I am tired of city life.

都会はcity

静かな環境はquiet surroundingsと表現します。

be tired ofは、~に疲れるという意味で中学英語で習ったという方が多いかもしれないですね。

使えるフレーズなので改めておさらいしておきましょう。

田舎の~のruralの発音のコツならこちらの記事もおすすめです。

システム開発で使える環境の表現


システム開発でも、環境という言葉はよく使いますが、英語ではどう表現するのでしょうか。

ここではシステム開発で使える言葉の英語表現をまとめてみました。

もっともIT用語はあくまで専門用語です。外国人に限らず、日本人でもIT業界に携わっている人でなければ言葉の意味自体が通じないことはよくあります。

システム開発で使われる英語表現もビジネス英会話の一部で、日常英会話ではほとんど使われることはありません。場面ごとにふさわしい英語表現は異なります。
普段の英会話では専門用語を避けるなど、その場に適した言葉選びを心がけましょう。

開発環境

開発環境development environmentといいます。

開発がdevelopmentで、環境がenvironmentですね。

デベロップメントは日本語でもよく見かけるようになりました。日本語でも開発という意味で使われていますね。

開発者といえばデベロッパーで、英語でもdeveloperです。

検証環境

検証環境test environmentまたはverification environmentといいます。


環境はenvironmentが使われています。

testは日本語のテストですね。

verificationは検証・確認・証明といった意味があります。

IT用語として日本でも、ベリファイやベリフィケーションという言葉が使われています。この場合、DVD-RやCD-Rなどの記憶媒体にデータが正常に書き込まれているかを検証する工程のことを指します。

ベリファイはverificationの動詞、verify(検証する)から来た言葉です。

ステージング環境

ステージング環境staging Environmentです。ステージングはそのままの意味で、environmentが環境ですね。

本番環境(略表現あり)

本番環境production environmentです。

本番環境とは、システム開発の完成品を製品として実際に稼働させる環境のことをいいます。

productionとは、製品・作品・生産物のこと。

製品として稼働する環境なので、production environmentというわけですね。
略して、productionprodと呼ばれる場合もあります。

日本語では、プロダクションというと制作会社のイメージが強いですが、生産物や作品の意味もあります。製品という意味では、プロダクトと呼ばれることの方が多いのではないでしょうか。

カタカナ表記の日本語で使用される場合と英語とでは微妙にニュアンスが違うことがあるため、英語の本来の意味をきちんと押さえておくようにしましょう。

IT用語にもある、更新するの英語表現ならこちらの記事もおすすめ。

まとめ

一口に環境といっても、人によって思い描くイメージは異なります。
エネルギー環境をイメージする人もいれば、ITのシステム環境が思い浮かんだ人もいるでしょう。

それぞれの場面によって、ふさわしい英語表現も変わってきます。適切な表現がわからない時は、英和専門語辞典だけでなく、専門用語対訳辞書などをフル活用しましょう。

例えば、世界を相手にする技術系総合職であれば、企業説明だけでなく、技術力や事業内容などさまざまな情報に関して、より正確な英語表現が求められます。
細かい表現の違いを伝えられるよう、和英辞典の用語索引や例文帳などを参考に関連用語まで抑えておくのがおすすめ。

正しい表現をマスターしておくことは適切な言葉選びにとても大切です。

同時に、どのニュアンスの英語表現がその場に適しているかは、経験がものを言うことが多いため、新しく覚えた英語表現は積極的に使って、その表現が持つニュアンスを体感していくようにしましょう。

何気ない日常を英語で表現してみるのもよい訓練になりますよ。
まずは日本語で表現した上で英訳してみると言葉によるニュアンスの違いを把握しやすいです。

人によってふさわしい勉強法も異なります。英会話スクールをはじめ、無料のオンラインツールなども取り入れてみるとよいでしょう。

もしも、グローバルな仕事がしたいという希望があるなら、英語と接する機会を増やして、さまざまな生きた英会話を学びましょう。







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