「失敗する」を英語で表現すると?fail以外の単語や例文も紹介
人気ドラマドクターXは「私、失敗しないので」の決め台詞でおなじみですが、普段の生活では思いもよらぬ結果に失敗しちゃった…とつい周りにこぼしたくなることもありますね。
今回は、大失敗!やっちゃった!など、英語で失敗に関わる表現や単語をみていきましょう。発音もついでに確認し、実際の会話の中で使えるようになるといいですね!
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名詞:失敗
名詞で代表的なのはfailureとmistakeです。
辞書で失敗の英訳を検索すると両方でてきますが、それぞれに次のような意味の違いがあります。
failure:あるべき結果にならなかったこと、不成功
mistake:誤ったこと、判断ミス
それぞれの例文を見てみましょう。
彼は仕事での度重なる失敗に落ち込んでいった。
He became discouraged by his repeated failures at work.
申込書の記入を間違えた。
I made a mistake on my application form.
mistakeは上記のようにmake a mistakeで失敗するという表現になります。
日本語ではミスしたと表現することもありますが、そのまま英語の動詞missを使うと取りそこなう、乗りそこなう、間に合わない、聞きもらすなどの意味になるので注意が必要です。
その電車に乗り遅れた
I missed the train.
名詞の次は動詞をみてみましょう。
動詞:失敗する
失敗するの動詞はfailです。
失敗したらどうする?
What will you do if you fail?
mistakeには動詞もありますが、make a mistakeより少し改まった使い方になります。
お宅までの道を間違えてしまいました。
I mistook the directions to your house.
失敗した!の表現や例文 場面別
会社、学校など失敗する状況は様々。まずはカジュアルな表現から見てみましょう。
失敗しちゃった!
I messed up!
messは名詞では、めちゃくちゃ、混乱、散らかっているという意味です。
動詞としてmess up ~で目的語を伴うと~をめちゃくちゃにするという意味になりますが、mess upだけだとドジを踏む、やっちゃった!などという意味になります。
他に似たような表現としては
やっちゃった~。
I blew it.
もカジュアルな会話で使われる表現です。
では仕事など少し改まった場面で使える表現を見てみましょう。
大変申し訳ございません。私の過失です。
I’m terribly sorry. It’s all my fault.
fault(名詞)は過失・失敗の意味を持ち、その責任まで意味が及ぶ語です。
このように状況によって表現は異なりますが、いずれも失敗したのは過去の出来事なので動詞は過去形にしましょう。
I messed up.という表現についてはこちらの記事も参考になります。
失敗に関連するフレーズや慣用句
次は失敗に関わる様々な表現をみていきましょう。
失敗は成功のもと
Failure teaches success.
You learn from your mistakes.
大失敗
fiasco
debacle
complete failure
役者がセリフを忘るは舞台から落ちるはで、そのショーは大失敗だった。
The show was a fiasco-one actor forgot his lines and another fell off the stage.
無知や愚かさが原因の失敗
blunder
彼の名前を間違えて大失敗した。
I made a blunder by getting his name wrong.
作戦失敗
mission failed
失敗に終わる
end in failure
どちらの作戦もロケットトラブルにより失敗に終わった。
Both missions ended in failure due to rocket troubles.
失敗から学ぶ
learn from a mistake
失敗から学ぶことで危機意識を高めていく
We cultivate the sensibility for hazard by “learn from mistake.”
失敗して懲りる / 失敗から学ぶ
learn a lesson from one’s failure
成功の本当の秘訣は自分の失敗から学ぶことだ
The real secret to success is learning a lesson from your failure.
失敗したときのスラングでの表現についてはこちらの記事もおすすめです。
まとめ
以上、失敗に関する英語表現をいくつか紹介しました。
失敗については、人を動かすの著者として有名な米国の実業家デール・カーネギー(Dale Carnegie)がこんな言葉を残しています。
成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。
The successful man will profit from his mistakes and try again in a different way.
学習でmistakeが続き落ち込んだときは、そこから学ぶことこそfailureではなく成功!と置き換えることができますね。ちょっと落ち込んだ時は是非思い出してみてくださいね。