「予定」を英語で?planだけではない予定の伝え方や聞き方のフレーズ22選
週末は予定ある?、週末は旅行する予定なの。など、プライベートからビジネスまで、私たちは日常生活で予定を聞いたり、伝えることがよくありますね。
予定といえばスケジュールやプランという単語がすぐ思いつきますが、英語で相手の予定を確認したり説明する時はどのように表現したらよいでしょうか。
今回は、予定に関する英語表現をみていきましょう。
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予定を表す単語
予定を表す単語はたくさんありますが、すぐに思い浮かべるのはplanとscheduleの2つではないでしょうか。日本語でもカタカナで使われていますね。
plan
plan |
planには名詞と動詞があり、次のような意味があります。
名詞は、予定、計画、案、図面。
動詞は、~を計画する、〜を企画する。
例文
私はちょうど休暇の予定を立てています。
I am just planning my holidays.
schedule
schedule |
scheduleにも名詞、動詞があり、それぞれ次のような意味があります。
名詞は、予定表、スケジュール、時間割。
動詞は、~を予定する、~の予定を立てる。
例文
私は打合せの予定を立てなくてはなりません。
I need to schedule a meeting.
planとscheduleの使い分け
日本語では、どちらも予定というニュアンスで使われますが、英語では少し意味が異なります。
planは予定の内容や何かを行う意志を示すのに対し、scheduleは時間や場所など予定の詳細や予定を実行するために決めた事を示します。
例をみてみましょう。
sales plan |
新商品を発売する計画 |
sales schedule |
新商品を販売する場所や日程 |
scheduleには、時間割、時刻表、一覧表などの意味があることからも、planより詳細な情報を伴うイメージがあります。
英語でplanやscheduleを使う時には、planは計画そのものや意志、scheduleは予定についての詳細な事項を表すことに注意して使い分けましょう。
相手の予定を聞く場合
予定が空いていますか?と聞きたい時には、どのように聞けばよいでしょうか。
さきほど出てきたplanを使ってみましょう。
今週末は予定がありますか?
Do you have any plans for this weekend?
また、planを使わずにこのように確認できます。
明日は何をするの?
What are you doing tomorrow?
明日は暇?
Are you free tomorrow?
freeは、自由という意味の他に、縛られていないという意味があります。
時間や場所に縛られない=暇な、空いているという意味で使われます。
友達とのカジュアルな会話なら、freeでも大丈夫ですが、ビジネスなど改まった場ではavailableを使って表現しましょう。
available |
空いている |
availableは、利用可能な、入手可能な、役立つという意味の形容詞です。
予定の表現では、空いている、都合がつくという意味になります。
例をみてみましょう。
今日の午後、ご都合がつきますか?
Are you available this afternoon?
来週のご都合いかがでしょうか?
Would you be available next week?
available以外ではこのような表現で聞くことも可能です。
16日の朝10時にお会いできますか?
Could we meet on 15th at 10 am?
次は、自分の予定を伝える時の表現をみていきましょう。
相手に予定を確認する表現はこちらの記事もおすすめです。
自分の予定を伝える
自分の予定を伝える時は、最初に紹介したplanやscheduleを使って表現することができます。
planを名詞として使う場合は、以下のようになります。
今週末は既に予定が入っています。
I already have plans for this weekend.
今日は予定がありません。
I don’t have any plans.
scheduleを動詞で使った場合の表現はこちらです。
今日はレストランでランチを予定しています。
I’m scheduling lunch at the restaurant today.
未来形
予定を伝える時は、willやbe going toの未来形を使うこともできます。
例文をみてみましょう。
私は、この夏勉強するつもりです。
I will study this summer.
willには意志の意味があるように、willを使うと未来の予定を決めたというニュアンスが強くなります。
私は、今週末両親に会う予定です。
I am going to meet my parents this weekend.
be going toを使うと、willよりも実現度が高くそれに向かって進んでいるというニュアンスになります。
予定を提案するとき
相手に予定を聞かれて都合が悪い時は、代案を出して再調整することもありますね。
再提案する時には、how aboutやhow isを使うとよいでしょう。
明日の午後3時はいかがですか?
How about 3 pm tomorrow?
すみません。今日は都合がつかなくなりました。明日の朝はいかがですか?
I’m sorry, but I can’t make it today. How is your schedule for tomorrow morning?
make itは、都合がつく、都合をつけるという意味があるので、can’t make itは都合がつかなくなりました、という意味です。
都合が悪い時は、時間の再提案ができると前向きな会話になりますね。
提案に関する表現はこちらの記事もおすすめです。
様々な予定の表現
予定に関する他の表現もみてみましょう。
今後の予定 |
future plan |
例文
今後、日本で50店舗開店する予定です。
We have a future plan to open 50 shops in Japan.
出産予定日 |
expected date of birth |
例文
出産予定日は4月頭です。
The expected date of birth is in early April.
入荷予定日 |
estimated delivery date |
estimated arrival date |
例文
この商品の入荷予定日はいつですか?
Could you tell me the estimated delivery date of this product?
出荷予定日 |
estimated shipping date |
例文
出荷予定日は7月30日です。
An estimated shipping date is July 30.
予定外の、臨時の |
unscheduled |
例文
電車が臨時停止した。
The train made an unscheduled stop.
前倒し |
move up |
例文
予定を前倒ししたいです。
I would like to move up the schedule.
後ろ倒し |
push back |
例文
約束を1時間遅らせていただけますか?
Could you please push back our appointment 1 hour later?
まとめ
今回は予定に関する単語や表現を紹介しました。
楽しい休暇から学校生活、ビジネスミーティングなど、日常生活で予定を立てたり、予定を誰かと共有することはよくありますね。物事を円滑に進めるためにも、正確に予定を伝えたり確認することは大切です。
自分の予定を伝える時は、予定という単語にとらわれず未来形を使うこともできます。どうやって表現するんだっけ?と迷ったら、まずは未来形を使うことから始めてみましょう。