※当サイトはプロモーションが含まれています

なめるを英語で?「アイスをぺろぺろなめる」「人をなめる」など例文解説

なめる 舐める なめんなよ 例文

日本語で「なめる」と言うと、「何かを舐める」「誰かをバカにする」「ゆっくり味わう」「悔しい思いをする」というような意味合いで使われており、文脈によって使いわけをしていますよね。

これらの4つの意味合いを英語で表現する場合どのような単語を使うか知っていますか?
実は、英語での「なめる」の表現は、意味合いによって使う単語が異なります。

それぞれの意味別の単語を例文も紹介しながら解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

「何かを舐める」は英語で?

なめる 舐める なめんなよ 例文

ここからは、冒頭で紹介した「なめる」の日本語での4つの意味別での英語表現を紹介していきます。
まずは「何かを舐める」です。

舐めるの英語表現としてよく使われる単語にはlicksuckがあります。

単語意味
lick舌を使って舐める
suckしゃぶる・吸う

「舐める」のか、「しゃぶる・吸う」のかで言い回しが変わってきますので、使い方を順に確認していきましょう。

また、擬音語ペロペロの英語表現、舌、よだれ、ガムを噛むなどの関連語も紹介しますので、この機会に押さえておきましょう。

lick

舌を使ってアイスクリームをなめる、犬がなめる、のど飴をなめると言いたい場合にはlickを使います。

彼女はストロベリーアイスクリームを舐めた。
She licked the strawberry ice cream.

私の犬は、人を舐めるのが大好きだ。
My dog loves to licking people.

喉が痛いな。のど飴を舐めなきゃ。
My throat is hurting. I need to lick a Lozenge.

※のど飴は英語でthrotoat lozengeと言います。日常会話ではlozengeと省略した形で使われることが一般的です。

また年齢の低い子供が、時々ビー玉など飲み込むと危ないものを口に入れてしまう時もありますね。
何かを「口に入れるな」や、舌で「舐めるな」と言いたい場合は子供を諭すように以下の言い回しをしましょう。

これはビー玉ですよ。危ないから舐めてはいけません。
This is a marble, it’s not safe to lick. So please Don’t lick this.

suck

舌で何かを舐める場合、大半はlickを使えば問題ありませんが、棒付きキャンディーなど、長時間舌で舐め続けるものは食べ終えるまでに、しゃぶったりしますよね。

「しゃぶる」や「吸う」というニュアンスがある場合の「なめる」は英語でsuckを使います。

彼女は棒付きキャンディーをなめている。
She is sucking a lollipop.

英語で棒付きキャンディー(ペロペロキャンディー)はlolipopと呼ばれますが、口語ではsuckerと呼ぶことも多いです。

また、指をしゃぶる場合もsuckを使います。
例えば、親指をしゃぶる癖のある子に指しゃぶりを止めさせたい時は、こんなフレーズを。

あなたはもうお兄さんなのだから、親指をしゃぶるのはやめましょうね。
You are a big boy,so let’s not suck your thumb.

なお、彼氏や彼女、パートナーに身体を「舐めて欲しい」場合は、suckを使って表現できます。

舐めて欲しいんだけど、いい?
Can you suck there?

ペロペロなど何かをなめる時に使う関連語

擬音語の「ぺろぺろ」など、「なめる」の関連語を5つ紹介します。
英語版のマンガでも出てくる表現もあり、言えそうでなかなか言えない表現もあるので、ぜひ押さえておきましょう!

単語意味
slurpペロペロ、すする
tongue
mouth-water美味しそうな時のよだれ
droolダラダラ流れるよだれ
chewing gumガムを噛む

slurpは擬音語の「ペロペロ」の表現として使われ、犬や猫がぺろぺろと舐める以外に、麺類をすする場合にも使われます。
よく英語版のマンガで麺類などを食べるシーンに登場します。

また、よだれについて補足すると、droolは犬などの動物がダラダラとよだれを垂らす場合や赤ちゃんに対して使われます。

この子(赤ちゃん)は最近よだれがすごく出ている。
My baby is drooling so much lately.

食べ物が美味しそうでよだれがでる場合には、droolを使い、This food makes me droolとすると、動物や赤ちゃんがよだれを垂らす姿を連想する人もいます。
大人の場合はmouth-waterを使う方が自然な言い回しとなります。

この食べ物は美味しそうでよだれが出る。
This food makes my mouth-water.

「おいしそう」は英語でyummy?ネイティブが使うスラングなど例文解説

「誰かをバカにする」場合のなめるは英語で?

なめる 舐める なめんなよ 例文

誰かをバカにする場合に「ナメるなよ!」ということもありますよね。
「人をなめる」の英語表現は以下の4つを使います。

これらは使う状況を誤ると大失態となる可能性もありますので、使う状況を見極めて使いましょう。

単語・フレーズ意味
underestimate過小評価する・見くびる
make light of見くびる・軽視する
mess with +人イライラさせる・からかう
don’t give a f*ck with me!なめるな、ふざけるな
has a bad attitudeナメた態度

それぞれ詳しく説明していきます。

underestimate

underestimateは「過小評価する」、「見くびる」という意味があり、例文のように、ビジネスの場面でも使うことができます。

その会社は予算を過小評価していた。
The company underestimated the budget.

make light of

make light ofは直訳すると軽くなるという意味になり、「見くびるな」や「軽視するな」という意味合いで「なめるなよ!」と和訳されることがあります。

この表現はスラング表現なので、ビジネスシーンで使わないようにしましょう。

なめるなよ!
Don’t make light of me!

mess with+人

mess with +人の英語表現には「イライラさせる」や「からかう」という意味があり、攻撃的な「ナメるなよ!」という意味の表現です。
本人がイラついている時などによく使われます。

make light ofと比べると、mess withの方が怒っているレベルが高く、こちらもスラング表現なので、ビジネスシーンでは使わないようにしましょう。

俺にケンカうってんのか?ナメるなよ!
Are you messing with me!

don’t give a f*ck with me!

don’t give a f*ck with meは「なめるなよ!」や「ふざけんなよ!」という意味合いのあるスラング表現です。

英語圏での舞台の映画やドラマなどで相当キレている時に使われる、過激で下品な言い回しです。

mess withやmake light ofと比べて怒りレベルが相当高い表現なので、ビジネス上で使うと大失態になりかねません。
仕事を辞める覚悟がある場合以外は使わない方が良いでしょう。

has a bad attitude

人になめた態度をしている場合はhas an attitudeが使われます。

attitudeには態度という意味合いがあります。
日本語では、態度がでかいと言うとマイナスなイメージがありますが、英語のattitudeは良い態度にも使われます。

悪い意味でなめた態度という場合にはbad attitude、良い意味ならgood attitudeと言うと伝わりやすくなりますよ。

彼は講師に対してナメた態度をしていた。
He had a bad attitude towards the tutor.

僕が上司を尊敬するのは、いつも良い態度だからなんだ。
I respect my boss. He has a good attitude all the time.

英語nutsの意味とスラング表現10選|Are you nuts?の日本語は「正気なの?」

「ゆっくり味わう」場合のなめるを英語で?

貴重なお酒などをゆっくり味わう場合に、日本語では「舐めるように味わう」という表現が使われますよね。
「舐めるように味わう」を英語で表す場合、lickなどで言いまわすと伝わりにくい表現になります。

そこで、「楽しむ」という意味合いを持つenjoyを使うと、ゆっくり味わって大切に扱いますねというニュアンスで伝えることができます。

人気のワインをありがとう。入手し辛かったでしょう。ゆっくり味わせてもらうね。
Thank you so much for such a popular wine. I’m sure it was hard to get it. I’ll enjoy it.

「美味しい」の英語表現|定番からスラングまで便利なフレーズ36選

悔しい思いをする「なめる」は英語で?

なめる 舐める なめんなよ 例文

日本語で「辛酸を嘗(な)める」とは、悔しい思いをする事を意味します。

過去に辛い思いをしたという場合、英語ではI’ve been throughという表現がよく使われます。
ドラマや映画のワンシーンの他、ネイティブがスピーチをする際にも使われるフレーズなので、覚えておくと良いですよ!

私は過去、辛酸を嘗(な)めてきました。
I’ve been through a lot.

また、相手に自分がどれだけ苦労したかを訴える場合にはこんなフレーズが使えます。

私がどれだけの辛酸をなめてきたか、あなたには分かるはずないわ。
You never know what I’ve been through.

【2024年最新】英会話教室・英語スクールおすすめ10選を人気の25校から比較!

まとめ

なめる 舐める なめんなよ 例文

今回は「なめる」の英語表現を紹介しました。

日本語の「なめる」は広く使われる言葉で、英語ではそれぞれの意味合いに応じて使い分けが必要であることが分かりました。

よく使われる単語はlicksuckで、舌で舐める場合はlick、しゃぶる・吸う場合はsuckを使います。

人をなめる・なめた態度をするなど、誰かをバカにすることは、好ましい姿ではありませんが、舞台の映画やドラマで耳にするフレーズもありますので、参考程度に覚えておくとよいでしょう。

ぜひ英会話力アップに役立ててくださいね!