これで気まずくない!試着して買わずに帰る時の英語
アメリカなど海外旅行に行ったときに、洋服屋さんに行く方も多いと思います。洋服屋さんで気になった洋服があれば試着をしますよね。
しかし、試着をしたけれどその服が気に入らなくて、買わずに帰りたいという時もあるでしょう。そんな時、帰る前に店員さんにどのように伝えればいいでしょうか?
今回は、試着した商品を買わない場合に、店員さんと気まずくならないようにするための英語での表現を紹介します。
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日本人ははっきり言わない
まずはアメリカ人的感覚と日本人の一般的な感覚の違いを理解しておくことが必要です。
日本人の場合は、多くの人が、試着をさせてもらったのに、服が気に入らないから買わないで帰ると罪悪感を抱いてしまいます。
きまずい空気が流れることと恐れて、直接断らず遠まわしな表現で穏便に断ろうとします。
しかし、アメリカ人の場合ははっきりと思っていることを伝えることがコミュニケーションの上で大切にされます。まずは、このコミュニケーションの違いを理解しておいてください。
興味がない事をはっきり伝える
日本人が何かしら言い訳をして購入を回避する際、「ちょっと大きいかな」「小さいかな」といったあいまいな表現をします。
しかし、同じような言い訳を英語で伝えても、基本的にアメリカ人には通じないことが多いです。
たとえば、「ちょっと大きいかな」と伝えた場合、「じゃあ、こんなのはどうですか?」と少し小さい他の服を持ってくるでしょう。
このように購入を回避するつもりが反対に勧められて、余計に断りづらくなってしまうケースが多いです。
このため、興味がない場合は「興味がない」としっかり伝えましょう。はっきり伝えても、もともとがはっきり物事を伝える文化なので、きまずい空気にはならないでしょう。
一言で断ってお店を出るフレーズ
試着をしてみた洋服に興味がなく、お店を出たいという場合、アメリカ人の一般的なマナーがあります。
日本人のようにあいまいな表現ではなく、店員の人に一言で自分の意思をきちんと伝えお店をでることが大切です。
この場合、断るフレーズの前に、Thanks(ありがとう)と伝えてから切り出しましょう。その次に伝える言葉としては、
I’ll come back again.
もしくは、
I’ll come back some other time.
といった言葉があります。
「back」という単語だけでは後ろという意味ですが、I will come back. という表現では現在の場所から一度離れたあと、再度戻るという意味合いになるため I’ll come back again.という言葉は、また来るね。といった意味合いになります。
ネイティブのアメリカ人の場合、違うお店を見てからもう一回戻ってくるという感じで捉えられることとなります。また、
I’ll come back some other time.
という表現は、some other time(また今度ね) という表現になります。
たとえば、今度木曜日、映画を見に行くんだけども、あなたも一緒にどう?というお誘いにたいして、ごめんね、木曜日ちょっと仕事で忙しいから行けないんだ。という返事をした場合、
じゃあまた今度でいいよ。
I’ll come back some other time.
といったような使われ方をします。
この「some other time」というのは、いつと決まっていなくても、また今度ね。といった意味合いで「some other time」という表現が使えます。
このため、I’ll come back some other time.(またいつか戻ってくるかもね)ぐらいのニュアンスに聞こえるため、Thanks. と一言伝えた後に、
I’ll come back some other time.と伝えると、この人は買う気がないんだな。という風に理解してもらえます。
そして、言葉の意味合いとしても、今回は帰るけれどもまた来店しますといったことになるので相手を嫌な気持ちにもさせません。このため、海外のブティックに行った場合、この表現をぜひ使ってみて下さい。
短く英語で断るフレーズ
おすすめのフレーズです。しかし、もう少し短いフレーズが良いのにと思っている人もいるでしょう。そんな方におすすめのフレーズが、
I’ll leave it.
です。
I’ll leave it. も試着したけど断りたいと思った時に、やっぱりやめておきます。という意味で使われます。とても短いフレーズなので、Thanks. I’ll come back some other time. が長いと思う人は、まずはI’ll leave it. を覚えてください。
I’ll leave it.は、何かに誘われたり、食べ物や飲み物を勧められたりした時に断る場合にも使えます。カジュアルな言い方なので、友人などにも使えます。
もし、かしこまった言い方で、やめておきます。と断わりたい場合は、
I’d rather not.
と表現することができます。直訳すると、どちらかと言うとしたくない。となり、婉曲的に柔らかく断ることができます。
少しかしこまった表現なので、親しい友人にはあまり使いません。もし、余裕がある場合はこちらも覚えておくと良いでしょう。
もう1つ短いフレーズで雰囲気を悪くせず断りたい場合に使えるフレーズがあります。
ちょっと考えます。
I’ll think about it.
こちらのフレーズも、ショッピング以外にも使う機会が多いフレーズです。試着をして断りたい時にこちらのフレーズを使うと、やんわりと「今回はやめておきます」というニュアンスを伝えることができます。
「I’ll leave it.」「I’ll think about it.」どちらのフレーズも短く、簡単な単語から成り立っているので、ぜひ覚えてください。
商品をほめて断る言い方
上記のように一言で断る方法もありますが、本当に悩んでいてデザインは気に入ったけど色が似合わない、着てみたらイメージと違った場合、そのように伝えたい時もありますよね。そのような時は、どのように言うのか紹介します。
商品はすごく気に入ったんだけど、サイズが合わなかったんです。
I really like it, but it didn’t fit.
色は好きなんだけど、私には似合いませんでした。
I love the color, but I didn’t like it on me.
このように「I like(love)~, but ~」のように伝えましょう。前述した通りこのような断り方をすると、違うサイズや色をもってくる場合もあります。
しかし、本当に購入を迷っている場合は、他の洋服も試着してみたいですよね。その時は、このようなフレーズを使ってみてください。
海外の買い物の流れ
買い物中、店員さんに勧められても上手な断り方を学んだところで、海外での買い物の流れも知っておきましょう。流れや文化を知っておくことで、より気楽にお買い物ができるようになります。
日本のお店では入店した時に、いらっしゃいませ。と挨拶をした後は、こちらから声をかけるまでは、あまり話かけず客が自由に店内を見て回るのが一般的です。
しかし海外では、Hello!(こんにちは)と挨拶があったあとすぐに、
May I help you?
(何かお手伝いしますか?)と話しかけるのが一般的です。
日本人は挨拶以外すぐに声をかけられるとビックリして、
No, thank you.
と言って見たいお店でもすぐにお店を出てしまう人もいます。
または、No, thank you. と言って断りながら、1人でお店の中を見て回ったりします。
実はこの態度は、海外の店員にとっては不愉快なものです。スーパーなどは別ですが、ブランドショップなどでは、Hello! と愛想よく話かけ手伝うのがあるべきおもてなしの姿です。
店員を無視して勝手にウロウロ見て回るのは、店員にとっては勝手に家に入ってきてウロウロされるのと同じ感覚なので、良い気分ではありません。
店員を不愉快にせずに買い物をするには、Hello! May I help you? と話しかけられたら、マナーとして、
ハンドバッグを探しているんです。
I’ m looking for a handbag.
ネックレスが見たいのですが。
I’ d like to see necklaces.
などと答えられるようにしましょう。
そうすると、
どんな色がお好きですか?
What color do you like?
これはいかがですか?
How about this?
と言いながら、いろいろ品物を出してきてくれるはずです。
気に入ったものがあれば購入すれば良いですし、気に入ったものがなければ、先ほどならったフレーズで断れば、店員も不愉快にならずに接客できます。
日本人の感覚や英語が苦手な人には「めんどくさい…」と思うかもしれませんが、海外に行ったらその土地の文化に従うのも、旅行の醍醐味です。
また、覚えた英語を使ってネイティブと会話をする良い機会ですので、ぜひ色々会話をしてみてください。
ちなみに気に入ったものがなく購入を断ったりしても接客の後に、
もうちょっと見させてください。
Let me see around a little more.
と言ったら、お店によっては日本のように1人で自由にお店を見せてもらえる場合もあります。
まとめ
洋服を試着したときに気に入らなかった場合、日本人は本当の理由を言わずに「少し大きかった」などと何かしらの言い訳をして断わります。
しかし、海外で試着をして買わずにお店を出たい時は、はっきりと断わって、お店からでましょう。
もちろん、本当にサイズが合わないなどの場合は、きちんとその事を伝えると他のものをもってきてくれます。
海外でのショッピングもストレスなく楽しく過ごせるフレーズなので、ぜひ覚えてください。
動画でおさらい
これで気まずくない!試着して買わずに帰る時の英語を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。
買い物の場面でも、店側、客側双方が誤解せず気持ち良くいられるように、アメリカ人的感覚の違いを前もって知っておくのは、とても大事な事だと思いました。
日本人の国民性としてやりがちなことが、海外では通用しないことを改めて認識しました。