DoとDoesの意味と使い方｜areとの違いやビジネスでも使える例文23選
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doは英語の中で、be動詞と並んで最初に学ぶ単語です。
誰でも知っている簡単な単語というイメージがあるかもしれませんが、do youとare you の使い分け、doesの使い方など、日本人の英語学習者が間違いやすいポイントでもあります。
また強調のdoやdoを含んだイディオムには、ネイティブがよく使う便利な表現がたくさん。
この記事では文法のポイントから会話でそのまま使えるdoを使った例文まで、doについて知っておくべきことをまとめて学習できます。
新しい単語や表現を覚えるのと同時に基礎を押さえることは英語力を向上させる重要なポイントなので、しっかり確認していきましょう。
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do/doesの意味と使い方の基本
doは覚えることの多い動詞です。まずは基本のおさらいをしていきましょう。
doesはdoの活用形なので、使う場面が違うだけで意味は全く同じです。
do/doesの意味は？
doの意味は、3つ。
1つ目の意味は～するです。
2つ目は疑問文や否定文を作るときに使います。
3つ目は強調です。
その他にも、文中で様々な動詞と組み合わせて使われます。
使い方の例は記事の後半で紹介します。
do/doesの活用
動詞の活用と読み方は以下の通りです。
| do | 現在形 |
| does | 三人称単数現在形に使う |
| did | 過去形 |
| doing | 現在分詞/動名詞(現在進行形に使う) |
| done | 過去分詞 |
doesの使い方をマスターしよう
Doesは主語が三人称単数(he、she、itで表せるもの)で、現在の話をする時に使います。略して三単現と呼ばれますね。
doesを使うときは次の順番で考えましょう。
- 主語は何か？
- 主語は単数か複数なのか？
- 現在の話をしているか？
私は車でオフィスに行く。
I go to the office by car.
彼は車でオフィスに行く。
He goes to the office car.
上の例文のように、主語が三人称単数だと動詞の形が変化するのですよね。
疑問文でも同様で、その場合にdoesが登場します。
今日、夜、あなたが出かけていることをお母さんは知っているの？
Does your mother know you are out tonight?
Do your mother とは言いません。疑問文なので動詞はknowsではなく原形のknowに戻ります。
次は否定文です。
このアプリは私のケータイでは使えないよ(作動しない)。
This app doesn’t work on my phone.
僕たちのマネージャーは明日は働きません。
Our manager doesn’t work tomorrow.
Don’t workではないことに注意しましょう。
主語が複数形になる場合はどうでしょうか？
僕たちの会社のいくつかのチームは週末は働きません。
Some of the teams in our company don’t work during the weekend.
主語が複雑になっても、１人の事を指しているのか複数人を指しているのかに注意をしてdoかdoesかを選びましょう。
Do youとAre youの違いとは？
Study buddies. Cropped shot group of university students doing project in campus library
疑問文でよく使われるDo you～？とAre you～？ですが、doとareの違いをきちんと理解して使い分けることが重要です。
areはbe動詞で状態を表し、doは一般動詞で動作を表すときに使います。
私は学生です。
I am a student.
あなたは学生ですか？
Are you a student?
areはbe動詞ですのでAre you～？の後には 名詞か形容詞、動名詞が続きます。
大丈夫ですか？
Are you OK？
忙しいですか？
Are you busy？
ヒマですか？(時間ありますか？)
Are you free？
これらの単語はすべて状態を表しているためbe動詞を使います。doを使ってDo you busy?という言い方はできません。
一方でDo you～？には動詞が続きます。
英語をしゃべりますか？
Do you speak English?
あなたはバナナよりリンゴが好きですか？
Do you prefer apples to bananas?
では次の例を見てみましょう。以下の２つの文章はどちらも「体調が悪いですか？」と聞きたいときに使えます。
気持ち悪いですか？
Are you ill?
気持ち悪く感じますか？
Do you feel ill?
Are you～？が相手の状態を聞いているのに対し、Do you～？ の場合は感じるという動詞を加えます。
疑問文はdo you かare youのどちらかを使うと覚えるのではなく、相手の状態の話をしようとしているのか、それとも「～する？～してる？」という動作の事を聞きたいのかを意識してみましょう。
押さえておきたいdoの意味/使い方
ここからは、doを使ったよく使われる言い回しを厳選して23個例文とともに紹介します。
to doの意味と使い方
ビジネスでよく使われるto do リストという言葉。これは直訳のとおりやることリストという意味です。
他にもto doには、次のような使い方があります。
①それはバカなことをしたね。
That was a stupid thing to do.
②それは自分でできると思うよ。
I should be able to do it by myself.
to do withで～に関連してという意味になります。
③僕の父は昨日ビジネス関連の話をしていた。
My father was talking about something to do with his business yesterday.
④これは私には関係ないことだ
This has nothing to do with me.
よく使われるdoを含む表現
他にもdoは以下の決まり文句でも登場します。
⑤「暑い夏が好きなんだ」「私もそうだよ」(同じ意見のときの返答)
I like hot summers.
So do I.
⑥調子はどう？
How do you do？
⑦僕の息子はきっとよくやってくれるはずだ。
I am sure my son will do well.
⑧誰か設定してくれますか？それともあなたが自分でやらなくてはいけないの？
Does someone set it up for you, or do you need to do it yourself?
⑨ベストを尽くそう！
Do your best！
⑩早く帰ってもいいですか？
Do you mind if I left early?
他の単語を組み合わせた時のdoの意味
何かをすると言いたいときに動詞のdoを使うことのできる単語は次のようにたくさんあります。
とくに勉強や家事などをする場合は次のような表現を覚えておくと便利ですよ。
⑪彼女は大学で英文学を学んだ。
She did English literature at university.
⑫私は毎朝クロスワードパズルを解く。
I do crossword puzzles every morning.
⑬私は宿題をやった。
She is doing her homework.
⑭バスルームを掃除する
Do the bathroom.
⑮皿を洗う
Do the dishes.
⑯洗濯をする
Do the laundry.
⑰髪の毛をセットする
Do my hair.
⑱メイクアップをする
Do my make-up.
繰り返しを避けるdoの使い方/例文
またdoは繰り返しを避けるためにも使われます。
⑲参加してもいい？ どうぞ
Can I join you?
Please do.
Please join.と返事をするかわりに、doを使って置き換えます。
⑳彼は私の先生よりもずっと早く話す。
He speaks much faster than my teacher does.
この例でもmy teacher speaksとは繰り返さないようにしましょう。
強調のdoの使い方
doには直後の動詞を強調する使い方もあります。
例えば、以下の文章は動詞likeの前にdoを入れる必要は文法上はないのですが、doが入ることで、好きのニュアンスを強調することができます。
㉑私は私の住む町がとても好きなの。
I do like my town.
㉒ここでマッチを買えますか？いつもは売っていますが、今は品切れなんです。
Can I buy matches here?
We do sell them, but we don’t have any now.
㉓東京にきたら、ぜひ電話をしてくださいね。
If you’re in Tokyo, do give me a ring.
発音するときは動詞よりもdoのアクセントを強調します。
ネイティブがよく使う表現ですので、日常会話や映画などで使われているのを耳にしたことがある人も多いかもしれませんね。
まとめ
Portrait of a beautiful student in a library
今回の記事では、まずdo/doesの文法の基本を確認し、areとの違いも例文を使って学習しました。
そしてdoにはさまざまなイディオムや強調などの使い方があることを紹介しました。
シンプルなだけに使う機会がとても多い単語ですので、文法の部分はしっかり確認して、使いこなせるようにしていきましょう。
また、ここでは紹介しきれなかった関連表現もたくさんありますので、関連記事もチェックしてみてくださいね。