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「will」と「be going to」だけじゃない?未来形を表す10種類の英語表現!

英語を話すうえで欠かせない現在、過去、未来を表す「時制」。
日本語でも現在や過去、未来を表す表現ってとてもよく活用されますよね。英語も同じです。

「時制」を表す表現を知っているかどうかで英語圏の人たちとどれくらいコミュニケーションをとれるのかが大きく変わってきます。

ところで未来形というと「will」

「be going to」

まず浮かんでくるのではないでしょうか。

たしかにこれらの表現も使われますが、実は未来形を表す英語表現はもっと存在しているのです!

今回は未来形を表す英語の表現方法を大きく10個に分けて、それぞれの表現について詳しく紹介します。
この10個の未来形の表現をマスターしてさらに英会話を楽しんでいきましょう!

また、「未来形なんとっくにてマスターしてる!」という方も一度この記事に目を通してみてください。「この表現も未来形だったの?」という表現がきっとありますよ!

「Be going to」を使った「未来の予定」の表現

未来形には大きく分けて10個の表現方法があります。

その中のひとつ目が「Be going to」です。

~するんですという未来を表す「Be going to」。
Toのうしろには動詞の原形が来ます。

明日は友達とディナーをします。
I’m going to have dinner with my friends tomorrow.

わたしは伊豆に行きます。
I’m going to go to Izu.

わたしはボートをレンタルします。
I’m going to rent a boat.

私はあとで彼に電話します。
I’m going to call him later.

わたしは今夜、夕飯を作ります。
I’m going to cook dinner tonight.

これらはすべて未来の決まっている予定を表すもので、予約や約束、日付が決まっているものです。

絶対に変えられない予定に対しても使用できますが、「Be going to」のふたつめの使い方なので後から詳しく説明します。

また、英語圏の人は「I’m going to」

「I’m gonna」

と省略して発音します。

英会話スクールの先生などは、丁寧な表現で「I’m going to」を使用するケースが多いですが、実際の日常会話では「I’m gonna」を通常使いますので、この表現もきちんと頭にいれておいてください。

「be doing」を使った「変えられない未来」の表現

さて、前の項目で紹介した「変えられない未来」を表す表現について詳しく説明します。

たとえばわたしは11月に39歳になります。
I’m turning 39 in November.

これは変わることのない未来の予定ですよね。
例文では現在進行形を使っていますが、39歳になるのは未来の話なので、この現在進行形も未来形の一種として数えられます。

「be going to」と

「be doing」

このふたつの表現方法に大きな違いはありません。
ふたつめの予約や日付が決まっていて絶対に変えられないことを話すからといってひとつめの「Be going to」で表現しても一概に間違というわけではありません。

感覚として一般的な未来を表す「be going to」変えられない未来を表す「be going to」どちらの表現方法も頭に入れておきましょう。

「might」を使った「未来に起こりうること」の表現

3つ目に紹介するのは「might」

を使って表現する未来形。

「might」は学校では助動詞として習いますが助動詞のみでは文章は成り立ちません。
必ず「might」後に動詞の原型が必要です。

未来を表す助動詞として使う場合、「might」は未来の予定を話をする場合と~するかもしれないという「未来に起こりえること」を表します。
さっそく次の例文と合わせて見ていきましょう。

明日は友達と食事をするかもしれません。
I might have dinner with my friends tomorrow.

伊豆に行くかもしれません。
I might go to Izu.

ボートを借りるかもしれない。
I might rent a boat.

私は彼にあとで電話するかもしれません。
I might call him later.

わたしは今夜夕飯を作るかもしれません。
I might cook dinner tonight.

彼女は戻ってくるかもしれない。
She might come back.

彼は私にプレゼントをくれるかもしれない。
He might give me a present.

彼はハゲるかもしれません。
He might go bald.

「bald」にはハゲるという意味の単語。
ここではハゲていく未来形に「go」という動詞を使用しています。
ハゲるのような特殊な表現の前に使用される「go」には「元の状態に戻らない」表現に使われることが多くあります。

例えば「go senile」。

これにはボケるという意味があり、口語として軽く使う表現とは異なり、本格的にボケてきているときに使われます。

もうひとつ
「crazy」

という単語。

これには「go crazy」で大騒ぎという場面で使われるほかに病院に入らなければいけないくらい頭がおかしくなるという場面でも活用されます。

例文と一緒に詳しく説明すると、「go」の過去形の「went」を使って「He went crazy.」で

彼は頭がおかしくなって病院に入ってるんだよ。

という意味のほかに
彼は大騒ぎしちゃってさ。(大喜び、または怒ってる)

とふたつの意味を持ちます。

続いて「go nuts」。

これには喜ぶほうの大騒ぎとして使われます。

彼は新しい彼女ができたから、イエーイと喜んで、すごかった。
He got a new girlfriend.And he went nuts.

また同様の意味をもつ「go bananas」。

これにも大騒ぎをして大喜びをするという意味を持ちます。
サルにバナナをあげると大喜びすることからこの表現が生まれたそうです。

「have to」を使った「未来にやらなければならない予定」の表現

4つ目に紹介するのは
「have to」

を使った未来形。

「have to」の後ろに動詞の原形をもってきて「未来にやらなければならない予定」を表します。

また、「have to」には強制的な強さを感じてしまう人が多くいますが、それよりも「~しなければいけない」という点を意識して活用してみてください。

明日は会社に行かなければいけない。
I have to go to work tomorrow.

私は家にいなければいけない。
I have to stay home.

10時までにレポートを終わらせなければいけない。
I have to finish my report by 10.

彼は新しいプロジェクトを始める前に、私と話しをしなければいけない。
He has to talk to me before starting the new project.

彼女は10時までに私に電話をしなければいけない。
She has to call me by 10pm.

彼らは私にお金を返さなければいけない。
They have to pay me back.

私たちは手遅れになる前に、戻らなければいけない。
We have to go back before it’s too late.

私は彼に確認しなければいけない。
I have to check with him.

ひとつ豆知識を紹介します!

「have to」と同じ意味として使われる助動詞の「Must」ですが、

実はアメリカではあまり利用されません。

イギリスでは使用する頻度が多いのに比べてアメリカではビジネスの場などで使われることはありますが日常会話ではあまり聞かない表現です。

また「have to」が自分から「やらなければ」と考えているのに対し「must」には状況や周囲の指示で「やらなければならない」状況にある、というようなニュアンスがあるので、その時々で使い分けるようにしましょう。

「might have to」を使用した「~しないといけないかもしれない」の表現

続いて5つ目。
「might have to」

を使用して表す未来形です。

この「might have to」という表現聞いたことありますか?
日本語に訳すと「~しないといけないかもしれない」

少し曖昧な表現なので日本人が好む表現方法かもしれません。

会社に行かないといけないかもしれない。
I might have to go to work.

家にいないといけないかもしれない。
I might have to stay home.

彼に確認しないといけないかもしれない。
I might have to check with him.

ここで「might have to」以外にも「Will」「Be going to」も確実性が低いから同じようなニュアンスで使えるのでは?と思うかもしれません。

ですが「Will」「Be going to」を使った場合、相手には「必ずやる予定だ」というニュアンスで伝わってしまいます。
なので「~しないといけないかもしれない」と、どうなるのかわからないような曖昧な状況を表現したいときは「might have to」を使用しましょう。

「planning to」を使用した「~する予定です」の表現

6つ目に紹介するのは
「planning to」

を使った未来形です。

「planning to」とは「~する予定です」という未来を表すときに使用する表現です。
ある程度決まった予定の未来形を表す今までの表現とは異なり、「~する予定である」というまだ完全に決まってはいない未来を表す表現となります。

仕事に行く予定です。
I’m planning to go to work.

家にいる予定です。
I’m planning to stay home.

ディナーを作る予定です。
I’m planning to cook dinner.

彼に確認する予定です。
I’m planning to check with him.

「thinking of」を使用した「~するつもりである」の表現

続いて7つ目に紹介するのは
「thinking of」

を使用した未来形です。

「thinking of」も未来形に入るの?と疑問に思いますよね。

では、詳しく紹介していきます。

「thinking of」には、~するつもりであるという意思行動の未来を表します。

さて、6つ目に紹介した「Planning」

いま紹介した「Thinking」がとてもよく似ているため、どんなふうに使い分けたらいいのだろうかと混乱してしまうかもしれません。
英語で話すときには、日本語以上に自分が何をどんなふうに伝えたいのかを明確にする必要があります。

たとえば「~しようと考えている」というときには「Thinking」を使えば良いし、「~する予定です」というときには「Planning」を使用するだけです。

「英語での表現が難しい」と嘆く人は、よくよく確認してみると、そもそも自分が日本語でもなんと伝えたいのかはっきり理解としていないケースが多いです。

なので何を伝えたいのかということを日本語で明確にさせてから英文に直していくと、こういった小さなニュアンスの使い分けにも悩むことがなくなりますよ!

わたしは、会社に行くつもりです。
I’m thinking of going to work.

I’m thinking ofの後ろにくる
動詞には“ING”を付け足します。

家にいようかなと思っているんです。
家にいるつもりです。
I’m thinking of staying home.

彼に確認しようと思っています。
I’m thinking of checking with him.

現在形を使った未来の表現

続いて8つ目に紹介する未来形は現在形に未来を表す表現を付け加えることで未来を表す文章に変えるテクニックです。

例えば明日は仕事です。
I have work tomorrow.

この表現、時制自体は現在形ですが、「tomorrow」という「明日」=未来を示す単語が付け加えられたことで、文章が未来を意味するものに変化しています。

ちなみに「have」の後に「to」を入れるとI have to work tomorrow.

のように、4.で紹介した「have to」の表現となるため、まず意味が「明日は仕事をしなければなりません」と変わってしまいますし、文法も別のものになってしまうので、気を付けてください。

次の月曜日に打ち合わせがあります。
I have a meeting next Monday.

明後日はデートです。
I have a date day after tomorrow.

この現在形に未来を表す表現を付け加えて未来を表す文章に変えるテクニックは使いやすく、またネイティブの会話でも使用頻度の高い表現なのでぜひ覚えて活用してみてください!

「Will」を使った未来の表現

9つ目に紹介する未来形は「Will」を使用した表現方法です。

「~します」という未来を表す表現は基本的には「Will」を使用します。

後で電話しますね。
I’ll call you later.

明日持っていきますね。
I’ll bring it tomorrow.

何ができるか、ちょっと考えてみます
I’ll see what I can do.

「will」を使った未来の表現には明日電話しますね、持っていきますね。
と約束をしているとイメージすればニュアンスが理解しやすいでしょう。

また、文章の頭に「I guess」

「I think」、

「will」の直後に「probably」

を付けることで、「たぶん~するだろう」と曖昧さを含ませることができます。

もしかすると学校で、「Will」は確実性が低い未来を表すと習った人もいるかもしれません。
ですが「will」は普通に未来の予定や予想を表す助動詞で、確実性が高い・低いというニュアンスは含みません。

「I guess」や「I think」、「probably」などのフレーズを文章に付け加えることで「今はこう思っているけれど、その時になったら違う事をするかもしれない」というニュアンスを付け加えることができます。

多分、家にいるんじゃないかな。(家にいるだろうと予測している)
I guess I’ll stay home.

英語を勉強しようかな。(英語を勉強するだろうと考えている)
I think I’ll just study English.

多分、会社に行くかな。(会社に行く可能性がある)
I’ll probably go to work.

「will」を使って「宣言する」ことによる未来形

最後に紹介するのは、宣言をするときに使用する未来形です。
例えば、会社が2017年の売り上げを20パーセント増にすると宣言したとします。

その場合に使用する未来形は「Will」です。

こういった場面でなぜ「Be going to」ではなく「Will」を使用するかというとこれは「宣言」をしているからです。

名詞としての「will」には「意志」や「遺書」など、強い決意を表す意味もあります。

そのため誰かに対して「絶対に〇〇をします。」という際には「Will」を使うことを頭にいれておいてください。
また、何かを「宣言する」場合、通常「will」にアクセントを置いて強調します。

なので強い意志でもって「宣言する」場合は、短縮形の「I’ll」は使わず、

「I WILL」

と「will」をしっかり発音しましょう。

これからは、毎日英語を勉強します。
I will study English everyday from now on.

from now onは、「これから」を意味する表現です。

もう二度とたばこは吸いません。
I will never smoke again.

まとめ

合計10種類の未来を表す英語表現を紹介しましたが、いかがでしたか?

普段使っている表現でも、未来形としての使い方を知らなかったりもしくは意識せず使っていた事に今回改めて気づいたのではないでしょうか?

すでにこれらの英語表現を知っていた方も、復習するいい機会だったと思います。
英語を上達させていくには、文法を知ることが必要不可欠です。

今まで学んだものを整理して確実な文法を学んでいくようにしましょう。

今回紹介した未来形をマスターしてこれからも英会話をさらに楽しんでいきましょう!