「どちらかというと」の英語表現6選|例文で使い方とニュアンスをシーン別解説

どちらかというと 英語 rather

どっちかというとOKかな。
どちらかと言うと、嫌いだな。
どちらかというとしたくない。

どちらかというとというフレーズは、日常会話でよく使われますよね。敢えて表現するならや強いて言えばと同じ意味合いで、2つのものを比較し評価を与える際や、控えめに希望を伝える際などに重宝するフレーズです。

今回は、そんな日常会話でよく使うどちらかというとを英語でどう表現するか?を取り上げます。どちらかというとの英語表現は複数あるので、使い方とニュアンスをシーン別に解説していきますよ。

どちらかというとの英語表現をマスターして、心のうちを正確に伝えましょう!

どちらかというとは英語で?

どちらかというと 英語 rather

どちらかというとの英語表現は複数あります。まずは、一覧でざっと確認しましょう。

would prefer
would rather
more than
more like
if anything
If I had to choose

ここからは、それぞれのフレーズの使い方やニュアンスの違いを、5つのシーンに分けて見ていきます。

①控えめに希望を伝えたい時
②2つのものを引き合いに出す時
③敢えて選ばなくてはいけない時
④前の発言とは反対のことを示唆する時
⑤アンケートの選択肢

①控えめに希望を伝えるフレーズ

どちらかというとしたい(したくない)と、控えめに自分の希望を伝える際の英語フレーズには、would preferwould ratherが便利です。

would prefer

preferは、~の方を好む、〜の方を選ぶという意味。wouldを伴ったwould prefer to~の形で、~の方がしたいです、どちらかというと~したいですと希望を控えめに伝える表現です。
toの後には動詞の原形を続けます。

A:今夜ご飯でも行かない?
A:Do you wanna go out for dinner tonight?

B:ん~、どっちかというと家でまったりしたいかな。
B: Well, I’d prefer to chill out at home.

I’d prefer ~と、wouldは短縮できます。
否定のNOTを加えた I’d prefer not to ~だと、どちらかというと~したくないという表現になります。

A:今夜ご飯でも行かない?
A:Do you wanna go out for dinner tonight?

B:ん~、どっちかというと行きたくないかな。家でまったりしましょう?
B: Well, I’d prefer not to go out. Why don’t we chill out at home?

would prefer not ~を使うことによって、I don’t want to ~(したくない)やNO(やだ)という直接的な表現を避けることができます。
相手を傷つけないやさしいフレーズですね。

would rather

ratherは、いくつかの意味がありますが、ここでは、どちらかと言えばむしろという意味の用法です。

prefer同様、wouldを伴ったwould rather ~の形で、必ずしもという訳ではないけれど~したいと、自分の意向を控えめに伝えることができます。
ratherの後には動詞の原型が続きます。

この件に関してはどちらかというと、後で話したいです。今はまだ…。
I’d rather talk about it later. Not now.

NOTを加えたI’d rather not ~の形で、どちらかというとしたくないというフレーズになります。

この件に関してはどちらかというと、後で話したくないです。今すぐに!
I’d rather not talk about it later. Right now!

would prefer not to ~と同じで、〜したくないとはっきり伝えるのはちょっと乱暴な気がする時、would rather not ~を使うことで、とても丁寧なニュアンスが出せます。

また、比較のthanを加えたwould rather A than Bは、どちらかというとBするよりもAしたいという意味になります。2つのものを比較した結果、自分の好みや選択結果を説明する時に便利な表現です。

どちらかというとレストランに行くよりも、自分で料理する方がいいかな。
I’d rather cook by myself than go to a restaurant.

 
 
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②2つのものを引き合いに出す時のフレーズ

2つのものを引き合いに出してどちらかというと~だと、物事をわかりやすく説明する時のフレーズを紹介します。

It’s more of A than B.またはIt’s more like A than B.で、どちらかというとBというよりAだBよりはむしろAだというフレーズです。
AとBには名詞が入り、than Bは省略することもできます。

最新のiPhoneは、どちらかというと電話というよりコンピューターだね。
The latest iPhone is more of a computer than a telephone.

彼女は同僚というよりむしろ母だね。
She is more of a mother than a coworker.

先生はどっちかっていうと友達みたい。
My teacher is more like a friend.

③敢えて選ばなくてはいけない時のフレーズ

どうしてもどちらか選ばなければいけない時やどっちでもいいとは言えない時ってありますよね?
そんな時の、敢えて選ぶならというニュアンスを含んだどちらかというと~だの英語フレーズは、If I had to chooseです。

If I had to chooseは、もし選ばなければならないのならばという仮定法の表現です。この仮定を添えることで、実際には選びたくないんだけどというニュアンスのこもったどちらかというと、強いて言うならを表現します。

If I had to chooseの後には、I’d choose ~.や、It would be ~.と続けることが多く、If I had to choose, I’d choose ~.で、どちらかというと~だという意味になります。

なお、choose(選ぶ)ではなく、say(言う)やdecide(決める)を使っても同じ意味として使うことができます。
ただし、hadを使うことで、もし~ならばという仮定法になっているため、hadはhaveに変えることはできません!

A:一番好きな色は?
A:Who’s your favorite color?

B:うーん。強いて言えば、青かな。
B:Hmmm. If I had to say, it would be blue.

どちらかと言えば真ん中が好きかな。
If I had to decide, I’d like the middle one.

また、If I had to choose oneと、ONEを加えるケースもあります。

どちらかというとピザがいいです。
If I had to choose one, I’d choose pizza.

④前の発言とは反対のことを示唆する時のフレーズ

最近痩せたんじゃない?
いや、どちらかというと太った。

こういった会話のように、相手に示唆されたことや自分の発言とは反対であることを述べる時にも、どちらかというとの表現を使いますよね。
相手や自分の発言とは反対、または少し異なることを述べたりする際には、If anythingのフレーズを使います。

if anythingは、どちらかと言うと強いて言えばそれどころかという意味の副詞句です。文頭、文中、文末のどこにでも挿入できます。

彼の成績は、どちらかと言えば、前より良くなってきています。
His grades are, if anything, getting better than ever.

彼女は自分の気持ちに対してとても素直です。どちらかと言うと、正直すぎるくらいです。
She’s pretty honest about her emotions. If anything, she’s too frank about them.

 
 
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⑤アンケートで「どちらかというと〇〇」の英語表現は?

文章ではありませんが、アンケートの回答項目によくある、どちらかというと満足どちらかというと不満などといったどちらかというとの英語表現を最後に紹介します。
アンケートの回答項目で使うどちらかというと〇〇は英語で、ratherやsomewhatを使って表現します。

【英語アンケートの回答例】

YES(そう)
rather YES(どちらかと言うとそう)
rather NO(どちらかと言うといいえ)
NO(いいえ)

enjoyable(楽しい)
rather enjoyable(どちらかと言うと楽しい)
rather unpleasant(どちらかと言うとおもしろくない)
unpleasant(おもしろくない)

satisfied(満足)
somewhat satisfied(どちらかと言うと満足)
somewhat dissatisfied(どちらかと言うと不満)
dissatisfied(不満)

agree(そう思う)
somewhat agree(どちらかと言うとそう思う)
somewhat disagree(どちらかと言うとそう思わない)
disagree(そう思わない)

 
 
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まとめ

どちらかというと 英語 rather

どちらかというとの英語表現を紹介しました。

どちらかというとは、日本語でも複数の使い方があり、それぞれニュアンスが異なります。
それに対応して英語表現も複数。今回は、would prefer、would rather、more than、more like、if anything、If I had to chooseの表現を中心に紹介しました。

ただ、これらは基本表現。本文中でも応用表現を交えてたくさんの例文を提示していましたよね。是非、ここは欲張って、より多くの表現をマスターしましょう!
ここで紹介したフレーズをマスターすれば、表現力がアップ、思っていることが正確に伝わりますよ。

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