英語スピーキング上達法!話す機会がなくても大丈夫!コツを紹介
今回は英語のスピーキングの上達法について紹介します。
英語のスピーキングを上達させるためにはなにが必要でしょうか。
上達させる為に重要なことは、高頻度で英語で考え、実際に英語を口にしたりすることです。
たとえ、「ネイティブスピーカーの友達がいない。」「英語を話す機会がない。」という方でも英語を練習できる機会は十分にあります。
英語を勉強するのに適した環境がなくても、「ひとり言」を練習材料にすることができるのです。
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5万というひとり言
ひとりで考えごとをしているときは、色々な考えが頭に浮かんでは消えていきます。
頭の中に浮かんでは消えていく「考え」のその数は、一日あたり5万に上るとも言われます。
この5万の「考え」を、あなたのスピーキング勉強法の教材として、実際に利用してあげればいいのです。
スピーキングについてはこちらの記事も参考になります。
テキストに頼らない
あなたが英語のスピーキングを上達させたい理由のひとつは、あなた自身が「日本語で考えていること」や、「日本語でいつも話していること」を英語で言えるようになることではないでしょうか。
あなたの頭に浮かぶ言葉の数々は、おそらくあなたが日常的に考えていることです。
ですから、この5万の「考え」、あなたの「ひとり言」を教科書にすると、あなたにピッタリな勉強法になるわけです。
その他にもある、スピーキングに関するポイントはこちら
間違ってもあきらめないで言う努力
ただし、自分の「ひとり言」で英語の勉強をする場合、ひとつだけ注意してください。
例えば「お腹が空いた」という「ひとり言」で考えてみましょう。
英語だと
“I’m getting hungry.”
です。
“I’m getting hungry.”と思いつき、これを一言目に言うと仮定します。
一言目に言う言葉は、たとえ間違っていたとしても、頑張って自分の力でセンテンスを作りましょう。
間違えてもいいので思いついたセンテンスを口に出すということが重要であり、練習にもなります。
間違えた言葉を発し、あなた自身の耳で聞き間違えに気づくことで、英語上達へとつながります。
間違えることこそがとても大切な事なのです。なぜ間違えても口に出すことが大切なのか。
それは、そもそも間違えていなければ、直すことすらできないからです。ものごとは何ごとも失敗を重ねることで、正しい方向に進むことができます。
口に出さないというのは、一歩も踏み出さないということです。
英語を学び始めたばかりの日本人は、「英語が上達したい。」「英語が話せるようになりたい。」と思ってはいるものの、
「わたしは英語がある程度できるようになってから英会話スクールに通います。」
「もうちょっと単語や文法を覚えてから留学します。」
という方が多いですが、実際に失敗を重ねる環境に自分の身をおかない限り、英語の上達は望めません。
数多く失敗するとそれだけ上達も早くなることが出来ます。
失敗を多くできる環境に果敢に挑戦して、自ら身を置くことが大切なのです。
例えば、留学している場合、センテンス作りを諦めることはできませんね。
「ひとり事」なら「お腹が空いたって英語でなんて言うんだろう。」と、ここで諦めてしまうこともできますが、実際に海外で生活している場合、諦めてしまったら会話が成立しないので、頑張って何としてでも伝えようとします。
ひとり言も留学と同じで、まずは間違えてもいいから、英語でセンテンスを作って、口に出すということが大切です。
諦めないで間違えながらも口に出す努力を続けることで上達も早くなってくるはずです。
ちなみに、“I’m getting hungry.”「お腹が空いてきた。」の
“hungry”の
部分を変えると、
“I’m getting sleepy.”
「眠くなってきた。」
“I’m getting tired.”
「疲れてきた。」と、様々な表現ができるようになります。
便利なので覚えておいてください。
gettingの使い方については
こちらの記事もお役立ちです。
思いつくには理由がある
間違えていてもセンテンス作りができるようになったら、次は、もう少し長い文章を話せるように意識してみましょう。
日本人が英語を話す際の傾向として、センテンスが短いことがあげられます。
英語の文章としては「お腹が空いてきたな。」は間違いではありませんが、実際の会話の場合、通常、もう少し長い文章で話すことになります。
そして、「ひとり言」を思いつくのには、必ず「理由」があります。
“I’m getting hungry.”「お腹がすいてきたな。」でやめてしまうのではなく、「なんで自分がそれを思いついたんだろう」と考え、その理由をまたセンテンスにしてみてください。
例えば、“I’m getting hungry.”の場合は、
“I didn’t have time”
「時間が無かった」
“to eat.”
「食べる時間が無かった」という具合です。
そして、このような文章も、“to”のあとを別の単語に変えるだけで、様々なセンテンスに作りかえることができます。
例えば、
“I didn’t have time to study English.”
「英語を勉強する時間が無かった」です。
「○○する時間がなかったです。」という表現はこの「○○」の部分を変えるだけで作ることができます。
重要なのは、「ひとり言」を思いついたときに、その理由も合わせて口に出すことです。
スピーキング上達に必要な事
スピーキング力を上達させるためには、もうひとつ大切なことがあります。
「スピーキングは自分が話すだけ。」と思いがちですが、スピーキングはそれだけではありません。
その他に、「相手に質問できる力」が必要となってきます。
「ひとり言」で思いついた「考え」とそれを思いついた「理由」を口に出してから、最終的には「質問」できるレベルにまでもっていけるとよいですね。
例えば、“I’m getting hungry.”「お腹が空いてきちゃった。」は、あなた自身に対しての発言なので、
“I didn’t have time to eat.”
「食べる時間がなかったからだ。」
“What am I gonna eat.”
「何食べようかな。」といった流れになります。
“What am I gonna eat.”も最後の動詞”eat”の部分を他の動詞に変えると「何をしようかな。」という文章になります。
例えば、
“What am I gonna watch.”
「何を見ようかな。」など、いろいろと言い換えることができます。
自分自身に質問してあげる
スピーキングを上達させる際にとても重要なのが、まず自分が思いつく「ひとり言」、つまり「アイディア」です。
それを英語で言葉として発します。
そしてそれを思いついた理由を考え、さらに英文にして発します。
「ひとり言」とその理由の後は、あなた自身に質問していきましょう。頑張ってこのサイクルを楽しみながら、スピーキングの勉強に励んでください。
あなたのスピーキング力はアップします。
まとめ
今回は「ひとり言」を使ったスピーキングの練習について紹介しました。
間違えてもいいから、とにかく口に出すこと、また、「ひとり言」を深掘りしていくことが大切です。
ひとつ表現を覚えれば、そこから枝分かれした表現がいくつも浮かんできます。
そして、「ひとり言」の練習に慣れてきたら、実際に英会話スクールに通ってみるとよいです。
英会話スクールでは間違えを指摘してくれるので、さらに上達が期待できます。
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。