ブックカバーは和製英語?book coverの正しい意味は本の表紙

book cover 意味 ブックカバー

英語ぷらすではこれまでも、日本で生まれた和製英語に関して何度か取り上げてきました。
コンセントやキャンピングカー、ガソリンスタンドにコインロッカー。覚えているでしょうか?
和製英語だと気づかずに使ってしまうと、旅先で大失敗!あるいは、知人の前で赤面!なんてことになりかねません。

今回は、そんな日常生活に溶け込んでいる和製英語のひとつ、ブックカバーに関して解説していきます。
ブックカバーを意味する本当の英語表現は何なのか?そして英語でbook coverが意味するものとは?さらにはブックカバーを付ける習慣があるのは日本だけ?という興味深いトピックも取り上げます。

ブックカバーの英語表現を通して、海外の文化をのぞき見しましょう!

ブックカバーの英語表現

book cover 意味 ブックカバー

では早速、和製英語ブックカバーの英語表現をみていきましょう。
ブックカバーは英語で、
book jacket

と表現します。

CDのジャケットとしても使われている単語jacketには、覆うものカバーするものという意味があります。つまり、book jacket本を覆うもの=ブックカバーを表す言葉として使うことができます。

また、ブックカバーは他にも
dust cover

dust jacket

dust wrapper

と表現されることもあります。
dustホコリという意味、wrapper包むという意味のwrapからきています。プレゼントなどのラッピング(wrapping)もこのwrapが語源ですね。

日常会話で使えるブックカバー(book jacket)を使った英会話フレーズも紹介しましょう。

この革のブックカバーは、私が退職した時にもらったプレゼントです。
This leather book jacket was given as a retirement gift when I left the company.

retirement gift退職祝いの意味になります。

外に本を持ち出す時はいつも、ブックカバーをしています。
I always put a book jacket on my book when I bring it outside.

本にブックカバーをつけるの英語表現は、put on(はめる)を使って表現します。

本にブックカバーをつけますか?
Do you put a book jacket on your book?

キャッチコピーもブックカバーと同じ和製英語です。
こちらの記事で正しい英語表現を確認しましょう。

book coverの意味

次に、ブックカバーの英語表現だと間違われることが多いbook coverに関してみていきます。
そもそもbook coverという英語は存在するのでしょうか?

book coverという英語表現は存在します。ただ、日本語のブックカバーを指す英語表現ではありません。
英語のbook coverの意味は、本の表紙部分を指します。表紙部分というのが少し難しいですが、表紙カバーではなくて、1冊にまとめる役目をしている書籍本体の外側のことです。表紙には本のタイトル、裏表紙にはあらすじなどが載っているあの表紙部分をbook coverと言います。

book coverの上に被せる着脱可能な覆い(日本語のブックカバー)が、英語ではbook jacketです。
ブックカバーがbook jacketで、book coverは本の表紙部分、なんだか頭が混乱しそうですが、頑張って整理していきましょう!

なお、book coverを使った格言にこのようなものがあるので紹介しておきます。

You can’t judge a book by its cover

直訳すると、本の内容は表紙では判断できないです。ここから、人は外見では判断できないまたは、見た目だけで人を判断してはいけないという意味で使われています。
同じ意味で、このようなパターンもあります。まとめて3パターン覚えましょう!

Don’t judge a book by its cover.

Never judge a book by its cover.

英語の名言や格言を知っていると会話の幅が広がります。こちらの記事が参考になります。

表表紙や裏表紙の英語表現

book coverの意味は本の表紙部分ということでした。本の表紙には、表表紙裏表紙があります。では、表表紙と裏表紙はそれぞれ英語でどう表現するのでしょうか?

表表紙は英語で、
front cover

と言います。

裏表紙は英語で、
back cover

と言います。

大坂なおみは2019年にタイム誌の表紙を飾った。
Naomi Osaka was on the front cover of TIME magazine in 2019.

裏表紙に、この本は特に幼い年齢にいいと書いてある。
The back cover states that this book is great especially for young ages.

ブックカバーをつけるのは日本だけ?

日本語のブックカバーは、本の表紙部分(book cover)の外側にかけるカバーのことです。本の表面を保護したり飾ったりする目的で使われます。
本屋さんでサービスでつけてくれるものから、デザインや素材にこだわった高級なものまでたくさんの種類があるブックカバーですが、実は、海外ではブックカバーをつける習慣がほとんどありません。

本の表面を保護することが目的なら、book cover(本の表紙部分)がその役割をしている。多くの外国人はこのように考えています。またブックカバーを使用する理由として、電車内などで他人に何を読んでいるか知られたくない。という理由も挙げられますが、これはいかにも日本人的な発想。多くの外国人はそんなことは気にしません。

というよりも逆に、人の読んでいる本に関して興味を持ち、積極的に話しかけてくるといった反応の方が多いでしょう。

こういった背景から、外国人にブックカバーの必要性はなく、あまり普及もしていないということが理解できたでしょうか?
こんな小さなブックカバーひとつとっても、考え方や文化の違いが見えてくるようで面白いですよね。

ブックカバーに作者のサインを入れてもらうのも楽しみのひとつでしょうか?
サインに関してはこちらの記事が参考になります。

まとめ

book cover 意味 ブックカバー

今回はブックカバーに関して取り上げました。
ブックカバーの英語表現はbook jacketが一般的で、英語のbook coverの意味は本の表紙部分を指すものでした。

また、日本ではシンプルなものから凝ったデザインのものまで種類が豊富なブックカバー(book jacket)ですが、海外ではほとんど使われていません。そう考えると、ブックカバーはひとつの日本文化と言っても過言ではないですね。

ブックカバーの英語表現をマスターした後は、ご自慢のブックカバーを小脇に抱え、外国人の方々との異文化交流を楽しんでみてください!

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