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ブレイクスルーはブレイクする?breakthroughの本当の意味と使い方

最近日本語でもよく耳にする、ブレイクスルーという言葉。
2018年に映画が放映された人気バンド、Queenの楽曲にも、Breakthruという曲がありますね。

この単語、なんとなく意味はわかるけど、英語で使うには自信がない、という人もいのではないでしょうか。
そこで、ブレイクスルーを英語でも使えるように意味と使い方を徹底解説します。

注)ブレークスルーと表記される場合もありますが、ここではブレイクスルーで統一し紹介します。

ブレイクスルーの意味


日本語のブレイクスルーという言葉は、英語のbreakthroughからきていてます。

意味は突破(口)、打開(策)、大きな進歩、躍進、(貴重な)新発見
行き詰まった状況から抜け出すことや、技術や研究が飛躍的に進歩することを表現します。

それでは例文をみてみましょう。

彼女は科学的な大発見をした。
She made a scientific breakthrough.

私は彼が解決策を見つけてくれると信じている。
I believe that he will find a breakthrough.

画期的な薬品の開発により、がん治療が大きく変わった。
The development of breakthrough drugs has dramatically changed cancer treatment.

コンピューター技術の大躍進が世界を変えた。
The major breakthrough in computer technology has changed the world.

ビジネスシーンで使うブレイクスルー

日々、画期的なアイディアがうまれ、斬新な打開策が発表されるビジネス業界。
breakthroughはビジネスのシーンでも頻繁に出てくる単語です。

ビジネスシーンで使える例文もいくつか紹介します。

彼女のユニークな思考が画期的なビジネスを生み出す。
Her unique thinking creates a breakthrough business.

その会社は技術革新により問題を打開した。
The company achieved a breakthrough on the issue thanks to technological innovation.

企業の経営者たちはいつも画期的なアイディアを模索している。
The company managers are always looking for a breakthrough idea.

大躍進がない限り私たちのビジネスは成長しない。
We can not grow our business unless there is a major breakthrough.

ビジネスシーンで役立つ、実績を表す英語表現についてはこちらの記事もおすすめ。

応用編:動詞のブレイクスルー

さて、これまでで紹介したのは名詞のブレイクスルーでしたが、実はブレイクスルーは動詞として使われることもあります。

動詞の場合はbreak throughと2単語になるので注意してください。
意味は「突破する、打ち破る、突き抜ける」など。

では動詞の時制の活用(break/broke/broken)にも気をつけながら例文を見てみましょう。

救助隊は鉄の壁を突き破った。
The rescue team broke through the iron wall.

彼女のインスタグラムのフォロワー数が1万人を突破しました。
She has now broken through the 10,000 follower mark on Instagram.

春にはたくさんの植物が土から芽を出す。
Many plants break through the soil in spring.

ブレイクするはブレイクスルー

フォーマルな場面で使うことが多いブレイクスルーですが、カジュアルな場面で使うことも。

例えば、無名の歌手がいきなり有名になることを日本語で「ブレイクする」と言うことがありますね。こちらもbreak throughで表現することができます。

彼女はブレイクすると思ったよ!
I knew that she would break through as a star!

「ブレイクするはブレイクスルー」とダジャレのように覚えてみてもいいかもしれないですね!

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まとめ

例文でも紹介した通り、日本語で使われるブレイクスルーは英語のbreakthroughでも同じ意味で使われます。政治やビジネスの分野で使われることが多い表現ですが、他のビジネス用語に比べると難易度はそれほど高くない言葉ですね。

新聞を読んだりニュースを聞いたりして、さまざまなシーンに合わせた使い方を練習してみるといいでしょう。

ここぞ、というぴったりなシーンでこの表現が使えるようになりますよ。