※当サイトはプロモーションが含まれています

oftenの意味は?「頻度」を表す副詞の表現や使い方

oftenといえば、中学校で誰もが習うお馴染みの英単語のひとつです。英作文で使ったことがある!という方も多いでしょう。

頻度を表すのにとても便利な言葉ですが、ネイティブにとってoftenはどの程度の頻度を指すのでしょうか。

今回はoftenをはじめ、頻度を表す副詞の意味や使い方について詳しくご紹介します。

ネイティブのニュアンスを把握して、より的確な英語表現を目指しましょう!

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

oftenの意味と使い方

まずはoftenの基本の意味と使い方をおさらいしてみましょう。

高めの頻度を表現する

oftenはしばしばたびたびと訳されるとおり、高めの頻度を表現する副詞です。

ニュアンス的には「50%は確実に超えるけれど、100%まではいかない」という時に使います。

中学ではtは発音しない、と習った方も多いかもしれませんが、実際には発音するネイティブは珍しくありません。イギリス英語ではむしろ発音する方が正しいと主張する人もいるくらいです。

辞書でも発音記号はどちらも記載されているものが多く、会話の際にあまり神経質になる必要はありません。

また、oftenと同程度の頻度を表す単語として、

frequently

があります。

WEBサイトなどでよく見かけるFAQは、
Frequently asked questionsの略です。

Q&Aと同じと思っている方も多いかもしれませんが、
Q&AQuestion and Answer

質疑応答です。

これに対し、FAQ(Frequently asked questions)は、たびたび尋ねられる質問、つまりよくある質問という意味になります。FAQfrequentlyが入っていることで、質問の頻度について言及しているわけです。

frequentlyは、比較的形式ばった表現で、oftenに比べると短い期間に繰り返されるニュアンスがあります。日常会話だと、frequentlyはやや硬い表現です。

more often

oftenmanymuchの比較級moreをつけると、より頻繁にという意味になります。

more often than usual

といえば、いつもより頻繁にです。

これがmore often than not

となるとたいてい通例という意味になり、usuallyと同義語になります。

決まり文句のようなものですから、more often than not=usuallyと覚えてしまいましょう。

not very often

not very often

は、それほど~しないめったにないを意味します。

分解するとひとつひとつは簡単な単語ですが、3つそれぞれの意味で理解しようとすると正しい意味が浮かびませんよね。ワンフレーズとして丸暗記しておくといいでしょう。

関係代名詞の使い分けについてならこちらの記事もおすすめ。

頻度を表す英単語

頻度が違えば英語表現も違ってきます。

たびたび起こる場合はoftenですが、いつも起こることや、逆にめったに起こらないことは、どのように表現すればよいのでしょうか。

ここでは頻度を表す英単語をご紹介します。

めったにない【rarely】

絶対にないとは言い切れないけれど、起こる可能性はないに等しい場合に使われるのがrarelyです。
日本語でも珍しいことをレアなケースだと言うことがありますよね。

ちなみに、rarelyよりもさらに頻度が低く、可能性が限りなくゼロに近い時は

hardly ever

が使われます。

時々する【sometimes】

時々といえば、sometimesですよね。often同様、中学英語で習ったという方も多いのではないでしょうか。

ニュアンスとしては、50%超えのoftenほどではないにせよ、50%前後の割合で起こる感じです。

似た言葉にsometimeがあります。

スペルは最後にsがついていないだけですが、意味は全く違っていつかそのうちかつてといった、未来または過去の不特定の時を表す際に使われます。

発音もとてもよく似ていて、英会話では区別がつきにくいので、前後の意味で判断しましょう。

しばしばする【often】

oftenについては先に述べたとおり、50%以上は起こる可能性があるというニュアンスなので、6~7割の頻度で起こるならoftenが使えます。

この数値も明確に決まっているわけではありません。漠然と頻度が高いことを表現するならoftenを使いましょう。

いつも【usually】

いつもといえば、usuallyです。こちらも比較的馴染みのある英単語かもしれません。
普段一般的に通常と訳される通り、習慣的に行われているニュアンスがあります。

例外はあるものの、一般論として語れるレベルには頻度が高いといったイメージです。

常に【always】

もっとも頻度が高いのがalwaysです。英語や歌のタイトルに使われることも多く、日本人にも比較的馴染みのある英単語でしょう。

いつも常にと訳されるとおり、起こる確率は100%です。100%は言い過ぎかなと思ったら、almostほとんどをつけましょう。

almost always

といえば、少しだけ頻度を下げた表現になります。

絶対ない【never】

頻度がもっとも低いのがneverです。全く起こる可能性のない、0%のニュアンスを持つ単語です。

いまだかつてない一度もないといった強めの否定の表現なので、まさか!ありえないよ!という場合もNever!が使えます。

3つの比較級の使い方についてならこちらの記事もおすすめ。

頻度を表す副詞の使い方

これまで説明してきたように、頻度を表す副詞はたくさんあります。
では、実際に英会話で使おうと思ったら、英文のどのあたりに副詞を入れたらいいのでしょうか。

ここでは頻度を表す副詞の使い方について説明していきます。もっとも全ての副詞が同じ位置に来るわけではありません。
副詞の種類によって入れるべき場所は異なります。何のための副詞かを考えて、どこに置くかを決めましょう。

be動詞の後に置く

be動詞がある場合、頻度を表す副詞はその後に来ます。

He is often half asleep.

といえば、
彼はよく寝ぼけている。です。

Losers are always in the wrong.

といえば、
敗者はいつも悪い、つまり勝てば官軍という意味になります。

is often、are always、どちらもbe動詞の後ですよね。

一般動詞の前に置く

一般動詞の場合、頻度を表す副詞は一般動詞の前に置きましょう。

He often reads books.

といえば、
彼はよく本を読む。です。

He rarely get angry.

だと、
彼はめったに怒らない。となります。

rarelyのように否定的な意味を持つ副詞があると、文中にnotがなくても否定的な意味になります。

副詞を聞き逃してしまうと相手の言いたいことが正しく理解できなくなるので、注意しましょう。

be動詞と助動詞が両方ある場合

willshouldなどの助動詞がある場合、頻度を表す副詞は助動詞の後に来ます。

例:
和訳 あの店にはよく行ったものだ
英文 I would often go that shop.

では、助動詞とbe動詞が両方あった場合はどうでしょう。

とっさの判断が難しくなるところですが、この場合、基本的に否定文のnotが入るところと同じ場所におくと覚えるといいでしょう。

例:
和訳 私は常に親切であるべきだ
英文 I should always be kind.

質問への答え方

例えば、(彼女とはどのくらいの頻度で会うの?)
How often do you meet her?

と質問された場合は、該当する副詞を言えば十分に答えとして通用します。

(いつもだよ)
Always.

でも、ちゃんと意味は通じます。

もっと具体的に答えるなら、

週に1度は会う:
Once a week

週2:
Twice a week

1日1回は顔を合わす:
Once a day(1日1回)

となります。

毎月1回程度なら:
Once a month

月に2回なら:
Twice a month

です。

ちなみに月に3回は、oncetwiceに続く

thrice

という言葉は確かにありますが、最近はあまり使われなくなってきています。

現在ではシンプルに

three times

という表現が一般的なので、3回以上はthree times、four timesといえばOKです。

頻度を表す副詞を使った英語例文

ボキャブラリーを増やすには、実際に使ってみるのが一番。
頻度を表す副詞も、積極的に会話に取り入れていきましょう。

ここでは日常生活で使える、英語例文をいくつか集めてみました。
簡単な言い回しから覚えて、表現の幅を広げましょう。

私はその店でいつも朝食を食べる。
I always eat breakfast at that cafe.

alwaysですから100%に近い頻度で、その店を利用していることがわかります。
毎朝その店で朝食をとっている、ということになりますね。

彼女はよく学校に遅刻する。
She is frequently late for school.

frequentlyは頻度としてはoftenと同じですが、若干形式ばった表現で、短い期間で繰り返される頻度とご紹介しました。

また、この例文にはbe動詞が使われているので、その後にfrequentlyが来ています。

バスにはほとんど乗らない。
I almost never ride the bus.

ほとんどを意味するalmostが使われています。almostとは、何かに到達する一歩手前のニュアンスがあります。
頻度の場合、100%目前といった意味です。

今回はalmost neverなので否定文となります。否定しているのはバスに乗ることです。
完全にバスに乗らない一歩手前なのでほとんど乗らないという意味になります。

普段なら果物は食べない。
I normally don’t eat fruits.

normallyという単語もあります。正常な普通のと訳される通り、usuallyと同じくいつもという意味になります。

この例文の場合、100%とはいかないものの、食べないのが当たり前というニュアンスになります。

兄は滅多に電話をかけてこない。
My brother hardly ever calls me anymore.

rarelyよりも頻度が低いhardly everを使った例文です。

可能性が限りなくゼロに近い、滅多にしない場合の表現となります。
兄弟仲が疎遠になっていることが伝わる言い回しですね。

英語でよく使われる副詞についてならこちらの記事もおすすめ。

まとめ

頻度を表す副詞はいろいろあります。
TPOに応じて使い分ければ、言いたいことがより的確に伝わりやすくなるので、できるだけバリエーションを増やしていきましょう。

ネット上の英和辞典など辞書類で検索し、表示されている単語をひとつずつ覚えていくのもよいでしょう。

頻繁に使うものは音声データなどをダウンロードして繰り返し聞き、その発音を耳に馴染ませておくと、英会話の際に単語をキャッチしやすくなります。
同時に英文でスペルチェックをしておくと、自分の語彙として習得しやすくなるでしょう。

最近はメール英語例文辞書などもあり、英語の勉強はしやすくなっています。自分にあったものを探してみましょう。

便利な副詞を使えば意味を共有しやすくなり、よりよいコミュニケーションを目指せます。英語力のアップに副詞を活用しない手はありません。

ひとつでも多くの単語を覚えて、会話力をブラッシュアップしましょう!