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acrossのイメージから意味や使い方を覚えよう!acrossを使った英語表現も

across 意味 使い方 英語表現 例文 フレーズ

道のりを説明する英語として、頻出単語であるacross。

学校でも習う言葉なので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。耳馴染みのある単語かもしれませんが、意味や使い方を正しく理解したうえで活用できている人は少ないかもしれません。

今回は、英単語acrossに着目して意味や使い方、英語表現などを紹介します。

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acrossの読み方と発音、用法と意味

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acrossは品詞で分類すると前置詞、副詞として用いられる単語です。
前置詞や副詞と聞くと難しそうと感じてしまうかもしれませんが、コアイメージを捉えることで理解しやすくなります。

ここではacrossの読み方と発音、acrossのもつコアイメージ、品詞ごとの意味を紹介するので、単語を理解するうえでの基礎としてしっかり覚えていきましょう。

読み方と発音

acrossはアクロースと発音します。音節で区切るとa・crossです。
きちんと発音できるようにするために、正しい発音を聞き、実際に発音をするという練習を繰り返しましょう。

across
読み方:アクロース

コアイメージ

コアイメージとは、文脈や状況などに影響されることがない、単語が持つ本質的な意味のことです。コアイメージを捉えることで一つの単語が持つ共通のイメージから訳を連想できるようになります。多くの英単語は、複数の意味を持っています。

英語辞書で単語を調べたときに、複数の意味が載っていて覚えるのに苦労した経験が1度はあるのではないでしょうか。そこで覚えておきたいのが、単語の本質的な意味を指すコアイメージとなるのです。コアイメージを覚えることでニュアンスが理解できるので、よりネイティブ感覚で英語を使えるようになるのです。

acrossが持つコアイメージは、平面を横切るというものです。平面というと分かりづらいかもしれませんが、川や道などをイメージすると理解しやすいでしょう。

このイメージから、英単語acrossは平面を横切るというイメージから派生したさまざまな意味を持っているのです。それでは、平面を横切るというコアイメージを意識しながら、acrossの意味をチェックしていきましょう。

前置詞acrossの意味

前置詞acrossは、~を横切って、~の向こう側に、~を渡って、などの意味があります。

イメージとしては、さきほど説明した川や道といった平面的なものを横切るというものなので、山や壁など立体的なものを横切るときには使いません。このように横切ったり渡ったりする対象に、山や真っ直ぐに横断するのを妨げる壁のような障害物があるときにはacrossを使わないようにしましょう。

ほかにも、acrossは位置を示す場合にも使われることがあります。この場合は、川や道を渡った向こう側や視線の先に目的のものがある、という意味で使われるので覚えておきましょう。

また、横切っている・横たわっている状態を表すときにもacrossを使います。
例えば、木が道路を横切るように倒れている場合や、横たわるようにベッドにいるときなどの、状態を表すときにはacrossを用いるというわけです。

acrossの意味はこれだけではありません。他にも、~と交わるように、という意味もあります。acrossの語源は動詞のcross(十字)からきており、そのことからも交わる様子が連想できますよね。語源も併せて覚えることで、より意味がすんなり理解できるようになるでしょう。

もう一つ前置詞acrossの意味として覚えておきたいのが、〜の一つに、~の至る所に、~の各地でというもの。これは、acrossには端から端までというニュアンスが含まれていることに起因します。このことからも、~の至る所に、~の各地で、という意味で使われることもあるのでぜひ覚えておきましょう。

副詞acrossの意味

副詞のacrossには、横切って、横断して、向こう側へ、反対側にという意味があります。また前置詞と同様に、位置関係を表す単語を修飾する役割があります。他にも、直径で、という意味があり、物体の直径を指すときにも使われるので覚えておきましょう。

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acrossを使った英語表現7選

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ここからは、acrossを使ったフレーズを紹介します。

全体的に:across the board

across the boardは、全体、全体的に、全ての対象に対して、といった意味があります。
この言葉の由来はなんと競馬。競馬といえば、数頭の馬がレースに出走し、その順位を予測して的中すれば掛け金に応じた金銭がバックされるという賭け事のひとつですよね。

boardには板のほか、掲示板や得点版という意味があり、掲示板に書かれた出走する馬を見てお金を賭ける馬を決めるという行為が転じ、全体的にという意味になりました。このフレーズは日常会話やビジネスシーンでも良く使われるので、覚えておくと便利な言葉ですよ。

across the board
読み方:アクロース ザ ボード

~が思い浮かぶ:come across~

come across~
読み方:カム アクロース

このフレーズは、動詞と副詞や前置詞が組み合わさることで一つの意味をもつ句動詞です。
感情や考えなどが思い浮かぶ、心をよぎるという意味があるフレーズです。思いもよらないことや、偶然思い浮かぶ、というニュアンスを含んでいるので、思い出そうとして思い出す場合には使わないよう注意しましょう。

主に話し言葉(口語表現)として使われる言葉にはなりますが、come across asというフレーズもあります。この場合は、~として受け入れられている、~のような印象を与える、という意味で使われます。

人や物に対し、第一印象を相手に伝えるときに使えるフレーズですね。会話に応用できるので、come acrossとセットで覚えましょう。

~を横切る:cut across~

cut across~
読み方:カット アクロース

cut across~には、近道のために場所を横切る、横断するという意味があります。
cutには切れる、削除する、無視するなどの意味があるので、cut across~で横切って邪魔をする、妨げるという意味でも使われます。cut across~が持つ意味は他にも、~と食い違う、~の領域を超えるといった意味があるので併せて覚えておきましょう。

分かりやすく伝える:put across

put across
読み方:プット アクロース

put acrossには、分かりやすく伝える、上手に伝える、という意味があります。自分の考えやアイデアを相手に上手く伝えることを表現するときに使えるフレーズですね。話し手として理解させる側で使うフレーズなので、立場に注意して使ってみましょう。

~に偶然出会う:run across~

run across~
読み方:ラン アクロース

run across~には、~に偶然出会う、(物を)偶然見つけるという意味があります。
予期せぬタイミングでふと人に出会ったり、思いもよらない場所で探し物を見つけたりしたときに使えるフレーズですね。

他にもrun acrossを使ったフレーズに、run A across Bがあります。
run A across Bで、Aには人や物を、Bには対象となる障害物といったものを伴い、Aを(車や船で)Bの向こうに渡す、という意味になります。

(向こう側へ)横断する:get across

get across
読み方:ゲット アクロース

川や道路の向こう側に渡る、渡らせる、横断すると伝える場合に使えるフレーズが、get acrossです。また、get acrossの持つ向こう側へ横断するという意味から、考えを相手に理解させる、分からせるという意味も表現できます。他にも、口語表現としてget acrossが使われる場合、人を悩ませる、怒らせる、イライラさせるという意味もあるので覚えておきましょう。

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まとめ

across 意味 使い方 英語表現 例文 フレーズ

今回の記事では、横切るや向こう側へを意味するacrossについて紹介しました。

acrossを使った英語表現は複数あり、さまざまな意味や使い方があることが分かりましたね。また、単語のもつ本質的な意味であるコアイメージを理解すると、派生的な意味や熟語もよりスムーズに覚えられるようになりますよ。

社会人になると学生のころと比べて英語に触れる機会が減っていると思います。仕事をしながら時間を見つけ学んでいくのは大変ですよね。時間がないからこそ英語は効率的な学習法で学んでいく必要があります。

英語学習者が意識しておきたいことは、気になった単語を検索する癖をつけたり、日本語を英語変換で考える習慣をつけたりすることです。自分で調べた単語を単語リストとして都度まとめ、気になったフレーズも例文と一緒にまとめたフレーズ&例文帳を作るとよいでしょう。それを使い、反復しながら勉強することで効率よく単語やフレーズが覚えられます。

単語やフレーズを調べるときに活用したいのが、スマホやパソコンで開ける英語学習サービスです。辞書ツールとしてオススメなのが、無料で利用できるWeblio英和辞典・和英辞典や英辞郎on the WEB。特にWeblioの辞書のサービスには、広い分野の専門用語を調べられEDR日英対訳辞書や日英・英日専門用語辞書が含まれているので幅広い単語検索に最適です。

より快適に英語学習に取り組みたい方には、英辞郎on the WEBの有料版である英辞郎on the WEB Proを活用してみてはいかがでしょうか。有料版の英辞郎on the WEB Proでは、最大2万件を登録可能なオリジナルの単語帳機能や、143万件もの膨大な量の例文が確認できます。こうした有料ツールを使い、効率的かつ快適に英語を覚えていきましょう。

英語初心者で基礎英語力を高めたい方は、英文法を覚えることも大切です。発音や単語を身に付けていても、間違った文章だと伝えたいことも正しく伝わりません。完全初心者の方が英語の基礎を固めたいと考えているのであれば、中学英語の参考書に取り組んでみるのもおすすめです。英語学習の原点へと立ち帰れるほか、基礎的な例文や分かりやすい解説がついているので無理なく学習できますよ。

そして今回紹介したコアイメージを覚える時にオススメなのが、英単語イメージに特化したイメージ辞書です。特に大修館より出版されている[図解]英単語イメージ辞典では、英単語をイラストや図で示しているので、単語が持っている全体的なイメージの理解がより深くなるでしょう。コアイメージを覚えることで効率的に英単語学習ができるようになりますよ。

フレーズや英単語をある程度覚えられたら、次はアウトプットしていきましょう。
アウトプットに最適なのが英会話スクールです。今では自宅にいながら英会話レッスンが受けられるオンライン英会話サービスもたくさんあります。オンライン英会話は、自分で講師を選べるものもあるので、自分に合った講師を見つけやすいでしょう。また、ネイティブ英語に触れられるのでより実践的な英語力が身につけられます。自分のレベルや目的別で学習コースを選べるオンライン英会話教室もあるので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。

よりネイティブな英語を習得したいのならば英語字幕で映画を観るのもオススメです。洋画の中にはスラングを含む日常英会話や、自然な言い回しが多く使われていますし、字幕を追うことでリーディング力も鍛えられます。なにより楽しく英語に触れられるので継続できそうですよね。分からない単語や知らなかった言い回しは、前述したようにまとめておくこともお忘れなく。

このように英語の勉強法はさまざまです。
日々の中で英語に触れる機会や考える時間を意識し、継続していくことが英語を身に付ける鍵となるでしょう。自分のスタイルに合った学習方法を探して取り組んでみましょう。







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