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英語で「○○様」はどんな風に表現するの?もしもアメリカのホテルで働いたら

英語の接客では〇〇はどのように表現するのでしょうか。

アメリカのホテルを例に、従業員の人がお客様に対してどのような呼び方で接客しているのかを、丁寧なニュアンスの表現方法と共に紹介します。

苗字が分かっていて既婚か分からない場合の呼び方

例えばお客様の名前が分かっている場合は男性なら
Mr.〇〇(ミスター.〇〇)、女性なら

Ms.〇〇(ミス.〇〇)

と呼ぶことが一般的です。

女性の場合、結婚していることが分かっている場合は
Mrs.〇〇(ミセス.〇〇)

と呼んでも問題はありませんが、最近はMrs.〇〇という呼び方はほとんど使われなくなっています。

ホテルでは女性の一人客の場合ですと結婚しているか結婚していないか分からないことが多いため、Ms.〇〇と呼ぶ場合がほとんどです。

より丁寧に呼びかけたい場合

例えば名前が分からない男性客に声をかけたい場合、

Excuse me, Mr.(エクスキューズミー、ミスター)

と呼べば丁寧な表現になります。

女性客の場合は

Excuse me, Ms.(エクスキューズミー、ミス)

となります。

さらに丁寧な表現が必要とされるお得意客などの場合、男性客ならば
sir(サー)、女性客ならば

ma’am(マアム)などの呼び方もあります。

Sirを日本語にすると、お客様殿方などのニュアンスになりますので目上の男性を呼ぶ場合の呼称には向いています。

またma’amマダムの略となりますので、sir同様に相手を敬う丁寧な表現ではありますが、おばさんと受け止める人も少なく無いようですので使い方には注意が必要です。

ちなみに、お母さんを表す
mom

とは異なりますので気を付けましょう!

尊敬している人に呼びかける場合

sir(サー)やma’am(マアム)は大変丁寧な表現ですので、尊敬している人に対しても使えます。

Yes, sir.

Yes, ma’am.

などが使い方の代表例ですが、これらは尊敬する目上の人との会話で頻繁に登場します。

敬意を表する場合に最も相手に伝わりやすいニュアンスと言えるでしょう。

但し、Mr.〇〇やMs.〇〇のようにsir.〇〇やma’am.〇〇と名前を付けることはありません。

文章で相手の名前が分からない場合の表現「ご担当者様」

目の前に呼びかける対象がいる場合を紹介してきましたが、メールなどで性別や名前が不明な対象に呼びかける場合はどのように表現すれば良いのでしょうか?

日本語でいうところのご担当者様という表現は、英語で

To whom it may concern

と表します。

文章の冒頭などにこちらを入れる場合は、

To Whom It May Concern,

というように、各単語の冒頭を大文字にしてタイトルとし、文章を書き始めることも大切です。

とても便利な表現ですので、一緒に覚えてしまいましょう。

まとめ

アメリカのホテルのようにさまざまな人を接客する場合は、その人と話した印象や連れの人との関係性などから、無難かつ丁寧な表現を選択することが必要不可欠となります。

そのため、従業員スタッフの人は、臨機応変にあらゆる呼び方や表現を身に付ける必要があります。

とくに女性に対する呼び方は、トラブルの原因にもなりかねませんので細心の注意が必要です。

接客以外に普段でも、さまざまな年代のネイティブと交流を深めていく上で、これらの表現を身に付けておいて損はありません。

ぜひ練習をして使ってみてください。

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。