【完全保存版】役職名や肩書きの英語表記一覧|あなたの知りたい表現が見つかる68選
英語で名刺を作成したり英文メールを書く時、意外に役職名や肩書きがさっと出てこないものです。そこで今回は、ビジネス英語でよく使われる役職の種類と名称を一覧にしました。
いやいや、私は平社員なので役職名はありませんよという人も多いと思いますが、平社員もstaffもしくはemployeeと表記できます。それでは肩書きとしてちょっと寂しい…という場合は、敢えて担当業務を強調してsales staff(営業担当)やtechnical staff(技術担当)のように表現してみてはいかがでしょうか?
平社員だけでなく、役職名は国の違いや企業によってバリエーションがあります。また、英語か日本語かに限らず、同じ肩書きであっても、仕事内容や意味が異なることもよくあります。例えば日本でも最近は、マネージャー、ディレクター、チーフのように横文字での呼び方がありますが、会社毎で階級の中での順位や求められる業務は違いますよね。
ですので、今回紹介する役職名は、あくまでも一般的な表記として考えてみてください。
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そもそも役職って英語で何?
役職/役職名/肩書き/職名
job title
position
役職という日本語はjob titleやpositionという英単語で表せます。2つ目のpositionは、日本語でも仕事のポジションのように使われるので馴染みがあるでしょう。フレーズで使う時は、
あなたの役職名は何ですか?
What is your job title?
のようになります。
job titleとpositionの他に、official positionやofficial title、postも役職名を意味する英語として使えますが、まずは最初に紹介した2つを覚えておけばOKです。
英語の役職名一覧(カテゴリー別)
役職や肩書きとひと括りで言っても、管理職から最高責任者、役職なしまで様々です。大まかにクラス分けした英語表現を見ていきましょう。
最高責任者の英語役職名
最近はニュースでも、企業の経営陣が略語で呼ばれるようになりました。どことなくかっこいい響きもする役職名を紹介します。
最高経営責任者/代表取締役
CEO(Chief Executive Officer)
最高執行役員
COO(Chief Operating Officer)
最高技術責任者
CTO(Chief Technology Officer)
最高財務責任者
CFO(Chief Financial Officer)
最高マーケティング責任者
CMO(Chief Marketing Officer)
最高情報責任者
CIO(Chief Information Officer)
最高総務責任者
CAO(Chief Administrative Officer)
最高法務責任者
CLO(Chief Legal Officer)
いずれもChiefとOfficerの間が業務上の責任範囲となります。
ビジネスシーンだけでなく、カジュアルな場面でも略語や短縮形がよく使われる英語。知ってトクする略語表現を集めてみました。
役員と上級管理職の英語役職名
取締役会長
chairperson
取締役副会長
vice chairperson
取締役社長
president
representative of directors
副社長
executive vice president
senior vice president
※vice presidentはよくVPと略されます。
取締役
director
専務取締役
senior managing director
常務取締役
managing director
執行役員
executive officer
corporate officer
operating officer
監査役
auditor
相談役
senior advisor
顧問
advisor
special advisor
corporate advisor
executive consultant
consultant
通常の管理職やその他の英語役職名
本部長(統括部長)
general manager
※general managerはよくGMと略されます。
副本部長
deputy director
事業部長
division manager
部長
department manager
副部長
assistant manager
次長
deputy general manager
室長
chief
director
head of a section
head of a division
head of a department
課長
manager
section chief
課長代理
acting chief of a section
課長補佐
assistant section manager
参事
associate director
associate chief
主幹
senior manager
係長
chief clerk
主任
section chief
主査
assistant section chief
工場長
factory manager
plant superintendent
支店長
general manager
所長
branch manager
秘書
secretary
参与
counselor
consultant
社外取締役
outside director
役職なしの場合の英語表記
平社員/一般社員
staff
employee
member
公務員
civil servant
public officer
government employee
研修生/見習い
trainee
派遣社員/契約社員
temporary staff
non-regular employee
インターン/助手
intern
アルバイト
part-timer
アシスタント/補佐
assistant
役職名を英語で書く時に気をつけたいこと
自分の役職名を名刺などに載せる際は、より細かい組織から記載するのが一般的です。具体的には
名前→役職→係→課→部→会社
の順番です。勘の良い人はピンとくるかもしれませんが、日本語での表記と順番が逆になります。
英語名刺を作りたい人必見!書き方や外国人との名刺交換時の作法については、こちらの記事をぜひ参考にどうぞ。
また、役職を兼務している場合、&かand、もしくは,(コンマ)でつなげて表記します。
例)
General Manager and Managing Director
General Manager & Managing Director
General Manager, Managing Director
ただ、どちらかの記載で問題ないのであれば、混乱を招かないためにも1つを選択すると良いでしょう。なお、通常名刺に記載する英語の情報は大文字から始めます。
部署名の英語もできるだけ知っておこう
役職名とあわせて知っておくと便利なのが部署名の英語です。全部完璧に記憶する必要はありませんが、主要なものを挙げますので、覚えられるものはぜひ覚えてくださいね。
人事部
Personnel Department
技術部
Technology Department
Engineering Department
マーケティング部
Marketing Department
開発部
Research & Development Department
※R&D Departmentと略されることもあります。
企画部
Planning Department
経理部
Accounting Department
総務部
General Affairs Department
広報部
Public Relations Department
法務部
Legal Department
情報システム部
Information Systems Department
営業部
Sales Department
海外事業部
Overseas Department
まとめ
いかがでしたか?今回はビジネスシーンでよく使われる役職名を一気に紹介しました。
記事の冒頭で説明したように、英語の役職名も日本語と同様、会社によって基準が異なるため、絶対にこれというものはありません。しかし、ざっくりとchief<manager<director<officerの順で職位が上がると知っているだけでも便利です。
得意先との名刺交換や自己紹介、外資系企業とのやり取りなどにぜひお役立てください!