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英語で「非常に言いづらいのですが…」のニュアンスが出る2つの英語表現

日常やビジネスの場面でどうしても、相手に言いづらいことを言わなくてはならないシーンがでてくることがあります。
そんなとき、日本語では「非常に言いづらいのですが…」と前置きをして切り出しますが、英語ではどのようなフレーズを使うかご存知ですか?

今回は、そんな言いづらいことをいうシーンで使える便利な表現「非常に言いづらいのですが…」を英語で何と言ったらよいか、2つの表現について紹介します。

ビジネスシーンで大活躍するフレーズなので、ぜひ覚えてください。

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hardを使って言いづらい感じをだすフレーズ


1つの目のフレーズですが、hard

を使う表現になります。

It’s hard for me to say, but…

直訳すると「私にとってこれを言うのはとても大変なことです。」という意味です。これを意訳して、「非常に言いづらいのですが…」という表現になります。

例えば、ビジネスで「非常に言いづらいのですが、今回は見合わせることが決まりました。」や、「非常に言いづらいのですが、御社のご希望の金額では」などと言う場合に使えます。

このように相手にとってイヤな事を言わなくてはならないときに、最初に一言添えるだけで相手への印象が随分と変わります。

同じhardを使って、同じような意味で使えるフレーズがあります。

This is really hard for me to say, but…

直訳は先ほどのものと同じく、「私が言うのは本当に難しい」という意味です。reallyが入ることで、本当に言いづらいという雰囲気を出します。

言いづらいんだけど、会社がプロジェクトを停止することに決めたんだ。君たちは一生懸命取り組んでいたのに。

This is really hard for me to say, but the company decided to stop the project. I know you were working hard.

hardを使うどちらのフレーズも上の例文のように使うことができます。

hateを使う、言いづらいのですが…

hardのほかに、hate

を使うフレーズもあります。

I hate to bring this up, but…

bring…upは「…の話をし始める」、hate toは「~するのは嫌だ」という意味です。直訳すると「この話をするのは嫌ですが…」となります。意訳して「言いづらいのですが」という意味で使うことができます。

本当に言いづらいのですがあなたを解雇することにしました。
I hate to bring this up but we decided to let you go.

などのように使います。

It’s hard for me to say, but…
This is really hard for me to say, but…
I hate to bring this up, but…

ご紹介した3つのフレーズですが、どれも同じように言いづらいのですが、と話しにくい話を始める時に使えます。

自分が使うのももちろんですが、仕事で上司やクライアントからこのフレーズを言われたら、その後に続く話は自分にとってよくない話だと思ってくださいね。

一言で言える、言いづらいのですが…の単語

hard、hateを使ったフレーズを紹介しましたが、同じような意味で使える単語があります。

フレーズで覚えるのが苦手、忘れてしまいそうという人は、こちらの単語を覚えておいてください。

Unfortunately,

Regretfully,

この2つの単語は直訳すると「不運にも、遺憾ながら」という意味です。

ただ、unfortunatelyはの元のunfortunate

は「不幸」という意味の単語なので、言いにくいとはいっても不運で起きたこと、自分ではどうしようもない、といったニュアンスでも使えます。

残念ながら、赤は売り切れです。
Unfortunately, red is sold out.

もちろん、不運な出来事ではなく言いづらいことを話す前置きとしても使えます。

残念ながら、その利幅ではあなたのオファーをお受けできません。
Unfortunately, we cannot take your offer for that margin.

Regretfullyの動詞であるregret

は「残念に思う」「気の毒に思う」という意味の単語です。

unfortunatelyと同じようなニュアンスで使いますが、少し堅い表現なので、日常生活よりビジネスシーンで使われることが多いです。

最初に紹介したフレーズが長いと思った人は、ぜひこちらの単語を覚えておいてください。

まとめ

日常生活でも、ビジネスシーンでも言いづらいことを言わなければならない場合があります。

直接言いづらい話をするよりも、ワンクッション「非常に言いづらいのですが…」というだけで、言う側も聞く側も話がしやすくなります。

特にビジネスシーンでは、覚えておくととても便利な表現なので、紹介したフレーズを1つでも良いので、覚えておくようにしてください。

動画でおさらい

英語で「非常に言いづらいのですが…」のニュアンスが出る2つの英語表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。