日商ビジネス英語検定のメリットは2つ|資格の特徴とおすすめ教材本7つを紹介

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日商ビジネス英語検定、略して日商英検
ビジネス英語に興味を持っている人や、ビジネス英語を必要としている人は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ビジネスシーンで活かせる実務的な英語力を測る英語検定試験、それが日商ビジネス英語検定です。

今回は、そんな英語力だけでなくビジネス力も証明できる日商ビジネス英語検定試験の特徴やメリット、対策について紹介していきます。

日商ビジネス英語検定とは

日商ビジネス英語検定とは、日本商工会議所及び各地商工会議所が実施するビジネス英語のライティング重視の検定試験です。

特徴としては、ライティング能力に重点を置いていて、英語の文章でいかに正確、かつ分かりやすく伝えることができるかという点がポイントとなります。
試験では貿易取引(輸出入取引)の実務における具体的なビジネスシーンを設定し、社内で日常的に行うEメール(電子メール)作成から報告書、企画書といったビジネス文書の作成まで、海外との取引での実務レベルの内容について出題されます。

試験対策でこれらの出題範囲をカバーすればビジネス英語は完璧、国際ビジネスの現場で求められる英語力が身につく資格といっても過言ではないでしょう。

ここからは、具体的な試験内容や申し込み方法などの基本情報を紹介していきます。

受験資格

どなたでも受験可能です。

試験方法

試験、採点、合否判定に至るまで、インターネットを介して実施されます。
問題構成は択一式と記述式から成ります。

受験料

  • 1級:7,330円
  • 2級:5,240円
  • 3級:4,200円

※上記全て2020年6月現在での税込料金です。

試験会場

全国のネット試験会場はこちらのサイトから確認できます。
商工会議所ネット試験施行機関

試験時間

  • 1級:90分
  • 2級:40分
  • 3級:30分

試験日

  • 1級:10月第1日曜日 / 2月第3日曜日
  • 2級 / 3級:随時

試験内容

1級
契約書の作成や市況レポートに基づく状況分析プレゼンの方法などが出題されます。
豊富なビジネス知識と英語力を合わせた合同力が判定されます。

2級
会議やプレゼン、海外取引や国際マーケティング、Eメール、企画書や契約書の作成といった出題内容で、あらゆるビジネスシーンに対応した問題が出題されます。
内容は金融、為替、法制度と多岐に渡るので、まずは日本語で基礎的な知識を習得しておくことが重要です。

3級
出題範囲は英文レター、Eメール作成など基礎的なビジネス英語から出題されます。
文書作成時の英文の形式や句読点の付け方、英会話ではホテルの予約など基礎的な事柄について問われます。

各級のレベル目安

1級
貿易取引において豊富な実務経験があり、ビジネス英語でのコミュニケーション能力がある。

2級
就職前あるいは就職後2‐3年程度で身につけるべきビジネス英語によるコミュニケーション能力がある。
就職や転職活動に活かしたい場合は、2級以上の取得を目指すといいでしょう。

3級
就職前に身につけるべきビジネス英語による基礎的なコミュニケーション能力を有する。

申し込み方法

受験申込は、ネット試験会場に問い合わせのうえ、試験開催予定の会場で申し込みます。
詳細は日商ビジネス英語検定の公式サイトから確認できます。

日商ビジネス英語検定のメリット

日商ビジネス英語検定の最大のメリットは、就職や転職活動時に役立つ資格ということです。
日商ビジネス英語検定は、貿易実務に則した英語力と知識が試される試験です。

そのため、知名度はTOEICや英検などに比べると低いですが、貿易関連の会社や外資系企業など日常業務で英語を使う企業に就職または転職する場合には、英検やTOEIC以上に有利になる資格です。

ただし、就職や転職活動時の履歴書記入については、3級は基礎のため2級以上が目安になります。

また、この検定を受験することで貿易取引に必要な基礎知識、英語ライティング能力を身につけることができるというメリットもあります。

そのため、現役で貿易事務をしている人はもちろん、これから貿易事務を目指すという人も、現場で通用する英語力を習得するために役立つ検定ともいえます。

日商ビジネス英語検定の難易度

日商ビジネス英語検定の難易度はどのくらいなのでしょう?
英語資格試験の代表格であるTOEICスコアを目安に各級の難易度を解説していきます。

日商ビジネス英語検定1級の難易度

一般的にTOEIC750点~800点程度の英語力が必要と言われていて、難易度は高いです。

TOEICとは異なり、ビジネスで必須の契約書や規約などを英語で時間内に完成させられるスキルや、貿易取引の知識や経験も必要なライティング能力を重視する記述式試験という点が、難易度を高めています。

また、1級に関するガイドブックや問題集が市販されていないといった点も難易度を上げている理由の一つです。

日商ビジネス英語検定2級の難易度

一般的にTOEIC600点~700点程度の英語力が必要と言われていて、合格はさほど難しくはありません。
リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの英語力に関してだけで言えば、短大卒程度のレベルです。

ただ、英語力以外に貿易に関する英語の知識が求められるため、貿易実務の経験のない受験者には、少しハードルが高くなります。

日商ビジネス英語検定3級の難易度

一般的にTOEIC600点程度を取得できる程の英語力があれば、無理なく合格できるレベルと言われています。
ただ、日商ビジネス英語検定は、ビジネス英語であるためTOEIC600点より難易度は少し高くなります。

3級はあくまで基礎レベルの試験なので、基本的な英語力に加えてビジネス英語を少し勉強すれば合格は難しくはありません。

英語力を就活に活かすTOEICスコアに関してはこちらの記事が参考になります。

日商ビジネス英語検定の勉強方法と対策

日商ビジネス英語検定の試験対策には、公式テキストの活用をおすすめします。
公式テキストに出てくる単語や熟語をできる限り覚えることが重要です。

公式テキストからの出題も多いので、テキスト内のEメール例文や各種文書、会話なども覚えておくと役立ちます。

日商ビジネス英語検定2級と3級の対策

2級と3級に関しては、それぞれ日商ビジネス英語検定2級公式テキスト日商ビジネス英語検定3級公式テキストと公式問題集である日商ビジネス英語検定2・3級公式模擬問題集が発行されているので公式教材中心で対策をとりましょう。

なお、貿易取引や貿易書類、国際マーケティングについての知識も必要なので、これらの知識が全くないという人は、貿易実務検定の勉強を同時に行うのもいいでしょう。
貿易実務検定を通して貿易の流れと貿易英語を効率的に学ぶことができます。

日商ビジネス英語検定1級の対策

1級の試験内容は、出題がビジネス英文書作成、長文読解、国際取引実務の3分野に分かれています。
1級の公式テキストはなく、過去問や参考書は市販されていないため、受験対策が立てにくいのが実情です。

ただ、日商ビジネス英語検定の公式サイトに、日商ビジネス英語検定試験1級の作問方針や、1級過去問題が掲載されています。作問方針に目を通し、過去問は模擬試験として活用しましょう。

また、ビジネスレターの参考書や文例集、英文契約書、特に貿易取引に関する契約書に関する参考書や文例集を参考に学習するというのもよいでしょう。

【おすすめビジネスレターの参考書】
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【おすすめ英文契約書の参考書】
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はじめて英文契約書に接する人でも、読み解くコツがつかめます。

はじめてでも読みこなせる英文契約書
英文契約の難しさを解決するやさしい英文契約書マニュアル。
英文契約書を読みこなす力と実務遂行能力を高めることができます。

英語ライティングのコツはこちらの記事で確認できます。

まとめ

日商ビジネス英語検定は、その名の通り、ビジネスで使う英語力を測るための資格です。

そのため、貿易関連の会社や外資系企業など、海外との取引がある企業に就職または転職する場合には、非常に有利にはたらく、安心できる資格です。

現役で貿易事務をしている人はもちろん、これから貿易事務を目指すという人、現場で通用するビジネス英語をマスターしたいという人は、日商ビジネス英語検定にチャレンジしてみてはいかがですか?

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