知っておくと絶対に便利!「絶対に~する」のスラング&丁寧な英語フレーズ30選
絶対に言わないでね!
絶対に勝ってね!
絶対に行く!
絶対にという言葉、日常会話でよく使いますよね。
今回は、ネイティブが最もよく使う絶対に~するの定番英語表現2つと、スラングや丁寧な表現など知っておくと便利な表現7つの使い方を例文と共に紹介します。
絶対になど意味を強める言葉を知っていると、より気持ちのこもった会話ができますよね。
この機会にマスターして表現の幅を広げましょう!
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絶対におさえたい「絶対に」の英語表現2つーabsolutely, definitely
まずは、ネイティブが絶対にの意味としてよく使う定番英単語2つを紹介します。
絶対にを表す定番表現は、absolutelyとdefinitelyです。この2つは、絶対にの英語表現として知っていなくてはいけない表現です。絶対にマスターしましょう!
音声ボタンをクリックすると、発音の確認ができますよ。
絶対に
absolutely
definitely
absolutelyもdefinitelyも副詞で、形容詞や動詞などを修飾する働きをします。
ニュアンスに大きな違いはなく、absolutelyとdefinitelyは置き換えが可能です。強いて言うと、absolutelyの方が強調度合いが少し強い感じはありますが、区別せずに同じように使って問題ありません。
使い方も同じなので、好きな方を使って大丈夫ですよ!
使い方としては、文中で意味を強調する語として使う場合と、会話の返答で一語で使う場合とがあるので、2パターンに分けて例文をみていきましょう。
パターン①文中で「絶対に~する」の意味で使う
まずは、文中での絶対に~する、完全に~する、断じて~するという意味としての使い方を紹介します。
あの新商品、すごく良いから、絶対好きになるよ。
The new product is great. You’ll absolutely love it.
僕は絶対君に負けないぞ!
I absolutely won’t lose to you.
その試合に絶対勝つことができると信じています。
I believe we will absolutely be able to win that match.
彼は私よりも絶対に頭がいい。
He’s absolutely smarter than me.
絶対に試験に受かるよ!
You can absolutely pass the test!
これら例文はabsolutelyを使いましたが、全てdefinitelyに置き換え可能です。
パターン②絶対!もちろん!と一語の返答として使う
absolutelyもdefinitelyも、yesと同じ意味で同意の気持ちを表します。
絶対!もちろん!というように一語での返答として答えを強調ができます。
誰かに何かを聞かれたり、許可を求められた時に、ちょっと食い気味くらいな感じで、絶対!やもちろん!と言いたい時に使うイメージです。
A)プールに行きたい?
Do you want to go to the pool?
B)もちろん!
Definitely!
A)本当にここが集合場所なの?
Are you sure this is the meeting place?
B)絶対にそうだよ!見て、先生の車も止まってる。
Definitely. Look, our teacher’s car is parked there.
A)一緒にスキーに行かない?
Would you like to ski with me?
B)絶対やだ!雪とか寒いところ苦手だから。
Definitely not! I don’t like snow and cold places.
※否定したり断りたい時には、absolutelyやdefinitelyの後にnotを付けます。
これら例文は全てdefinitelyを使いましたが、全てabsolutelyに置き換え可能です。
断り方はいろいろ。いろんなフレーズで断るにはこちらの記事が参考になりますよ!
「絶対に~する」のスラング表現と丁寧な英語表現
次に、絶対に~するのスラング表現と丁寧な表現を2つ紹介します。
「絶対に~する」のスラング表現ーfor sure
for sureは、スラング表現で、きっとそうだや絶対こうなると確かな予感がある時に使います。surelyが正しい英語表現ですが、surelyはとても堅い表現で、ネイティブでもあまり使いません。
absolutelyやdefinitely同様、for sureも相手の誘いや依頼に対して、絶対!もちろん!と快諾するときに返事としても使うことができます。
この場合は、Sure!と単体で答えても同じ意味になります。
明日の朝、絶対に電話するから。
I’ll call you tomorrow morning for sure.
A)今週末一緒に買い物に行きましょうよ!
Let’s go shopping together this weekend!
B)もちろん!
For sure!
また、for sureの略語は、Fo shoと表記しますが、かなりカジュアルなので親しい友達同士に限定して使いましょう。
「絶対に~する」の丁寧な表現ーcertainly
certainlyは、文中で絶対に~する、確かに~するという意味を表します。
また、かしこまりましたというように、相手の依頼に対する丁寧な返答としての使い方もあります。
これはとてもフォーマルな表現で、改まったシーンや接客などで使われます。
私はあなたの優しさを絶対に忘れません。
I certainly won’t forget your kindness.
A)赤ワインを下さい。
I’d like to have a glass of red wine, please.
B)かしこまりました。
Certainly.
A)あなたの車、1か月ほど借りてもいいですか?
Can I borrow your car for one month?
B)もちろんダメです。
Certainly not.
※absolutelyやdefinitely同様、否定の際にはcertainlyの後にnotを付けます。
「絶対に~する」の英語表現ー知っていると便利なその他の表現
絶対にを表す英語表現はまだまだあります。和英辞典で絶対にと引いても出てこない表現ですが、これらは実際にネイティブが使っている表現です。知っていると日常英会話で表現の選択の幅が広がるので是非覚えましょう!
swearを使った表現
swearは、誓うという意味です。本当だってば!絶対に!などと、子供の頃によく使ったあの軽いニュアンスで使うイメージです。
絶対に僕のせいじゃないんだよ!
I swear it wasn’t my fault!
もう絶対にやらないよ。
I swear that I will never do it again.
make sureを使った表現
make sureで、絶対に~してね、必ず~してねと誰かに念を押す時に使います。日本語で言う忘れずに~するというニュアンスに近い表現です。
make sureに続く後ろの動詞は、未来のことでも現在形を使うことがポイントですよ!
絶対に鍵かけといてね。
Make sure you lock the door.
彼に必ずメッセージを伝えてください。
Please make sure he gets the message.
mustやmust beを使った表現
mustは、~しなければならないと言う意味で強制的な意味がありそうですが、実は、人に何かを勧める時にも使える表現です。
また、must beの形になると、絶対に~だ、絶対に~に違いないという表現になります。
あの映画すごくよかったよ。絶対に見た方がいいよ!
The movie was awesome! You must see it!
彼ランボルギーニを買ったんだって。彼は絶対お金持ちだね!
I’ve heard he bought a Lamborghini. He must be rich!
neverを使って「絶対に~ない」を表現
neverは、決して~ない、絶対に~ないという意味です。このnever一言に既に否定の意味が含まれています。絶対にありえないことを話す時には、neverを使いましょう。
絶対に情報を漏らしません。
I’ll never leak information.
僕は君には絶対負けないぞ!
I’ll never lose to you.
スポーツの試合中などでネバーギブアップ!(Never give up!)と歓声を送っているサポーターの声を耳にすることがあります。あきらめないで!という意味で使っている方が多いと思いますが、あきらめないで!は英語で、Don’t give up!が正しい表現です。
neverは先に説明したように、とても強い否定を表します。単に〜ない(否定)というだけではなく、決して〜ない、絶対に〜ないという意味合いがあります。このneverの強さを踏まえて、Never give up!の意味を考えてみると…、単に目先のスポーツの試合についてあきらめないで!というよりは、より壮大なスケールでこれまでも、これからも、絶対にあきらめないで!と言っている感じがします。師匠がお弟子さんに人生そのものの生き方を指導するようなイメージでしょうか。
日本人が思うように、Never give up!は、Don’t give up!ほど気軽に使える励ましのフレーズではありません。言われた相手はそれなりのプレッシャーを感じるメッセージなので、使う相手とシーンをよく考えてから使いましょうね!
no wayを使って絶対に~しないを表現
no wayはnoの強調形で強い否定を表します。絶対にダメや絶対に嫌だのように意見を主張する時によく使われます。
There’s no way ~で、絶対に~しないという表現ができます。
A)一緒にバンジージャンプに挑戦しよう!
Let’s try bungee jumping!
B)絶対ヤダ!
No way!
今夜までに終えるなんて絶対にありえない。
There is no way we finish by tonight.
混同しがちなuntilとbyの使い分けはこちらのページで確認しましょう。
絶対王政など絶対〇〇の英語表現
最後に絶対王政など絶対〇〇といった用語の英語表現を紹介します。
絶対王政
absolute monarchy
despotic monarchy
絶対主義
absolutism
絶対音感
absolute pitch
perfect pitch
絶対値
absolute value
絶対温度
absolute temperature
絶対〇〇で使う表現にはabsoluteが多く使われていますね。
absoluteは先に紹介した副詞absolutely(絶対に)の形容詞で、絶対のや絶対的なといった意味の単語です。
同じルーツの単語なので覚えやすいですね!
まとめ
今回は絶対にの英語表現を紹介しました。
絶対にを表す基本の英単語は、absolutelyとdefinitelyの2つ。これらはニュアンスに大きな違いはなく、用法も同じなので、言い換えが可能です。つまり、どちらを使ってもOK、好きな方を使ってくださいね!
また、これら2つ以外にも絶対に~するを表す英語表現を7つ紹介しました。実は、英英辞書などでsynonim(同意語/類義語)を検索するともっと沢山の表現が出てきます。この記事では厳選してネイティブが実際に使う表現を紹介しています。
どれも覚えて損はない表現なので、是非マスターして表現の幅を広げましょう!