真面目を英語で?ポジティブかネガティブかで使い分ける性格を表す7つの表現
日本語で真面目だねと言われた場合、どのように感じますか?
正直者や勤勉というニュアンスのように良い意味で言う場合と、融通がきかない、気難しいなどのニュアンスで褒めていないと感じる場合がありますよね。
英語で真面目を表現する場合、ポジティブなニュアンスなのかネガティブなニュアンスなのかによって、単語が変わってきます。
今回の記事では、真面目を表現する英語表現について、ニュアンスごとに紹介します。
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ポジティブな意味の真面目の英語表現
まずは、ポジティブな意味の真面目の表現です。
Honest(正直な、誠実な、実直な)
真面目を英語にすると、honestを真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
honestは、正直な、誠実な、実直なという意味があります。
裏表のない正直な人というニュアンスで真面目を表現できます。
彼女はとても正直者です。
She is very honest.
Earnest(真剣な、熱心な)
earnestは、真剣に物事に取り組む様子を表すのにぴったりな単語です。勤勉なというニュアンスで真面目を表現できます。
彼は真面目な学生です。
He is an earnest student.
私は真剣に英語を勉強しています。
I’m studying English in earnest.
Hardworking(勤勉な、働き者の)
hardworkingは一生懸命働く真面目な人という意味です。
彼はとても真面目です。
He is very hardworking.
Faithful(誠実な、忠実な)
faithfulは、忠実で裏切らないというニュアンスです。浮気をしないという意味でも使います。
彼は浮気をしない真面目な人です。
He is faithful to his wife.
Sincere(うそ偽りのない、誠実な)
sincereは、うそ偽りがなく、信頼できるというニュアンスで真面目を表現できます。sincere personで誠実な人という意味になります。
履歴書などで、自分の性格を真面目(誠実)と書きたい場合もsincereを使うと良いでしょう。
私は誠実で正直です。
I am sincere and honest.
反対に、本音を隠しているようで信頼できないというニュアンスで不真面目、不誠実な人と言いたい場合は、insincereを使います。
彼は不誠実な人です。
He is an insincere person.
口先だけの謝罪
insincere apology
ネガティブな意味の真面目の英語表現
続いて、ネガティブなニュアンスで使う真面目の英語表現です。
Serious(真面目すぎる)
日本語でもシリアスという言葉は使いますよね。例えばテレビドラマで、とても真面目なシーンのことを、シリアスなシーンと言います。
しかし人間の性格について言う場合は、注意が必要です。
seriousを使って真面目を表現する場合、真面目すぎて一緒にいても楽しくない人というネガティブなニュアンスになります。
あなたはとても真面目ですね。
You are a serious person.
このように言うと、使う場面によってはポジティブな印象になる場合もありますが、ネガティブな印象で使う場合が多いので注意しましょう。
また、seriousを使った表現で、ネイティブがよく使う表現に、Are you serious?というものがあります。
直訳すると、あなた真面目ですか?という意味ですが、真面目に言ってるの?本当?という意味で、日本語のマジ?というニュアンスに近いフレーズです。
Square(頭が固い、堅物)
squareという英単語は、四角という意味からも想像できるように、考え方が枠にはまり、保守的で頭が固い人というネガティブなニュアンスがあります。
ノリが悪くて空気をしらけさせるような人を表す場合にも使います。
私の上司は本当に頭が固い。
My boss is such a square.
つまらない奴になりたくなかったら絶対来てね。
Be there or be square.
この表現は、直訳すると、その場にいるか、それともつまらない奴になるかとなり、パーティーやイベントに誘う時の決まり文句として使います。誘いを断るとつまらない奴と判定するから絶対来てねという意味で使います。
ドラマや映画でも使われる表現なので覚えておくと良いでしょう。
人の性格についての英語表現はこちらの記事も参考になります。
真面目のスラング表現
真面目に関するスラング表現も少し紹介しておきます。
For real(fr)
真面目にという意味ですが、日本語のマジでという言葉にニュアンスが近いです。SNSなどでは、frと略して使われることが多く、frfrと2回繰り返して使う場合は、さらに強い口調となり、マジで!?というニュアンスで使います。
keener
カナダ英語でkeenerは、真面目なヤツという少しバカにしたニュアンスが含まれる単語です。授業中熱心に先生の質問に答える人などに使われます。
他にもSNSで使える英語のスラングを知っていますか?英語でかっこよくネットスラングを使いこなすにはこちらの記事も参考になります。
まとめ
日本語の真面目を表す英語はニュアンスによって単語が異なります。
色々な例文を確認し英語でのニュアンスをつかんでおくと、実際の英会話で自分の言いたいことを正しく伝えられます。
今回紹介したように、少しバカにしたようなネガティブなニュアンスになってしまう単語もあるので注意して使うようにしましょう。