郵便局で使う英語3つ。送料・安く送る方法・折り曲げ厳禁を英語で!

手紙を送ったり
荷物を送ったりと、

郵便局を利用する機会は
けっこうありますよね。

それは海外でも同じで、
旅行先から

ポストカードやお土産
送りたくなることもあるでしょう。

そんな時は
現地の郵便局を訪れて、

いろいろ聞いたり
お願いする必要があります。

そういった機会に

「どう言えば
いいのかわからないから」

諦めてしまわないためにも、

郵便局で使える
代表的な英語表現を3つ
紹介します!

「送料はいくらですか?」

郵便局で使える
英語表現の1つ目は

「How much does it cost
to send this to ○○?」


という表現です。

○○の部分にたとえば
「Japan」と入れた場合、

日本へ荷物を
送る際の送料を尋ねる
表現になります。

ちなみに、
「How much does it cost?」

というのが、

「いくらかかりますか?」
「いくらですか?」

という意味の
英語フレーズです。

「How much does it cost?」

覚えておくと
便利な表現ですが、

実を言うと
「How much does it cost to」

「to」の部分まで覚えておくと
より便利に使用できます。

この
「How much does it cost?」
という表現で

疑問形にしてしまうと、

「How much does it cost?」

つまり
「いくらですか?」となり、

このあとは
これ以上の言い回しは続きません。

しかしながら
「How much does it cost to」
まで覚えておくことで、

あとはここに
いくらかかるか知りたいことの
単語を1つ入れるだけで、

「~するのにいくら
お金がかかりますか?」

という質問をする事が
出来るようになります。

「to」まで覚えておけば
その他の表現にも応用できるため、

郵便局以外でも便利に使えます。

そのため、

「How much does it cost
to send this to Japan?」


と言うと、

「日本にこれを送るのに
いくらかかりますか?」

となります。

これをさらに発展させ、

「How much does it cost
to go to Japan?」


という
文章にするとどうでしょう。

この場合、

“send this to”に変わり

“go to”が入ったため、

・日本に行くのに
どのぐらいお金がかかりますか?

・日本へは
どのぐらい
費用がかかりますか?

という訳になります。

このように、
「How much does it cost to」
まで覚えておくことで

“to”の後の
キーワードを変更するなど、

使い方でいろいろと
役に立つ表現です。

もちろん、
「How much does it cost?」

とだけ言うことも可能です。

「いくらかかりますか?」
と言う時、

“cost”のすぐ後で

「?」をつけましょう。

何にどの程度の費用がかかるのか、

と内容まで細かく尋ねたいときは

「How much does it cost to」
まで言って、

単語を付け加えたり
文章を足したりしましょう。

細かな情報が
必要でない場合は

「How much does it cost?」
切るようにしましょう。

便利な表現ですので、
しっかり
「How much does it cost to」まで
覚えるようにしてください。

“how much”については

こちらの記事もお役立ちです。

最も安い配達方法は?

郵便局で使える
英語表現の2つ目は

「What’s the cheapest way」

という表現です。

郵便物を
送る際に気になる点は
やはり「価格」ですよね。

できることであれば
お得に利用できるようにしたい、と
誰もが考えるはずです。

これは
そんなときに使える
英語表現です。

使用する際は
「the cheapest」

指し示す意味が
ポイントとなります。

「最も」を表す「est」
これに「the」
加えられています。

「the ~est」
という形で
「the」がくっ付いてる時は

「最も~」という表現に
変化します。

「cheap」のみの場合は

「安い」という意味ですが、

今回は
「the」「est」
くっ付いてるため

「the cheapest」という
形になります。

この言い方で
最も安いという
意味になります。

そのため、
「What’s the cheapest way」

直訳すると
「最も安い方法はなんですか?」
という意味です。

郵便物を送る際には
そこに
“to send this”を付け、

What’s the cheapest way
to send this?


使いましょう。

これで

「これを送るのに最も
安い方法はなんですか?」

と聞くことが可能です。

折り曲げ厳禁!

郵便局で使える英語表現の3つ目、

最後は
Do not bend.という

表現です。

郵便物を送る際に
気を付けたいのは

郵送される
お手紙や
荷物の状態では
ないでしょうか。

中身に影響がないように
できるだけ丁寧に
取り扱って欲しいですよね。

そんな場合に役立つ表現です。

「Do not bend.」
「bend」
とは

「折り曲げる」「曲げる」
という意味です。

たとえば
「Bend your knees.」

という表現の場合、

“knees”

膝のことですから、

「膝を曲げてください」
という
意味になります。

そのため、
「Do not bend.」と言うと

「折り曲げないでください」
となります。

郵便局で手紙を出す際に
使用するのであれば、

・この手紙は
曲げないでくださいね

・折り曲げないでくださいね

という表現になります。

この一言を添えることで
安心して郵便物を
任せることができるのでは
ないでしょうか?

ちょっとした
表現でも重要なポイント
言えるでしょう。

郵便物については
こちらの記事もお役立ちです。

郵便局での英例文

シーン1 荷物を送るとき

I’d like to send my package
to Japan.


(日本に荷物を送りたいのですが)

What is the content of this package?

(中身はなんですか?)

Few clothes and shoes,
letters. No liquid.


(服数枚と靴、手紙です。
液体はありません)

シーン2 荷物を郵便局に取りに行くとき

I’d like to pick up my package.
Here is my ID and Delivery Notice.


(荷物を受け取りたいのですが。
これがID(パスポートなど)と不在票です)

Sign here.

(ここにサインしてください)

郵便局でも英語で伝えられるように!

海外から郵便物が送られてきたら

受け取る側もきっと
嬉しくなることでしょう。

このような英語を使用することで

安心して荷物を
送付できるはずです。

海を越えてメッセージや風景を
友人や家族へ届けてみては
いかがでしょうか。

英語での住所表記は日本と逆!

英語では住所よりも先に、
宛名を表記します。

つまり日本語の順序

(郵便番号→住所→名前)とは

逆となります。

手紙の宛名は
先頭(住所よりも先)に
書きましょう。

例)
〒163-8001
東京都新宿区西新宿
2-8-1
安井誠一郎さま

Mr. Seiichiro YASUI
8-1 Nishi-Shinjuku 2-chome,
Shinjuku-ku, Tokyo
163-8001 JAPAN

覚えておこう!アメリカ郵便局の豆知識

アメリカの切手の基礎知識

アメリカの切手には
金額の代わりに

“Forever”

印刷されている場合が
あります。

切手の値上げが
頻繁に行われるアメリカ。

利用者は
料金変更があるたびに

1セントや2セントの差額切手を
買って貼る必要がある一方で、

郵政省
USPS:
United States Postal Service)は

旧金額の切手を
大量破棄せねばならず、
とても面倒でした。

そこで
買った時の金額にかかわらず、

値上げ後も差額切手不要で
永遠に(Forever)
使えるようにしてしまったのです。

アメリカ郵便局用語

国内:
domestic

国外:
international

国内(エリア):
zone

国外(国別):
price group

普通郵便:
First-Class Mail

速達:
Priority Mail

さらに早い速達:
Priority Mail Express

海外発送のみの、
さらに早い便:
Global Express Guaranteed

定型封筒:
letter

定形外封筒:
large envelope

小包:
parcel

(口語では
box,packageとも言う)

上記とは別に、

均一料金flat rate)の

Flat Rate Envelope,

Flat Rate Boxがあります。

無料でもらえる専用の封筒
または箱を使うと、

規定の重量までは
均一料金で送れます。

なお、国際郵便
International)用は

“Global Forever stamp”

と言い、
現在はどの国へも
均一の1.15ドルです。

デザインは時々
変わりますが、

常に
直径3.5cmほどの円形です。

ちなみにハガキは
国内34セント、

外国へは
封書と同じ1.15ドルです。

その他の価格に関する
トピックはこちら

その他、アメリカの郵便局にまつわる知識

ここからは、
上記以外の特徴的な
アメリカの郵便事情を
ご紹介します。

国外に荷物を送るときは関税申告書が必要

国外に荷物を送る際には

関税申告書
(customs form)
を記入し、

箱に貼ります。

数種類ありますが、
窓口で荷物を見せると
適したものを渡されます。

利用者:
Can I have a customs form please?

「関税申告用紙をもらえますか?」

国外へ発送するには指定された段ボール箱のみ

アメリカでは、海外へ
発送する段ボール箱は

郵便局で売られているものか、
無地に限られています。

民間企業のロゴなどが入っている場合は
マジックで塗りつぶせばOK.

なお、郵便局では
段ボール箱、ガムテープ、
エアーキャップ(プチプチシート)
なども売られているので、

中身を持ち込み、
局内での梱包もできます。

利用者:
I’d like to buy a large box,
packing tape and bubble wrap.

「Lサイズの段ボール箱、
ガムテーム、エアーキャップをください」

現金書留はない

アメリカには
日本の現金書留に相当
するものはありません。

昔から小切手が流通し、
現金を郵送する習慣がありません。

今も小切手
普通郵便で送られています。

郵便為替で支払う場合も

支払いの手段で

「郵便為替
(money order)に限る」

稀にあります。

その場合、
郵便局でマネーオーダーを
購入して、支払うことになります。

利用者:
I’d like to buy a $54.25
money order, please.


「54ドル25セント分の
マネーオーダーを下さい」

※買い物や注文の際は
“buy” の代わりに

“purchase(購入する)”

“get”、

“have”
 を使ってもOKです。

宅配便を頼むならUPSかFedEx

アメリカでは
UPS
(United Parcel Service)



FedExが大手です。

UPSはUSPS(郵政省)と
似た名称ですが民間企業です。

どちらも郵便局ほど
梱包や発送に
細かいルールはなく、

営業所に
荷物を
持ち込むだけです。

ただし郵便局よりも
料金は高くなります。

基本的に局内での撮影は禁じられている

郵便局内での
個人使用のための写真撮影に
許可はいりません。

ただし局員、
利用者、建物内の監視カメラ、
郵便物(住所が記されている)の
撮影は禁じられています

自分が発送する郵便物を
記録として撮影しておきたい場合は、

局内に入る前に
済ませておくほうがいいでしょう。

パスポートの申請ができる

日本の郵便局と
大きく違うのは、

パスポートの申請受付
していることです。

どの郵便局にも
専用の窓口があります。

ただし利用できるのは
アメリカ市民(米国籍者)のみ。

外国籍者はそれぞれの
国の大使館や領事館での
発行となりますのでご注意を。

郵便局で使う英語3つ。送料・安く送る方法・折り曲げ厳禁を英語で!便利にまとめ

郵便局が
海外で利用できれば

ちょっとした
自慢にもなりますし、

ポストカードやお土産を
受け取った人にも喜ばれるはずです。

これらの3つの表現を
使ってぜひ
チャレンジしてみてください!

動画でおさらい

「郵便局で使う英語3つ。
送料・安く送る方法・折り曲げ厳禁を
英語で!」を、

もう一度、
動画でおさらいしてみましょう。