兄弟や姉弟を英語で?スラングやネイティブの言い方など例文解説!
英語では、「兄弟」を表すさまざまな言い方があります。一般的な表現の他にも、ネイティブスピーカーはカジュアルで愛情のこもったスラング表現も使います。
この記事では、兄弟(きょうだい)の英語表現を日常会話で使える例文と共に紹介します。
兄弟など家族の話題は弾みやすいものです。「兄弟」の英語表現を学んで、友人とのコミュニケーションをよりスムーズで楽しいものにしましょう!
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兄弟を英語で
英語で兄弟(きょうだい)を表す表現は、以下の3つです。まずは、発音から確認しましょう。
兄弟(きょうだい)
brothers
sisters
sibling(s)
単数形brother/sisterは、兄(姉)か弟(妹)のいずれかを表すため、一般的に「きょうだい」を表す場合は、複数形が適当です。また、sibling(s)は、複数形で使われることの方が多いです。
siblingsとは?
brothers/sistersは学校でも習う表現ですが、siblingsは、意外と聞いたことがない人も多いでしょう。
siblingsは、男女関係なく使える表現です。「きょうだい」のパターンは、兄×弟に限らず、兄妹、姉弟、姉妹など全ての組み合わせに対して使えます。
そのため、日本語の「きょうだい」や「兄弟姉妹」に近い表現と言えます。
siblingsを使った定番の質問フレーズを紹介します。
「きょうだい」はいますか?
Do you have any siblings?
「きょうだい」は何人いますか?
How many siblings do you have?
なお、単数形のsiblingは以下のような、1人の兄弟や姉妹を指す際に使われます。
私の「きょうだい」は、私よりも2歳上です。
My sibling is two years older than me.
彼は私の唯一の「きょうだい」です。
He is my only sibling.
brothers/sistersを使った定番フレーズ
以下は、siblingsで紹介した定番のフレーズをbrothers/sistersに置き換えたものです。
兄弟や姉妹はいますか。
Do you have any brothers or sisters?
Do you have brothers and sisters?
兄弟や姉妹は何人いますか?
How many brothers and sisters do you have?
brothers/sistersを使うか、siblingsを使うかは個人の好みによります。どちらでも同じ意味なので、使いやすい方でOKです。
兄・弟・姉・妹を英語で
では、兄弟姉妹を個別に見ていきましょう。兄・弟・姉・妹それぞれの英語表現を紹介します。
兄を英語で
兄は英語で、older brother、big brother、あるいは単にbrotherと言います。
私の年上の兄は医者です。
My older brother is a doctor.
私の兄は私より2歳上です。
My brother is two years older than me.
姉を英語で
姉は英語で、older sister、big sister、あるいは単にsisterと言います。
私には姉が1人、妹が1人います。
I have two sisters, one older and one younger.
妹を英語で
妹は英語で、younger sister、little sister、あるいは単にsisterと言います。
あの子はいつも妹の世話をしています。
She always looks after her younger sister.
兄弟をスラングで
兄弟を呼ぶ際に、ネイティブスピーカーはカジュアルで愛情のこもったスラング表現も使います。
兄弟のスラング表現を4つ紹介します。
sis
sisは、姉や妹を意味するsisterの略語です。姉または妹を愛情をこめて呼ぶスラング表現です。
ただしsisは、実の姉妹に対してだけではなく、親しい友人に対しても使われるので、「あれ?あの子たち姉妹だったんだ」と勘違いすることのないよう、お気をつけください。
お姉ちゃん。アイスクリームを食べに行こうよ!
Hey sis, let’s go grab some ice cream!
bro
broは、brotherの略で兄または弟を呼ぶ際のスラング表現です。
broもsisと同じで、実の兄弟に対してだけではなく、親しい友人に対しても使われます。
お兄ちゃんはいつも僕を支えてくれるんだ。
My bro always has my back.
なお、big brother(兄)やlittle brother(弟)をスラングでbig broやlittle broと呼ぶことは一般的ではありません。
bruv
bruvは、イギリス英語でよく使われるスラングで、brother(兄または弟)、あるいは、親しい友人を指します。
よ、あんちゃん!
What’s up, bruv?
broseph
brosephは、主にアメリカで使われるスラングです。brother(兄または弟)とJosephを組み合わせた造語で、親しい友人や兄弟を指す際に使われます。
なお、Josephに関しては、アメリカのテレビドラマ「Beverly Hills」の登場人物である「Joseph ‘Joe’ Bradley」に由来するのではないかとの説がありますが、あくまでも推測であり、正確な語源はわかりません。
手伝ってくれてありがとう、あにき。
Thanks for helping me out, broseph.
「仲良し兄弟」など関連表現を使った英会話例文
兄弟に関する英会話フレーズを紹介します。日常会話にお役立てください。
私の兄弟はとても仲良しです。
My brothers get along well.
※get alongで、「仲が良い」、「気が合う」という意味です。これを使うことで、「仲良し兄弟」を表現できます。
あの兄弟は喧嘩ばかりしている。
Those siblings are always fighting.
※兄弟喧嘩は英語で、sibling rivalryやsibling conflictとも表現できますが、兄弟姉妹の間の長期的な対立や競争を意味します。
そのため、単にケンカをするという短期的な意味合いの場合は、fightを使うのが自然な表現です。
おれ、兄弟大好き。俺たち、最高の三兄弟!
I like my brothers. We are the best three brothers!
兄弟が4人いて、僕が長男です。
I have four siblings and I’m the eldest.
※長男/長女はthe eldestまたはthe oldestと言います。末っ子は、the youngestと表現します。
私と姉妹たちはよく一緒に遊びました。
My sisters and I used to play a lot together when we were kids.
まとめ
兄弟(きょうだい)は英語で、brothers、sisters、siblingsの3つの表現があります。
男女関係なく「きょうだい」を表現したい場合には、siblingsが便利です。
Do you have any siblings?(「きょうだい」はいますか?)などの定番のフレーズは、知り合った人との会話のきっかけとして使えます。
ぜひ、マスターして会話を楽しむきっかけに活用してください!