雑貨を英語で?小物やインテリアなどの簡単な表現からEMSの書き方まで
雑貨と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。
部屋のインテリアを飾るような小物から、日用品、ファッション小物など様々なものが想像できると思います。
最近では、北欧風の雑貨を取り扱う生活雑貨店も多く目にするようになりました。
英語表現となるとどうでしょう。日常的によく使うけれども、パッと思いつく人は意外と少ないのではないでしょうか。
この記事では、雑貨にまつわる種類別の英語から、雑貨を海外へ送るときの英語表現までご紹介します。
雑貨に対してあいまいだったイメージが、きっと整理されるでしょう。ぜひこの機会に、雑貨の英語表現をマスターしてしまいましょう!
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雑貨の英語表現~種類別
雑貨は、日本語でも「日常生活に必要なこまごました品物」という定義がされています。これは英語でも同様で、種類や使う場面によって様々な表現があります。
ここでは、そんな雑貨の英語表現について、種類別にご紹介します。
小物
特にこだわりなく、小物という意味で雑貨を表現したい場合、英語ではknick-knacksという言い方があります。
あまり聞きなれない表現だと思いますが、読み方は「ニックナックス」です。
kから始まる単語ですが、kは発音しません。それさえ気を付けていれば、あとはローマ字読みに近い発音で読むことができますね。
knick-knacksには、掘り出しものや楽しい小物といった意味を含んでいます。そのため、日本語の「雑貨」の意味合いに最も近いかもしれません。
他にも、miscellaneous goodsやgeneral goods、novelty goodsという言い方もします。
general goodsは、日用品から様々なものを含んでいますし、種々雑多なという意味を持つmiscellaneousを使った表現もできます。
それぞれについて、例文を見ていきましょう。
私は雑貨が大好きです。
I love knick-knacks.
私の趣味は、雑貨を集めることです。
My hobby is collecting miscellaneous goods.
このお店では様々な雑貨が売られています。
This store sells a lot of general goods.
インテリア雑貨
お部屋を飾るためのインテリア雑貨は、home goodsと表現します。インテリアという言葉の通り、interior goodsでも通じますが、あまり一般的ではありません。
私はこの週末にインテリア雑貨を買いに行く予定です。
I will be shopping for home goods this weekend.
ファッション/服飾雑貨
ファッション、服飾雑貨を表現する場合、fashion accessoriesやfashion goodsという言い方をします。
身に付けるものというイメージそのままに、日本語でも広く使われているアクセサリーという言葉を使います。
日本でアクセサリーというと、指輪やネックレスと言った貴金属類を想像することが多いと思います。
一方、英語でaccessoryと表現する場合は、身に付けるもの全般を指します。例えば、帽子、マフラー、手袋などです。
あのお店では、たくさんのファッション雑貨が販売されています。
That store sells a lot of fashion goods.
ハンドメイド(手作り)雑貨
最近では、雑貨を手作りしている人も増えてきました。そんなハンドメイド雑貨を英語で表現したい場合、handcrafted goodsやhandmade goodsという言い方をします。
いずれも日本語訳すると、手作り雑貨や手作り品という意味を持ちます。
大変よく似た表現ですが、厳密には異なる意味を持つため、使い分けが必要です。
handmadeは、機械の代わりに手で作ったものという意味があります。日本語でもそのままハンドメイドと言われているように、広く一般的に使われている表現です。
一方handcraftedには、全ての工程を手作業で行う意味があります。また、伝統的な技術という意味を持つこともあるため、伝統工芸品など細部へのこだわりを必要とする製品を表現する際にも用いられます。
こちらで販売されているネックレスは、一つ一つ丁寧に手作業で作っています。
Each necklace sold here is carefully handmade.
これらの竹籠は、京都の職人によって手作業で作られました。
These bamboo baskets were handcrafted by artisans in Kyoto.
>>キーホルダーは和製英語?アクリルキーホルダーなど種類別名称を紹介
雑貨の英語表現~海外に送るとき
海外旅行中におしゃれな雑貨屋さんで気に入った雑貨を購入したものの、荷物がいっぱいで持って帰れない。自分で作った雑貨を海外へ発送することになったけど、何をどのように記入すればいいかが分からない。
そんなケース、意外と多いのではないでしょうか。
この章では、雑貨を海外へ贈るときの英語表現についてご紹介します。
EMSに『雑貨』って書きたいとき
海外へ雑貨を送る際、船便、航空便など様々な送り方があります。中でも、最も早く届けられる国際スピード郵便(EMS)が人気です。
荷物の追跡や補償制度もあることから、安心して利用できるサービスとして多くの方が利用しています。
ただ、「伝票に何を書いたらいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
基本的な書き方は、国内で荷物を送るときと同じです。
まずは差出人や受取人の住所、名前、電話番号を記入していきます。
EMSで注意しなければならないのが、内容品の書き方です。「生活用品」や「雑貨」といったあいまいな表現は認められていません。
具体的な品名を記す必要があります。たとえば、指輪、ネックレス、時計など。加えて、その重さや数、一つ当たりの価格なども記載が求められます。
細かい指定は多いですが、一つ一つは決して難しいものではありません。要は誰が読んでも、中身が想像できるように書けばOKです。
>>「〒」は海外でも使用する?海外に荷物を送るときに覚えておく2つのポイント
雑貨の英語表現~注意書き
雑貨は小さくて可愛いものが多い反面、壊れやすいものも数多くあります。せっかく気に入って買ったものは大切に扱いたいですよね。
そこで、荷物を送るときの注意書きについて紹介します。
ワレモノ
ワレモノはよく使われる表現で、英語でfragileといいます。
日本では少ないですが、海外旅行へ行くとスーツケースもどんどん投げられてしまいます。
そんな時に、ワレモノ注意のシール「fragile sticker」を貼ったり、伝票にfragileと記入しておけば、荷物が壊れてしまうのを防げます。
荷物にワレモノシールを貼ってもらえますか?
Would you put a fragile sticker on this baggage?
天地無用
天地無用は、上下さかさまにしたくない時に使います。英語では、Don’t turn over.やThis side up.という言い方をします。
この荷物を上下さかさまにしないでね。
Don’t turn over this baggage.
上積厳禁
最後に、上積厳禁です。これは、文字通り上に荷物を置かないでほしい時に使います。英語では、Don’t stack.という言い方をします。
この荷物の上に他の荷物を置かないでください。
Please don’t stack any other luggage on top of this luggage.
雑貨を英語で?小物やインテリアなどの簡単な表現からEMSの書き方までまとめ
日常的によく使っている雑貨ですが、調べてみると簡単なものから聞きなれないものまで多くの表現方法がありました。
特に種類は指定せず、掘り出しものや楽しい小物ならknick-knacksが良いですし、日用品ならgeneral goods、ファッション雑貨であればfashion accessoriesという表現ができます。
日常的に良く使う単語だからこそ、きちんとマスターしておくと会話のバリエーションが広がります。
まずは自分が好きなものから覚えていくのも良いですね。会話が楽しくなれば、興味も湧いて学習意欲も高まるはず。
これからも、楽しく英語の学習を続けていきましょう!