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「整理する」英語で何と言う?片づける・データや気持ちの整理の表現・例文

整理する 英語

日常生活でもビジネスシーンでも整理に関する話題はよく登場しますが、英語ではどのようにいえばよいのでしょうか。

今回のテーマは整理するです。書類の整理なのか、あるいは気持ちの整理なのかによっても、ふさわしい表現は変わってきます。
その場に合った表現を身につけて英語力をブラッシュアップしましょう!

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「整理」「整理する」の英語表現

整理する 英語

整理を表す単語やイディオムはいろいろありますが、表現ごとにニュアンスは異なります。
まずは整理や整理するを意味する英語表現について見てみましょう。

organize

整理する、体系づけるという意味を持つ英単語にorganizeがあります。カタカナ表記のオーガナイズは日本語でも使われますね。英語の発音はカタカナ表記とは若干異なります。音声を聞いてみましょう。

organize

organizeにはたくさんあるものを順序だてて組織するというイメージがあります。整理体系づけの両方の意味があるのはそのためです。
過去分詞形であるorganizedは、よくまとまった、組織的なという意味の形容詞として使われます。こちらも便利な単語なので覚えておきましょう。

arrange

arrangeも整理するという意味でよく使われる単語です。アレンジという表記は日本でもおなじみですね。日本語と英語とではアクセントが異なります。音声で確認しましょう。

arrange

arrangeにはバラバラになっているものを一列に並べるというイメージがあり、整える、整理整頓する、配置するといった意味になります。
綺麗に並べるというイメージには見た目を美しく整えるというニュアンスもあります。日本語でも曲をアレンジすると言ったり、フラワーアレンジメントと言ったりしますよね。

disposition

dispositionにも整理や配置、配列といった意味があります。日本人にはあまり聞き慣れない単語かもしれませんね。発音を確認しておきましょう。

disposition

dispositionには人の性質や気質といった意味もあります。

整理や配置を意味する単語がなぜ人の気質も表すのか不思議ですが、実は占星術で星の配置が人の性質に関係していると考えられていたからなのです。面白いですよね。

英会話の中でdispositionが出てきたら、整理なのか人の気質なのか、前後の文脈で判断してくださいね。

find some closure

気持ちを整理するという場合は、find some closureというフレーズを使いましょう。
findは見つける、closureは終了・終結という意味で、何らかの終着点を見つけるということです。気持ちに決着をつけるというわけですね。

find some closure

clear one’s mind

clear one’s mindも、気持ちを整理する際に使えるフレーズです。
clearはクリア、mindはマインドですね。どちらも日本人に馴染みのある単語でしょう。

clear one’s mind

気持ちをクリアにするということですから、気持ちを整理するという意味になるわけです。

気持ちを整理してすっきりした!の英語表現ならこちらの記事をどうぞ。

整理関連のビジネスで使える表現

整理する 英語

ビジネスシーンでも書類やデータなど整理に関する表現はたくさんあります。
ここではビジネスで使える整理関連の英語表現をご紹介しましょう。

分類するという意味もあるsort out

sort outも整理するという意味でよく使われるフレーズです。sortは他動詞ですが、outをつけて使うのが一般的です。

sort out

sortは種類を意味する単語で、イメージとして共通した特徴を持つものの集まりが前提となっています。全く別物の寄せ集めではなく、ある程度似通った共通点を持つものが対象となっているわけですね。

そのため、分類するという意味でも使われます。sort outはビジネスシーンならエクセルデータをより見やすくする、わかりやすくするといったときにも使えるフレーズです。

幅広いデータを整理するならorganize data

幅広いデータを整理する場合は、organize dataを使いましょう。

organize data

sort outは共通点のあるものを分類するイメージでしたが、カテゴリも属性もバラバラのデータを整理する際は、全体を組織立ててまとめるニュアンスが含まれます。そのため、体系づけの意味を持つorganizeが使われるわけですね。

同種で分類、整理するニュアンスならclassify

同じ種類や属性で分類したり整理したりといったニュアンスなら、classifyを使います。

classify

スペルを見ていただくとわかる通り、classに接尾辞-ifyがついています。classは学校のクラスと同じで、組や階級、等級を表します。つまり、データをクラス分けするというわけですね。

調整するニュアンスを含めるならadjust

単なる分類だけでなく、文書でいう文字の位置合わせや行末調整などの整理作業が含まれる場合は、adjustを使いましょう。スペルだけではピンと来ないかもしれませんが、音声を聞くと知ってるという人は多いはずです。

adjust

カタカナ表記にするとアジャストですね。調整するという意味でビジネスでもよく使われる言葉でしょう。アジャスターadjusterといえば調整装置のことです。
その場の状況や条件に順応するよう調整するというニュアンスを含めるなら、adjustを使うようにしましょう。

話を整理するならget~straight

話を整理するなら、get~straightのフレーズを使うとよいでしょう。straightはストレートで、直訳すると~をまっすぐにするという意味ですから、複雑な話の論点をはっきりさせてわかりやすくするということですね。

get~straight

Let me get this straight.といえば、私に話の整理をさせてほしいという意味になります。また、Let’s get this straight.といえばLet’slet usですから、お互いの話を整理しましょう、誤解がないようはっきりさせておきましょう、という意味になります。

整理にまつわる例文

整理を意味するさまざまな英語表現をご紹介してきましたが、ここでは具体的な使い方とその他の表現について例文とともに見てみましょう。実際に使ってみてくださいね。

1.一旦状況を整理させて。
Let me sort out the situation once.

let me~は私に~させてくださいという意味です。sort outは整理する、分類するですね。the situationは状況ですから、私に状況を整理させてください、となるわけです。
onceは一度、一回という意味で、ここでは一旦と翻訳されています。混乱した時に便利な表現ですね。

2.冬が来る前に物置小屋を整理整頓しなければならない。
The shed must be put in order before winter comes.

こちらは品物の整理に関する例文です。shedは物置小屋ですね。put in orderで整理する、整頓する、配列するといった意味になります。

orderのカタカナ表記オーダーは、日本語では注文や命令の意味で使うことが多いですが、英語では順序や秩序、整理といった意味でも使われます。put in orderは秩序の中に置くという意味なので、整理するとなるわけですね。
前置詞として使用されることの多いbeforeですが、ここでは接続詞として使われています。

3.夕食までに散らかったおもちゃを整理しなさい。
Pull your toys together by dinner.

pull~togetherのフレーズを使った例文です。pullは日本でもpushとともにドアサインによく使われていますよね。
pushが押すで、pullが引くです。pullという単語には自分の方に引っ張るイメージがあり、pull~togetherとなると、ばらばらになっているものを自分の方に引っ張ってきて1つにまとめるという意味になります。

4.海外赴任を引き受ける前に、考えを整理する必要がある。
I need to put my thoughts together before taking up overseas posting.

自分の考えを整理する際の例文です。put~togetherは、~をまとめる、~を整理するという意味です。put my thoughts togetherで、自分の考えをまとめるとなるわけですね。バラバラになっている考えを一か所にまとめるイメージです。

take upで引き受ける、overseas postingで海外赴任です。takeingをつけて名詞化した動名詞が後に続いているので、このbeforeは前置詞とわかります。

5.彼女の台所は整理された状態を保っている。
She keeps her kitchen tidy.

整理された状態を表す例文です。keepはキープ、つまり保つですね。keep+目的語+補語で、目的語を補語の状態にしておくという意味になります。
tidyはきちんとした、こぎれいなという意味の形容詞で、動詞として整理するという意味で使われることもあります。ここでは台所の状態を表す形容詞として使われていますね。

お料理の作り方に関する英語表現なら、こちらの記事もおすすめです。

まとめ

整理する 英語

同じ整理を意味する言葉でも、状況によって最適な表現は異なります。
整理はorganizeと単語を1つだけ覚えて終わるのではなく、arrangesort outといった言い回しも一緒にマスターして使い分けるようにしましょう。

英語だけでなく、フランス語でも中国語でも外国語学習の基本となるのは語彙力です。単語の基本的な意味をマスターするために、辞書を引く習慣を身につけましょう。
ほとんどの人が研究社英和辞典・和英辞典などの紙の辞書は使ったことがあるでしょう。これから買い求めるなら、通販サイトなどで辞書の検索ランキングをチェックすれば人気の辞書がわかります。音声DL付の商品であれば発音練習もできて便利です。

しかし、もしもネット環境が整っているのなら、辞書アプリの活用がおすすめです。重たい辞書を持ち歩く必要がない上に、スマホからアクセスすることで外出時でも手軽に英語を勉強できます。一般的な単語だけでなく各ジャンルの専門用語も網羅しているため、ビジネス英語を学びたい人にもおすすめです。

検索履歴の表示機能がついているアプリであれば、自分に必要な単語を効率よく覚えられるでしょう。
英辞郎on the WEB Proは無料版も用意されているので、新規登録してまずは使い勝手を試してみてもいいかもしれませんね。

ニュアンスの違いは数多くの例文に当たることで把握しやすくなります。
英和対訳の書籍や英訳された日本の小説などを読んでみるのも手ですが、類似の例文を効率よく学びたいなら例文集の利用がおすすめです。例文検索もできるため、必要な表現をすぐに調べることができます。頻出フレーズを1ページにまとめて自分だけの例文帳を作っておけば、繰り返し読めるので復習しやすくなるでしょう。

ビジネスメールの英文テンプレートが収録されたWeblio Email例文集や、京都に関する情報中心のWikipedia日英京都関連文書対訳コーパス、河川や水資源用語が調べられる河川・水資源日英用語集など、特定ジャンルに特化したものもあります。自分の専門分野に関するものがないかチェックしてくださいね。

マスターした英語表現は実際に使ってみましょう。近くに英会話教室があれば無料体験レッスンに参加するのもおすすめです。英会話個人レッスンコースがあれば、ビジネスの話題についてフリートークをすることもできるでしょう。

ほかにも英会話カフェやオンライン英会話など、ネイティブと会話するチャンスはいろいろあります。近くにスクールがなければ電話レッスンを利用するのも手です。使い勝手のよいものを選んで自分のレベルに合った英語でのコミュニケーションを体験してみましょう。

単語を覚えたら実際に使ってみることで豊かな英語表現が次第に身についていきます。単語でも英文法でも丸暗記だけでなく、実際に使える英語を自分のものにしていってくださいね。







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