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「まじで!?」の「Really」以外の英語表現

会話の中でびっくりするような話があり、テンションが上がってくると思わず「まじで!?」と言いたくなるときがありますよね。

「まじで!?」は、英語では何と言うかご存知ですか?

今回は、日本人が言えそうで言えない、ネイティブが日常会話で使う「まじで!?」の英語表現を覚えていきましょう。

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日本人になじみのあるReally?

「まじで!?」の英語フレーズで、一番先に思いつくのは
Really?

でしょう。

英語表現で最も一般的なのがReally?で、日本語に訳すと「本当に!?」となります。
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用可能です。

もちろんReally!?も「まじで!?」の意味で使えますが、状況によってニュアンスの違う、別の「まじで!?」の言い方があります。

ネイティブがよく使うFor real?

ネイティブスピーカーが言うまじで!?に近いニュアンスの表現は
For real?

です。

本当に?やマジでという意味の若者言葉で、ビジネスやフォーマルな場面には向きません。

realという単語は「本当」という意味ですが、forを付けることによって、カジュアルなニュアンスになります。さらにrealのあとにsを付け加えた
For reals?

は、より口語っぽくカジュアルで、スラング的な言い方です。

会話の相手に失礼にならないように、注意して使いましょう。

For real?の後に続くフレーズ

For real?と言った後、よく続けて言う英語フレーズがあります。

それ冗談じゃないよね?
You’re not joking, are you?

joke(動詞):冗談を言う

末尾のare you?は、否定文の最後につけると、「~よね?」という念押しの意味を表します。

You’re not joking, are you?For real?とあわせて使えば、さらに驚いている印象です。

(何か驚くことを言われた時の返しの会話フレーズとして)

マジで?それ冗談じゃないよね?(=本当なの?)
For real? You’re not joking, are you?

2文続けてセットで覚えておきましょう。

びっくりした時の英語表現についてはこちらの記事も参考になります。

ありえない時はNo way!

No way!

は、日本語でありえない!という意味のあいづちです。

直訳すると「絶対にない」で、あまりにも驚くような信じられない話や、耳を疑うようなあり得ないことを聞いた時に、No way!と言います。

例文をあげてみます。

明日までに、30ページのレポート終わらせないといけない。
I have to finish writing a 30 page essay by tomorrow.

マジで?(=無理でしょ。)
No way!

アメリカのスポーツ解説者が、選手の好プレーを目の当たりにした時に思わず叫ぶ一言、NO WAAAYYY!
興奮のあまりにフレーズを伸ばす感じ、一度は聞いたことがあるでしょう。

さらに、信じられないことをより強調したい場合、No way!によく組み合わせて使うフレーズがあります。
ありえない場面に遭遇した時に、ネイティブっぽく使ってみてください。

  • No way!Are you kidding?
  • No way! You’re kidding me.
  • No way! You’ve got to be kidding me.

本当かどうかの確認をとるAre you sure?

sureという単語を使った
Are you sure?

は、本当に?と確認をする時に使われ、状況によってまじで?と訳すことができます。

sure(形容詞):確かで、確信して

例文をあげてみましょう。

俺のギターあげるよ。
I will give you my guitar.

マジで?(=本当にもらっていいの?)
Are you sure?

ビジネスシーンでも使えるフレーズ

seriouslyという単語を使った、まじで?を意味するフレーズもあります。

seriously(副詞):まじめに、本気で

相手の発言に対してSeriously?

と答えると、マジで?という意味になります。
真面目な話?や本気で言ってるの?というニュアンスです。

真面目な話をしているの?
Are you serious?

を省略した使い方がSeriously?になります。
日常会話ではAre you serious?Seriously?、両方がよく使われ、どちらを使ってもOKです。

基本的には、友達同士の間で頻繁に使われるカジュアルな表現ですが、ビジネスの場面で使っても失礼にはなりません。
ビジネスシーンであれば「本当ですか?」、友達同士であれば、「マジで?」と訳します。

より驚きを強調したければ、

冗談でしょう。
You can’t be serious.

という言い方もできます。
本当に驚いたとき、または相手の発言を疑う時に使われるフレーズです。

以下に例文をあげてみます。

結婚するんだ。
I am getting married.

マジで?
Seriously?

私の息子が東大に受かりました。
My son got accepted into the University of Tokyo!

本当ですか?おめでとうございます!
Are you serious? Congratulations!

使う状況を具体的に想像しながら覚えるといいでしょう。

驚きを表現するならこちらの記事も参考になります。

まとめ

日本語の会話でもよく使う「まじで!?」の英語表現について、いくつかのフレーズを紹介しました。

日本語のマジで?の言葉の中には、いろいろな意味やニュアンスがありましたね。

英語で表現しようとすると、状況に応じて異なる表現になることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

すべてを使い分けるのは難しいですが、知っていれば英語表現の幅が格段に広がります。
豊かな感情表現は、相手とのコミュニケーションを円滑にしてくれますので、この機会にぜひ覚えてみてください。

動画でおさらい

「まじで!?」の「Really」以外の英語表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。