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「安心した」英語でなんて言う?ほっとした関連のフレーズの使い方と例文

安心したほっとしたと言いたい時、英語ではどのように言えばよいのでしょうか。
英語の感情表現は当事者が主語にならないことが多いです。日本語とは違うだけに難しいと感じる人もいるかもしれませんね。

しかし、基本をマスターしてしまえば間違いは防げます。
今回の記事を参考に、正しい英語表現を身につけて安堵の気持ちを伝えましょう!

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安心した、ほっとしたときに使える単語の意味と読み方

シチュエーションごとに適切な表現は異なります。
ニュアンスごとに使い分けたい、安心した、ほっとしたを表す単語の意味とその読み方を紹介します。

relieved(名詞relief)

relievedは、ほっとした安心したという意味で、動詞relieveの過去分詞が形容詞的に用いられているものです。
発音記号はアメリカ英語でrɪlíːvd、イギリス英語ではrɪˈli:vdです。

relieved
アメリカ英語:

イギリス英語:

動詞のrelieve~を安心させるほっとさせる解放するという意味を持つ他動詞です。
名詞ではreliefで、安心や安堵、救助や救援といった意味があります。カタカナ表記のリリーフは野球などのスポーツでよく用いられますね。リリーフ投手といえば先発の降板後に登場する救援投手のことです。

relaxed

relaxedくつろいだリラックスしたという意味がある単語です。くつろがせるという意味を持つ動詞relaxは日本語でもお馴染みの言葉ですよね。
発音記号はアメリカ英語でrɪlˈækst、イギリス英語でri:ˈlækstです。

relaxed
アメリカ英語:

イギリス英語:

動詞relaxには緊張や力を緩めるという意味もあり、ロープなどが緩んでいる場合にも使います。ピンと張り詰めたものが緩んでいるイメージから、精神的緊張から解放されている状態を表わす際にも用いられるわけですね。

reassured

reassured不安をなくす信用を回復させるという意味での安心を表すときに使えます。発音記号はアメリカ英語でriʌˈʃʊrd、イギリス英語ではri:ʌˈʃʊrdです。

reassured
アメリカ英語:

イギリス英語:

他動詞reassureの過去分詞で、reassured~を安心させる~を元気づけるという意味があります。
言葉が持つ基本イメージはそのスペルからもわかります。接頭辞re-には再びという意味があり、assureには~を保証するという意味があります。つまり、再び信用できるようになり、不安がなくなるというわけです。
安心できない状態が前提としてあり、何らかの要因によって再び安心できるようになったという状況変化を表す言葉です。

calm

calmは無風状態、凪という意味があり、心が落ち着いている状態を表現する際にも用いられます。発音記号はkάːmです。

calm

安心とは心をざわつかせる不安がなくなって平穏になることですから、そうした穏やかな精神状態を表すために、凪の意味を持つ単語が使われるわけですね。

チルの語源chill outの意味は何でしょうか?こちらの記事もおすすめです。

安心した、ほっとしたときに使える定番フレーズ

安心したときやほっとしたとき、どのような言い回しが使えるのでしょうか。
ここでは日常会話によく登場する定番フレーズを紹介します。
いずれも簡単な英語ばかりなので、この機会に丸暗記してしまいましょう。

1.feels at ease

at easeは楽な状態を表します。形容詞easyはカタカナ表記のイージーとして日本語でもよく使われますよね。easeは名詞で楽、気楽、動詞では~を楽にする、~を安心させるという意味です。feels at easeで、気楽に感じる、ほっとする、安心するという意味になります。

2.set one’s mind at rest

at restとは一息ついて休んでいる状態のことです。restは休息、休憩のことです。
set one’s mindmindheartにも置き換えられます。誰かの心を一息ついて休んでいる状態にセットするということですから、心を休ませる、安心させるという意味になります。
このフレーズでも主語は安心する人ではなく、安心させてくれる何かです。安心する人は所属を表すアポストロフィsone’sの部分に来ます。

3.That’s a weight off my mind.

weightは重さのことです。カタカナ表記だとウエイトですね。my mindは私のマインド、気持ちです。自分の気持ちから重さがoff、離されたということになります。気持ちから重さが離れた、負担が取り除かれたということですね。
何が心の負担を取り除いてくれるかといえば、主語のthatです。
直訳すると、それは私の心の負担を取り除くとなります。つまり肩の荷が下りた、ほっとしたという意味になります。

4.All’s well that ends well.

このフレーズ、見たことがあるという方もいるかもしれませんね。
シェイクスピアの作品にそのままのタイトルの戯曲があるからです。『終わりよければすべてよし』と訳されることが多いですね。発端や途中経過でいろいろ問題はあっても最後が良ければすべてよし。なんやかんやで無事に終わって安心した、という感じでしょうか。

このフレーズ自体はシェイクスピアのオリジナルというわけではなく、昔からあったことわざです。シェイクスピアが作品のタイトルにことわざを使ったということになります。
そのため英語表現が古く、現代英語としては違和感があるかもしれませんが、ことわざなのでそのまま覚えてしまいましょう。

5.That’s one less thing to worry about.

one lessはひとつ減るという意味です。lesslittleの比較級です。thing to worry aboutで悩み事です。less thingですから、悩み事がひとつ減った、(ほっとした)というわけですね。
lessmoreに変えれば、悩み事がひとつ増えたという意味になります。応用の利くフレーズなので覚えておくと便利ですよ。

こんなときに使える!安心したときの英語フレーズ

同じ安心という言葉でもシチュエーションによって適切な表現は変わってきます。
その一部を紹介します。

1.We are relieved to hear that.

ビジネスメールで安心したことを伝えたいときに使えるのがこのフレーズです。
それを聞いて安心しました、という意味ですね。

relieveは~を安心させる、ほっとさせるという意味ですから、安心する人間が主語の場合、be relieved to hear-という受動態になります。

日本語では安心している人が主語に来ることが多いですが、英語では安心させる何かがしばしば主語になります。これは英語と日本語との大きな違いのひとつともいえます。
感情を表わす表現で主語が人の場合、受け身になると覚えておきましょう。

2.Thank God it’s Friday!

こちらのフレーズはスラングです。直訳すると「神様有難う!金曜日だ!」となり、平日が終わった解放感を表しています。似たニュアンスの日本語としては、花の金曜日、花金が近いでしょうか。

TGIFと略されることもあり、アメリカ創業のレストランでTGI Fridaysというレストランチェーンもあります。(日本にも関東と大阪にあります。)

読みはそのままティージーアイフライデーズです。TGIFもティージーアイエフですが、略語をそのまま読み上げることはあまりありません。
また、あくまでスラングなのでビジネスシーンやオフィシャルシーンでは使わないようにしましょう。

安心した、ほっとした関連の英語例文

ほかにも安心を表す英語表現はあります。
具体的な使い方を例文とともに見ていきましょう。

私は安心してそのケーキを食べることができます。なぜなら無添加だからです。
I will be able to eat the cake with peace of mind. Because it is additive-free.

安心を表す表現としてwith a peace of mindが使われていますね。peaceは平和です。心の平和とともに食べることができるわけですから、安心してと和訳されています。
additive-freeはあまり見慣れない単語かもしれませんが、無添加という意味です。最近は食事でも無添加かどうか気にする人は多いので、これから耳にする機会が増えるかもしれませんね。

よかった!雨が止んでる!傘を持ってこなかったんだ。
What a stroke of luck! It has stopped raining! I didn’t bring an umbrella.

strokeは打撃や一撃という意味です。カタカナ表記のストロークはスポーツ用語としてよく耳にしますよね。luckは幸運ですから、a stroke of luckは直訳すると幸運の一撃、そこから思いがけない幸運という意味で使われます。

What a stroke of luck!は、なんて幸運なんだ!よかった!と言いたいときに使えるフレーズなので、そのまま覚えておきましょう。傘を忘れたときに降っていた雨が帰宅前に止んでくれるのは確かに思いがけない幸運ですよね。

傘を持ってこなかったという英語表現としては、comeを使ってcame without an umbrella.(傘なしで来た)という言い方もできますが、例文では傘を持っていないことに焦点が当たっています。そのため、ここに来たことを表すcomeではなく、この場に何かを持ってくるという意味を持つbringが否定形で使われています。

1日中寝てたの?心配したんだよ。
Were you sleeping all day? You had me worried.

使役のhaveが使われた例文です。have+人+形容詞で、人に(形容詞)させる、という意味になります。

You had me worried.を直訳すると、あなたが私を心配させた、となります。けれども日本語の場合、心配した人が主語になることが多いため、心配したんだよと訳されていますね。

hadと過去形になっていることから、その心配事がすでに解消されていることがわかる表現です。そのため安心したり、ほっとしたりしたことを表現する際によく使われます。

助かった!明日は同僚が仕事を手伝ってくれる!
Thank God! My co-workers will help me with my work tomorrow!

Thank God.は直訳すると神様有難う、となります。思いがけない幸運に救われたとき、神への感謝の言葉がつい口をついて出ることってありますよね。英語でもそれは同じです。

ただ、英語圏には信仰深い人も多く、頻繁にGodを使うと神様を軽んじていると不快に思われる可能性もあるため注意しましょう。
co-workersとは同僚です。接頭辞co-は共通、同等を意味します。同等のworkers(従業員)で同僚という意味になるわけですね。

英語圏の宗教観については、こちらの記事も参考になります。

母の言葉に安心した。
What my mother said assured me.

assureは安心させる、保障するという意味です。この例文の冒頭のwhatは疑問代名詞ではなく関係代名詞です。what my mother saidは直訳すると、私の母が言ったこと、となります。ここでは母の言葉と訳されていますね。
例文を直訳すると、母の言葉は私を安心させた、となります。

まとめ

感情を表す英語表現は日本語とは違うことが多く、英語学習ではつまづきやすいポイントのひとつです。できるだけ英語環境に身を置いて英語独特の表現に慣れる機会を持つのがよいでしょう。
大学生であれば留学に挑戦するのもひとつの手ですが、大人になるとそう簡単に長期休暇は取れません。

そういう場合は英会話スクールや英会話個人レッスン、オンライン英会話などの利用がおすすめです。気になる表現があれば積極的にネイティブの講師に質問して、自分のものにしていきましょう。

同時にWeblio Email例文集やアメリカン雑談集などの英会話例文一覧、表現一覧をチェックし、使えそうな言い回しをどんどん取り込んでいきましょう。
例文検索サービスがあれば、こまめに検索をかけることでたくさんの英会話フレーズに触れることができます。

オンライン辞書サイトは登録されている例文数がかなり多いです。複数のサイトの例文収録内容を比較することで、言葉に対するより深い理解が得られるでしょう。
例文で出てきた気になる単語の類語を例文付きで覚えれば、また新たな表現を身につけられます。

今や小学校でも英語授業が必修となり、子ども相手に英語を教える英語保育スタッフ募集の告知も目にする機会が増えてきました。英語力はさまざまなジャンルで求められています。
英語勉強法も多岐にわたりますが、多様な情報源に惑わされることなく自分に合った方法を見つけることが大切です。

とはいえ、どんな学びも無駄にはなりません。とりあえず始めてみて合わなければほかの方法を探せばいいだけです。恐れず最初の一歩を踏み出しましょう!







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