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「~しながら」を英語でどう言う?日常生活やビジネスでよく使う2つの表現

早速ですが、例えばコーヒーを飲みながら~または運転しながら~と英会話で伝えたい場合、あなたならどのようなフレーズを使いますか?

~しながらというフレーズは日本語の日常生活の中でもよく使う表現ですよね。
今回は~しながらのよく使う2つの表現に加えて、合わせて覚えたい5つの表現も紹介していきます。

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「~しながら」のよく使う表現2つ

まずはよく使われる表現、whileasの2つを確認しましょう。

①while

while~する間、~すると同時にの意味を持つ接続詞です。
while+主語+動詞で、~しながらという意味の英文を作ることが出来ます。なお動詞とは動作や状態を表す語のことです。

whileは基本的に長い時間動作が継続する際に使われ、ビジネスシーンでも使われます。

~する間、~すると同時に

while+主語+動詞

運転しながら携帯電話を使うことは止めなさい。
Stop using your cellphone while you are driving.

状況を確認しながら進めましょう。
Let’s proceed while we check the situation.

proceed進めるsituation状況を意味します。

②as

as~と同じくらいという意味以外に、~と同時にという接続詞としても使います。aswhileと同じくビジネスシーンでも使われます。

as+主語+動詞で、~する間、~しながらという意味の英文を作ることが出来ます。また、as2つが同時進行している際に使われます。

~しながら

as+主語+動詞

彼女は泣きながらその話をしました。
She cried as she told the story.

ビジネス上で丁重にお断りする時、日常会話でガッカリした時のフレーズならこちら。

合わせて覚えたい「~しながら」の5表現

whileasは使われる頻度が高いですが、その他にもある~しながらを表現する単語を紹介します。

③over

over~の上方に、~の頭上に、~を超えてを意味する単語です。それ以外にも動詞+over~しながらと表現できます。食べ物や飲み物によく使われますが、寝る、読むなどの動詞と一緒に使われることもあります。

~しながら

動詞+over

コーヒーを飲みながら話しましょう。
Let’s talk over a cup of coffee.

④at the same time

at the same time同時にを意味する表現です。カジュアルな表現で和訳しても同じ意味なので覚えやすいですね。

同時に

at the same time

彼女はコンピュータを使うと同時に電話に応答することが出来る。
She can use a computer and answer the phone call at the same time.

⑤~ing -分詞構文の付帯状況

分詞構文の付帯状況を使っても~しながらを表現できます。分詞構文と聞くと堅苦しく感じる人も多いでしょう。英文法の分詞構文とは、①while②asの項で紹介した接続詞+主語+動詞~を省略して分詞でシンプルに表す用法です。

分詞とは、動詞を現在分詞(~ing)または過去分詞(~ed)にして、動詞の状態や形、性質を表すことです。分詞があることで過去のことなのか、進行しているのかといった状況を明確に理解することできます。以下例文を見てみましょう。

道を歩いていると、500円硬貨を見つけた。
Walking down the street, I found a 500yen coin.

上記は分詞構文の付帯状況という用法を用いた文です。
walking歩いているを示す現在分詞です。道を歩いているとの、いるとを示す接続詞whileがなくても、現在分詞ingのおかげで歩いている時に500円硬貨を見つけたのだと分かりますよね。これを文法用語で分詞構文付帯状況と呼びます。

同じ例文を接続詞を付けて言い換えると以下のようになります。

道を歩いていると、500円硬貨を見つけた。
While I was walking down the street, I found a 500yen coin.

接続詞+主語+動詞~,主語+動詞~の形になっていますね。
接続詞+主語+動詞~,主語+動詞~を、動詞ing~,主語+動詞~の文に書き換えにすると分詞構文付帯状況の文になります。分詞構文付帯状況の用法は、カンマで区切る点がポイントです。

分詞構文の付帯状況の作り方は以下のとおりです。
接続詞+主語+動詞~,主語+動詞~

動詞ing~,主語+動詞~.

もう一度2つの文を比べてみましょう。

While I was walking down the street, I found a 500yen coin.

Walking down the street, I found a 500yen coin.

接続詞または前置詞+主語+動詞+〜で言い換えた文だと、文が長くなります。分詞構文の付帯状況のほうがシンプルですよね。

分詞構文の付帯状況
意味
~しながら
作り方
接続詞+主語+動詞~,主語+動詞~

動詞ing~,主語+動詞~.

分詞構文の付帯状況を使った文は、主語がないため唐突な印象にも見えます。しかし英語では文頭に置くと文語的で丁寧な印象の文章となり、よく英語版のニュースや本などでも使われる表現です。他の例を見てみましょう。

数学の勉強をしながら音楽を聞きました。
Studying math, I listened to music.

文頭がingの付く進行形でも、カンマ以降の動詞が過去形の場合は、文自体が過去形となります。

子供たちに囲まれて、彼女は歌を歌っている。
Surrounded by children, she is singing a song.

なお、文頭でedなどが付く過去形でも、カンマ以降の動詞が進行形の場合は、文自体が進行形の文となります。

⑥during

during~の間中という意味をもち、during+名詞~しながらと日本語訳されることがあります。

~しながら

during+名詞

トムは英語の授業中に寝ていました。
Tom was sleeping during English class.

上の例文の場合、英語の授業中に寝ていました=英語の授業を受けながら寝ていましたと解釈できますね。このようにニュアンスの違いにより~ながらと訳すことがあります。

⑦with

with~と共に、~と一緒にの意味を持つ単語ですが、~しながらと表現ができます。
with+主語+述語の組み合わせで~を伴って、~という状態でという状況を表現できます。

~しながら

with+主語+述語

口をいっぱいにしながら話すのはやめて。
Stop talking with your mouth full.

なお、述語とは主語の動作や状態を表す語のことです。動作を表すと聞くと動詞を連想する人もいるかと思います。動詞と述語は、どちらも文法用語である点は同じですが、属するカテゴリーが異なります

例えばI have a car.という文では動詞と述語はともにhaveで重なりますが、
She is young.という文では、動詞はisbe動詞ですが、述語はyoungで重なりません。

述語は、文の状態を述べる
動詞は、動きを表す品詞の1つ
と覚えておきましょう。

品詞ってなんだっけ?と思ったらこちらの記事で復習しましょう。

その他の例文

ここからは日常会話で活用できそうなフレーズをもう少し紹介します。
英語圏の外国人の友達とこんな会話がサラッとできると素敵ですね!

今ちょうどユーチューブ動画を観ながらゆっくりしてたところだよ。
I’ve just watched YouTube videos while I chill out.

chill outはスラング表現で落ち着くやゆっくりするという意味。その他にも、誰かを落ち着かせたい場合などにはchill out!と使います。

chill outの表現についてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ!

私はいつか世界中を回りながら仕事をしたい。
I want to work travelling around the world someday.

私は働きながら独学で英語学習をしています。
I’ve been studying English by myself while working.

家にいながら東京スカイツリーが観られます。
We can enjoy a view of Tokyo Skytree from our own house.

自分の心情を打ち明けられる相手には、愚痴を言ったり日々の出来事を共有したりしますよね。そんな時はこんなフレーズ。

私の上司、いつも文句を言いながら仕事してるのよ!
My boss is always working while complaining!

あなた昨日寝ながら笑ってたよ。何の夢見てたの?
You laughed while you were sleeping last night. What you dreamed about?

まとめ

~しながらに関する表現を7つ紹介しました。

最も使われる表現はwhileasの2つで、どちらもビジネスシーンでも活用できます。
whileは基本的に長い時間動作が継続する際に、as2つが同時進行している際に使われます。

合わせてover、at the same time、~ing、during、withの5つも紹介しました。
over食べ物や飲み物によく使われ、with~を伴って、~という状態でを表す場合に使われます。at the same timeはカジュアルな表現としても使われます。

分詞構文の付帯状況用法を用いた~ingは文章をシンプルに出来るため、英語ニュースや本などでも活用されます。

またduring~の間中のニュアンスですが~しながらと和訳される事もあること、with~を伴って、~という状態でを表す場合に使われることが分かりましたね。

このように各単語によって細かな特性がありますが、まずは最も使われるwhileasから使い慣れてみると良いでしょう。

Keep it up! – 頑張って!







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