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catch upの意味と使い方|後ろにはwith?on?用法や言い換えも知っておこう!

catch up 意味 使い方 言い換え ビジネス

「本日午後からキャッチアップミーティングを開催します!」
「慣れないことも多いだろうし、今週はキャッチアップに専念してくれていいよ~」

ビジネスシーンではすっかりカタカナ語としても定着しつつあるキャッチアップ。
もちろん語源は英語のcatch upです。

実際の英語では、目的語によってcatch up with~やcatch up on~を使い分けたり、受身形で使われたりもします。

catch upは日常会話でもビジネスシーンでもよく登場する語。今回は文法の説明と共に、例文と発音もたくさん紹介しますよ!

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catch upの基本的な使い方

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まずはcatch upの基本的な使い方を例文と一緒に確認しておきます。

追いつく、ついていくイメージでの用法

何かに追いつく、遅れずについていく、といった用法が、catch upのもっともメジャーな使い方です。日本語で使われるキャッチアップも、ほぼこの意味で使われています。

速すぎるよ。追いつけないじゃないか。
You’re too fast. I can’t catch up with you.

昨日学校を休んだが、追いつくのは簡単だった。
Though I was off school yesterday, it was easy to catch up.

兄に追いつくため、彼女は一生懸命に走った。
She ran very hard to catch up to her brother.

追いつく、遅れずについてゆくの意味としては、keep up withkeep abreast ofなどが類義語として挙げられます。

つかむイメージでの用法

catch upを何かをつかんで持ち上げる意味で使う場合もあります。この意味で使われることはあまり多くありませんが、文字通り、catch(つかむ)とup(上に)の組み合わせです。

彼女はカバンを手に取ると、駅へと急いだ。
She caught up her bag and hurried to the station.

この意味ではpick uptake upが類似した表現です。

受け身で使用した時の用法

catch upを受身形にしてbe caught upで使うと、日本語訳のイメージは少し変わってくるので注意しましょう。

彼はひどい交通渋滞に巻き込まれた。
He was caught up in a terrible traffic jam.

捕まえられる⇒事件などに巻き込まれるイメージですね。be(get) involved inなどが類義の表現になります。

メアリーはそのドラマチックな映画にすっかり夢中でした。
Mary was caught up in the dramatic movie.

こちらは、心を捕まえられる⇒何かに夢中になってしまうイメージです。be absorbed inforget oneself、be crazy aboutなどに近いニュアンスに変わります。
 
 
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catch up with~とcatch up on~の違い、使い分けを解説!

withとon、わずかな違いですが、使い分けによって少しニュアンスが変わります。

誰かを追いかけるならcatch up with

誰かを追いかけるニュアンスのとき、前置詞withを一緒に用います。アメリカ英語ではwithの代わりにtoを使った、catch up toもしばしば見かけますが、意味は同じです。直後の目的語には人などの追いかける対象物が入ります。

どうぞお先に。すぐに追いついてみせるさ。
Go ahead, I’ll soon catch up with you.

急げば、次の曲がり角で彼らに追いつけそうだ。
If we hurry, we can catch up to them at the next corner.

仕事などの遅れを取り戻すならcatch up on

遅れを取り戻すニュアンスで使いたい場合は、onと組み合わせるのが自然です。onの直後の目的語には、やるべき仕事などが入ります。

できるだけ早く仕事の遅れを取り戻して下さい。
Please catch up on your work as soon as possible.

寝不足を解消しないと。
I need to catch up on my sleep.

日常会話では訳が変わる?

catch upがフランクな日常会話で登場するときは、もともとの追いつくイメージから発展したニュアンスで使われることもあります。

全部話してよ!

知っている情報にすべて追いつくイメージから、しっかり話す、全部話す、の意味で使う場合があります。

近いうちにしっかり話し合わないとね。
We need to catch up soon.

この例文では言葉通り直訳してしまうと、私たちは早く追いつく必要がある、となります。どう訳すかは、前後の会話の流れにもよります。

近況を教えてよ。
Catch me up on what’s going on.

まだ知らない情報を聞かせてほしい時にcatch upが使われることもあります。この例文ではスラングっぽくcatch me upとしてありますが、だいたい同じ意味です。

誰かと久しぶりに会ったときは?

昔の友人などに久しぶりに再会したときなどに、会っていろいろと話すの意味で使われます。

久しぶりだね!久々に会って話そうよ。
Hi, long time no see! Let’s catch up.

明日家に来てよ。そうすれば会って色々話せるし。
Come to my house tomorrow and we can catch up.

こんな感じです。会話ではさらにシンプルに、会うの意味でも使われ、Catch up later!などだとまたね!みたいなニュアンスになります。
 
 
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日本語として各業界で使われるキャッチアップ

冒頭にも使ってみましたが、キャッチアップはビジネスシーンを中心に、カタカナ語としても受け入れられているように感じます。英語からは少し離れますが、実際にどんな風に使われているか、おまけとして少し紹介しておきます。

【キャッチアップミーティング】
情報収集や人間関係構築を目的とした会議。

【キャッチアップする】
(不慣れな環境などで)基本情報を集め、周囲に追いつくこと。ニュースリーダーなどで関連情報を一気にまとめ読みすること。

おおよそ、catch upの追いつく、遅れずについていくのイメージ通りに使われていますね。

【キャッチアップ配信/キャッチアップ放送】
いわゆる見逃し配信、再放送。

【キャッチアップクロール】
クロールのかき手を前で揃える、練習泳法の一種。
これは水泳を習ったことのある人なら知っているかもしれませんね。水をかいた手がもう一方の手に追いつく感じは、確かにcatch upしてます。

まとめ

catch up 意味 使い方 言い換え ビジネス

いかかでしたか?

日本ではビジネス用語にも思えるcatch upですが、実際の英語では日常会話にも使える便利な表現です。
catch up withとcatch up onの使い分けなども紹介しましたので、とっさの場面でも正しく使えるとcoolですね!







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