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mentionの意味と使い方!間違いやすいポイントを解説

mention

という英単語は、「言及する」「簡単に述べる」という意味です。

最近は、ツイッターのメンション機能など、SNSでも使われる言葉なので馴染みがあるという人も多いのではないでしょうか。

mentionは、ビジネスシーンなどで使われることが多い英単語ですが、文法的に間違えられやすい単語でもあります。

今回は、そんなmentionの正しい使い方を紹介します。

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mentionの意味と基本の使い方

はじめに、mentionの意味をしっかり確認しておきましょう。

英和辞書でmentionを調べてみると以下のような意味がでてきます。

動詞:〜に言及する、〜を述べる、〜をちょっと言う、〜の名をあげる
名詞:言及、陳述

まず押さえておきたいポイントとして、mentionには、動詞と名詞の2つの使い方があるということです。

動詞と名詞では使い方が異なるので、これから実際にそれぞれの使い方を見ていきましょう。

動詞としてのmentionの使い方

まずは、mentionの動詞としての使い方です。

mentionは他動詞(目的語を必要とする動詞)なので、mentionのすぐ後には目的語がきます。

自動詞ではないので、
mention about 〜

と前置詞を入れてしまうと間違いになります。

mentionの意味が、「〜に言及する」なので、ついaboutを入れてしまいたくなりますが、間違いなのでよく覚えておきましょう。

他動詞mentionを使った例文:

彼女は彼の良いところについて触れた。
She mentioned his good point.

彼女はそれが何であるかは言わなかった。
She didn’t mention what it was.

mentionは他動詞なので、基本的にmentionのすぐ後ろに目的語がきますが、誰に述べたのかをはっきりさせるために、

mention to 人(that)〜

という形を使うこともあります。

例文:
彼女は上司にその新しい製品にはいくつかの問題がある可能性があることを述べた。
She mentioned to the boss that the new products might have some problems.

この場合の、mentionの目的語はthat以下の文章になりますね。

sayとの違い

ここまでmentionの使い方を見てきて、
動詞:(〜と言う)
say

と何が違うのか疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

mentionsayも、どちらも「言う」という意味がありますが、mentionの方がフォーマルな場面で使われます。

また、saymentionでは目的語となる対象が違います。

sayの目的語=言っている内容そのもの
mentionの目的語=言っている対象のもの

英語例文:
彼女はこの問題について言った。
She said about this problem.

彼女はこの問題について言及した。
She mentioned this problem.

名詞としてのmentionの使い方

つづいて、mentionの名詞としての使い方です。

名詞のmentionには、言及、陳述という意味があります。

他動詞として使う場合は、
mention about 〜

という形はとらないと説明しましたが、名詞として使う場合は、mention about 〜(〜としての言及)と前置詞を後ろに入れて使うことができます。

例文:
大統領のスピーチの中では、日本とアメリカとの関係性についての言及はなかった。
In the president’s speech, there was no mention about the relationship between Japan and U.S..

他にも、
mention of 〜

で、〜の言及というように前置詞と合わせて使うことができます。

例文:
お金についての言及はなかった。
There was no mention of money.

名詞と動詞の働きがある表現はこちらの記事もおすすめ。

日常英会話でも使えるmentionに関するフレーズ

ここからは、日常英会話でも使えるmentionに関連する便利フレーズを紹介します。

not to mention〜(~ は言うまでもなく、〜はさておき)

彼女はヨーロッパに行ったことがある。アメリカは言うまでもない。
She has been to Europe, not to mention the U.S..

彼はフランス語はさておき、英語も知らない。
He does not know English, not to mention French.

Don’t mention that.(どういたしまして)


Don’t mention that.

これを日本語にすると、そのことには触れなくていいよというニュアンスになり、「どういたしまして」という意味で使います。

このフレーズはカジュアルな場面でも使われます。

as mentioned〜(前述のように)


ビジネスシーンでもよく使われる英語表現です。

冒頭でも述べたように、
As mentioned in the introduction,

彼女が述べたように、
As she mentioned,

as mentioned above

も同じようなニュアンスで、上述の(以上の)通りという意味で使われます。

例文:
以上のように決定しました。
We decided as mentioned above.

まとめ

いかがでしたか?今回はmentionについて紹介してきました。

特に、mentionを動詞として使う場合には、mention about 〜のような使い方をしないという部分は間違いやすいので、しっかり覚えておいてください。

少し堅い印象のmentionですが、日常会話でも使う機会のある単語です。

ぜひ、今回紹介したフレーズを覚えて使ってみてくださいね。







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1件のコメントがあります

  1. 坂屋光裕

    mentionという単語が少し具体的になったような気がします。ありがとうございました。