「女子力」を英語で言うと?Girl’s powerだとニュアンスが違います
今回は日本人が言えそうで、なかなか言い表すことが出来ない英語の1つ「女子力」を表す英語表現を紹介します。
「女子力」といえばここ数年でよく使われるようになった言葉ですよね。
キレイに着飾っている若い女性のことを「女子力が高い」と言ったりします。
この「女子力」ですが、日本語を直訳してネイティブに通じるのか、それとも、別のもっとふさわしい言い回しがあるのでしょうか?
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
直訳だと、フェミニストなイメージ
「女子力」という言葉を直訳すると“Girl’s power”です。
このように訳してしまう日本人の方がほとんどではないでしょうか。
実は、“Girl’s power”というと英語圏の国では、フェミニストな印象を与え、女性の方が男性より有利という印象に聞こえてしまいます。
このように“Girl’s power”と直訳すると日本語で言う「女子力」とは違うものになってしまうのですね。
言えそうで言えない英語はこちらの記事も参考になります
女子力=女性らしさのレベル
では、どのような言い回しをすれば、日本語の「女子力」を言い表せることができるのでしょうか?
「女子力」という表現は、「女性らしさのレベルが高い」と捉えなおすこともできます。
「女性らしさ」は英語で“Femininity”と言います。
“feminine”というと「女性」、“female”が語源となっていますが、“Femininity”というと「女性らしさ」という意味の単語になります。
言えそうで言えない「化粧直し」はこちら
女子力アップ!
では日本語の「女子力」にあたる英語の表現としては「女性らしさのレベル」すなわち、“The level of femininity”となります。
さらに「女子力アップは」「女性らしさのレベルを上げる」と捉えて、上昇させるという意味を持つ“Increase”を用います。
全部つなげると、“Increase the level of femininity”です。
こう表現すると日本語の「女子力アップ」という風なイメージの言葉に聞こえます。
ぜひ、これを見ている女性の皆様、“Please increase the level of femininity”で頑張って下さい。
「女子力」を用いた英語フレーズ紹介
「女子力」を別の英語表現で
(彼女の女子力が高いことは知っているよ)
I think she is so girly.
(みんなメアリーの女子力が高いことは認めているよ)
Everyone admits that Mary is very girlish.
(私は女子力が高い。そうは思わない?)
I have girly quality. Don’t you think so?
(あなたは女子力が高い女の子が好きなの?)
Do you like the girls who have girly qualities?
(女子力を上げる必要なんてない。ありのままでいいんだよ。)
You don’t need to be very feminine. Just be yourself.
(もっと女性(女の子)らしくしなさい)
You should be more feminine.
「女子力の高さ」を具体的に表現
(あなたって、いつもネイルのケア怠らないわね)
You always take good care of your nails.
(いつも服のセンスがいいね)
You always have good taste in fashion.
(料理を習って女子力をアップしたい)
I want to learn how to cook and improve my feminine abilities.
(彼女ってホントお料理上手だよね)
She is very good at cooking.
(彼女って、本当男の子の惹きつけ方を知ってるよね)
She really knows how to attract boys.
男らしいを英語で表現すると?
女性らしいのニュアンスを学んだところで、「男性らしさ」を表現してみましょう!
(彼は、精神的に男らしい人です)
He is a manly man in his own mind.
a man’s man
(日本語の「男の中の男」に該当する表現です)
manly
(「男らしい、男性的な」という意味の形容詞)
a real man
(こちらは「本物の男、一人前の男」という意味)
まとめ
このように、最近できた「女子力」のような日本の俗語でも、その言葉のニュアンスや意味をよく考えてアレンジすると英語で表現できるようになります。
日本語の流行り言葉などを英語にてネイティブに聞かせてあげれば驚きがあるかもしれません。
ニュアンスの違いを理解して使い分けなどができると表現が豊かになりますので、ぜひ使って覚えてみてください。
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。